長野市立博物館特別展示 川中島の戦い

こぼればなし

雨宮の渡し

永禄4年八幡原での激突の前、妻女山に陣を構えた上杉謙信は、武田信玄が籠る海津城から2度の炊煙が立ち上ったのを見て、武田軍の夜襲のあるのを察知しました。上杉軍は妻女山からこの渡しを密かに渡ったといいます。
雨宮の渡しは、昭和の初めに比定され、史跡として整備されました。現在は河道が変わっていますが、ここには、頼山陽の鞭静粛々の碑が建っています。

「雨宮の渡し」の碑

写真提供 : (公財)ながの観光コンベンションビューロー

頼山陽の碑

写真提供 : (公財)ながの観光コンベンションビューロー