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篠ノ井東中学校

印刷用ページを表示する 掲載日:2012年1月11日更新

篠ノ井東中学校


日時:平成23年12月26日(月曜日) 午後2時30分から午後4時00分
場所:篠ノ井東中学校
意見交換参加人数:9名(学校長、教頭、教諭2名、生徒代表5名) 

自分と向き合う「無言清掃」

 生徒の皆さんが廊下を無言清掃している様子。

 篠ノ井東中学校(篠ノ井小森、生徒数461名)は、日頃から全校で「無言清掃」に取り組んでいます。校内の清掃を無言で、ひたむきに行うことで、自分自身と向き合い、自ら判断できることや、自分をコントロールできることを目指しています。この取り組みは県内外からも注目されており、毎年多くの学校が視察に来ているそうです。

 今回の移動市長室は、篠ノ井東中学校を訪問し、無言清掃を視察させていただきました。また、5人の生徒代表の皆さんと、日頃の活動などについて意見交換を行いました。

黙想から始まる清掃

 生徒の皆さんが教室で黙想している様子。

 私が訪問したこの日は学期末大掃除が行われており、生徒の皆さんは皆、引き締まった表情で、清掃の準備をしていました。やがて「黙想開始」の校内放送が流れると、それぞれの教室で清掃前の黙想が始まりました(写真)。これは、精神を集中して真剣に清掃に取り組むため、清掃前の2分間、必ず行われているそうです。

 黙想の後、一斉に清掃が始まりました。先生も生徒と一緒に清掃を行います。無言清掃ですから、私語は一切ありません。静かな校舎内に、生徒たちがてきぱきと体を動かす音だけが、心地よく響いていました。

生徒代表と意見交換を行いました

鷲澤正一市長が生徒代表の皆さんと意見交換している様子。

 無言清掃の視察後、生徒会の正副会長および整美委員会の正副委員長と意見交換を行いました。日頃の無言清掃について、「どこに汚れがあるかを自分で考え、一緒に清掃している友達の心を察するように心掛けている」、「周りの人の心をくみ取ることで、社会に通用する人間として成長したい」といった発言がありました。生徒たちが語る無言清掃への意気込みはどれも大変頼もしく、うれしく思いました。

 また、「人が見ていないところで真剣に取り組めていない生徒も一部いることが課題」という意見もありました。

無言清掃で培った集中力を生かして

生徒代表の皆さんが意見を述べている様子。

 意見交換では、将来の目標や進路についても話題になりました。「まずは正社員を目指したい」という意見に対して、「自分が将来何をしたいかという意識を持つことが大切。無言清掃で培った集中力で、20歳から30歳代の間に、一生の仕事を決めた方が良い」とアドバイスしました。

 「どうしたら効率良く勉強できるか」との質問には、私の中学時代のエピソードを紹介しながら、「負けず嫌いな気持ちで、やる時は徹底的に、必死になって頑張ることが大切」とお話ししました。

 このほか、市町村合併の効果やデメリットについての質問もありました。

終わりに

鷲澤正一市長が話している様子。

 本日は、皆さんが一糸乱れず、一生懸命清掃している姿を見させてもらい、感謝しています。篠ノ井東中学校の校舎は、耐震化のため、平成25年の春から解体工事を行います。毎日心を込めて清掃してきた校舎が解体されることは、皆さんにとって大変寂しいことと思いますが、これからも、校舎への愛着や感謝の気持ちを込めて、清掃に取り組んでいただきたいと思います。清掃という、きれいごとでは済まないことに懸命に取り組むことは、尊い修養の機会であり、将来皆さんが社会に出た時に必ずプラスになります。これからも、頑張ってください。

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