教育長あいさつ

長野市教育委員会教育長 堀 内 征 治
皐月 - 新緑そして薫風に、新たな感動が呼び起こされます
先月末に、友好都市締結30周年記念事業訪問団の一員として、中国・石家庄市を訪れました。約1,000万人口の大都市が目覚しい発展を続けており、エネルギッシュな息吹に感嘆するとともに、一方で、長野市の素晴らしさも再認識してまいりました。殊に、水や空気のおいしさに代表される(私たちが当たり前と思っている)良好な環境は、「誇り」であると感じました。このような自然と文化あふれる郷土で、教育に関われることに改めて感謝の念を抱いた次第です。
長野市教育振興基本計画を策定しました
「長野市教育振興基本計画」が、平成24年3月22日の臨時教育委員会、4月3日の長野市部長会議で決定され、正式にスタートしました。
この計画は、昨年12月に改訂しました長野市教育大綱の基本理念である「明日を拓く深く豊かな人間性の実現」を図るために、平成28年度までの、今後5年間に取り組む施策を定めたもので、今回初めて策定しました。
この計画には、これからの長野市教育の進む道筋を明らかにするために、教育分野それぞれの施策の在り方や、目指す内容を盛り込みました。
具体的には、教育施策の4つの基本的方向、つまり、教育施策推進の柱となるものと、そこにつながる10の基本施策と27の施策を定めています。
4つの基本的方向は次のとおりです。
1 次世代を担う子どもたちの「生きる力」の育成
2 地域に支えられ、親と子が共に学び育ち合う環境の充実
3 生きがいを求め、社会に参画する力を高める学びの機会の拡充
4 多彩な文化・スポーツ遺産を継承・創造し、全ての市民が享受できる文化力の向上
この基本的方向の下、「学校」「家庭」「地域」「生涯学習」「文化芸術」「スポーツ」のそれぞれの分野において、教育に求められているもの、教育が果たす役割を明らかにして、施策に取り組む視点を示しました。
計画の具体的な内容につきましては、ホームページに掲載しておりますので、ぜひ、ご一読ください。 (http://www.city.nagano.nagano.jp/site/kyouiku/52431.html)
長野市教育の発展のために、市及び市教育委員会は、誠心誠意取り組んでまいりますが、市民の皆様のご協力をいただきながら、長野市教育大綱の主文にありますように「市民の皆様とともに」、基本理念「明日を拓く深く豊かな人間性の実現」を目指してまいりますので、よろしくお願いいたします。
第14回長野オリンピック記念長野マラソンが開催されました
4月15日に、第14回長野オリンピック記念長野マラソンが盛大に開催されました。昨年は東日本大震災等の影響により、残念ながら大会直前に中止となってしまいましたが、今年は昨年の出走予定者を中心に、県内外から、そして海外から、過去最多の8,769人のランナーが出場し、春の日差しあふれる長野を駆け抜けました。
優勝は、男子はケニアのフランシス・キビワット選手で2時間9分5秒の大会新記録、女子はポーリーヌ・ワングイ選手で2時間34分22秒のタイムでした。お二人とも初優勝であり、ご夫婦そろっての優勝ということです。喜びもひとしおのことでしょう。おめでとうございます。
また、ランナーの皆さんには、おもてなしの心がいっぱいの長野を大いに楽しんでいただけたものと思っております。本市といたしましても、この大会を大切にしていきたいと思っていますので、来年も是非ご参加いただき、大会を盛り上げていただきたいと思います。
終わりに、大会の運営に当たりご尽力いただきました関係の皆さん、そして、沿道から温かい声援を送ってくださった多くの皆さんに、心から感謝申し上げます。
大室古墳館が開館しました
4月1日に、冬期閉館していた大室古墳館が開館しました。大室古墳群は、松代町大室を中心として分布する、主に古墳時代中期から後期(5~7世紀)ころに造られた、約500基の古墳群の総称です。
石を積み上げて造った「積石塚(つみいしづか)」と呼ばれる古墳や、「合掌形石室(がっしょうがたせきしつ)」と呼ばれる特殊な埋葬施設が集中していることから、ほかに例を見ない遺跡として、その一部が平成9年に国の史跡に指定されました。
休館中に、3基の古墳修理、古墳の説明板や園内の案内板の設置及びウッドチップによる古墳周遊園路の再整備を行いました。より見学がしやすく、楽しんでいただけるようになりましたので、若葉の爽やかなこの季節に、是非、見学にお越しいただきたいと思います。