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臨床検査係・血液検査項目解説

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  • 更新日:2012年4月25日更新

生化学検査

 肝機能

AST(GOT):アスパラギン酸トランスアミナーゼ

 心臓、肝臓、腎臓、筋肉などに多く含まれ、これらの臓器が障害を受けると血中濃度は上昇します。心筋梗塞、肝障害(肝硬変等)で高値を示します。

ALT(GPT):アラニントランスアミナーゼ

 肝臓に多く含まれ、肝障害で高値を示します。

γ-GTP:γ-グルタミルトランスペプチダーゼ

 閉塞性黄疸や肝障害などで上昇し、飲酒によっても上昇します。

ALP:アルカリホスファターゼ

 リン酸化合物を分解する酵素で、肝臓、骨、胎盤に多く含まれます。肝胆道系の疾患(胆石など)、骨折や妊娠によって上昇します。

血中脂質

T-CHO:総コレステロール

 細胞膜やホルモンなどを合成する材料として必要不可欠なものです。しかし、血液中に多くなりすぎると動脈硬化の原因になります。家族性に高い場合もあります。

HDL-CHO:HDLコレステロール

 一般的には善玉コレステロールと呼ばれ、末梢組織からコレステロールを取り除く働きをします。低Hdコレステロール血症は虚血性心疾患や脳血管疾患など動脈硬化性疾患の危険因子とされています。

LDL-CHO:LDLコレステロール

 一般的には悪玉コレステロールと呼ばれ、動脈硬化促進作用が強く、狭心症や心筋梗塞など冠動脈疾患の重要な危険因子とされています。

TG:中性脂肪

 食物として摂取される脂肪の大部分は中性脂肪で、エネルギー源となります。動脈硬化の危険因子として注目されています。糖尿病や肥満など糖・脂質代謝異常を起こす疾患で診断や治療の効果判定に利用されます。

蛋白

TP:総蛋白

 全身の状態を見る指標となります。

ALB:アルブミン

 全身の栄養状態を示す指標で、低栄養状態では低下します。

腎機能

BUN:尿素窒素

 蛋白質の最終代謝産物です。腎機能障害で増加します。また、脱水、出血等により増加することもあります。

CRE:クレアチニン

 筋肉が活動したときにできる物質です、腎臓から排泄されます。一日に作られる量は筋肉量により一定ですので、腎機能の判定に利用されます。腎臓の機能が低下すると血液中に増えてきます。

尿酸

UA:尿酸

 肉・豆・貝などたんぱく質が豊富な食物はプリン体がたくさん含まれています。このプリン体から核酸が作られ、尿酸になります。尿酸が増えすぎると関節に沈着し、痛風の原因となります。

糖代謝

GLU:血糖

 生体の重要なエネルギー源でインスリンなどの各種ホルモンにより調節され、血中の濃度はほぼ一定に保たれています。調節機能に支障をきたすと血糖値は異常となり、糖尿病では高値を示します。

HbA1c:ヘモグロビンエーワンシー

 グルコースが赤血球中のヘモグロビンに結合したものです。赤血球の寿命は120日ですので、HbA1cは過去2ヶ月の血糖値の平均を表します。血糖コントロールの指標として測定されます。

血液検査

RBC:赤血球数

 酸素や二酸化炭素の運搬や血漿のpHの調整に関与しています。脱水、新生児、慢性肺疾患、真性赤血球増加症などで増加し、各種貧血で低下します。

WBC:白血球数

 白血球は好中球・好酸球・好塩基球・リンパ球に分類され、貪食能、殺菌能、免疫機能などを持った細胞です。急性感染症、慢性白血病などで高値を示し、薬物・再生不良性貧血・悪性貧血・放射線照射などで低値を示します。

Hb:血色素(ヘモグロビン)量

 赤血球の赤さのもととなる色素で、酸素や二酸化炭素の運搬を行います。貧血の有無を調べるのに役立ちます。

Ht:ヘマトクリット

 全血液中に占める赤血球容積の割合。貧血の程度を知る上で役立ちます。

Plt:血小板数

 血小板は止血に関与し、その数や機能の異常は出血や血栓の原因となります。慢性骨髄性白血病・本態性血小板血症・出血・鉄欠乏性貧血・感染症・炎症・悪性腫瘍などで増加します。再生不良性貧血・急性白血病・播種性血管内凝固症候群など血液疾患で減少し、また重症な肝障害の場合や脾臓の機能が亢進している時にも減少します。

MCV:平均赤血球容積

 赤血球1個の体積。貧血の分類に役立ちます。大きい場合を大球性、小さい場合を小球性、どちらでもない場合を正球性といいます。

MCH:平均赤血球血色素量

 赤血球1個に含まれるヘモグロビンの量。

MCHC:平均赤血球血色素濃度

 赤血球1個に含まれるヘモグロビンの割合。貧血の分類に役立ちます。



※ 各検査項目の測定値は、検査施設及び検査方法によって異なります。
   参考基準値(正常値)については、かかりつけ医等におたずねください。
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