ページの先頭です。
メニューを飛ばして本文へ
-
-
-

検索コーナー

結核 Tuberculosis

  • 印刷用ページを表示する
  • 更新日:2016年7月14日更新

結核は過去の病気ではありません

かつては「亡国病」と恐れられた結核も、国をあげて予防対策や治療に取り組んだ結果、患者数は激減しました。

しかし昨今、人々の結核に対する関心が低下し、受診・診断が遅れたり、多剤耐性結核※により治療が難しくなる患者が発生するなど、結核を取り巻く環境は変わってきています。その結果、近年は結核患者の減少が鈍化しています。

2015年の日本における新結核登録患者数は約18,000人、結核罹患率は人口10万人あたり14.4人でした。10人以下となっている欧米先進国に比べまだまだ日本の結核は多く、世界の中で依然「中まん延国」とされています。早期発見・早期治療は、本人の重症化を防ぐためだけではなく、大切な家族や職場等への感染拡大を防ぐためにも重要です。結核を知ることが、予防への第一歩となります。

※多剤耐性結核:標準療治療に使用される抗結核薬のうち、最も強い治療効果を持っているリファンピシンとイソニアジドが効かない結核菌のこと。

感染経路は「空気感染」です

結核を発病した人がせきやくしゃみをすると、しぶきに含まれる結核菌が空気中で飛び散り、それを他の人が吸い込むことにより感染します(空気感染)。

なお、結核菌を吸い込んでも必ず感染するわけではなく、多くの場合抵抗力により追い出されますが、体内に結核菌がしぶとく残り、感染が成立する場合があります。

「感染」と「発病」は異なります

感染とは、吸い込んだ結核菌が肺に定着した状態を言います。この状態では、周囲へ感染させる心配はありません。

一方発病とは、結核菌が体内で増えて病気を引き起こした状態を言います。

発病初期には咳や痰の中に結核菌が出ませんが、結核の進行に伴い、咳や痰の中に結核菌が排菌され、排菌量が増えると他の人にも感染させるようになります。

なお感染者のうち、感染から半年~2年程度の間に発病する人は約10%、感染後数年~数十年後に発病する人は約20%、残りの約70%は一生発病しないと言われています。

症状(発病した場合)は、風邪と似ています

せき・たん・発熱などの風邪様症状が2週間以上長く続くことが大きな特徴です。その他、体重減少・食欲低下・身体のだるさなどの症状が出る場合もあります。

なお、せき・たん・発熱などの目立った症状がなく発病する場合もあります。

長期の内服治療が大切です

標準的には、3~4種類の薬剤を6~9ヶ月内服します※。

結核菌はゆっくり分裂するため、排菌の有無に関わらず、せき・たんなどの症状が消えた後も、決められた期間毎日忘れず内服を続けることが大切です。

※基礎疾患や内服途中の副作用出現などにより、内服期間が9ヶ月を超える場合もあります。

結核の予防・早期発見のためにできること

  • せきやたんなどの症状が2週間以上続いたら、早めに医療機関を受診しましょう。
  • 結核感染後の発病は、免疫力の低下や疲労の蓄積などが誘引になります。免疫力を保つため、バランスの良い食生活と十分な睡眠、適度な運動を心がけましょう。また、タバコは吸わないようにしましょう。
  • 成人は、結核に限らず様々な肺疾患の早期発見のためにも、年1回は胸部エックス線検査を受けましょう(なお、65歳以上の人は、胸部エックス線検査を年1回受ける義務があります)。
  • BCGは、小児が感染した場合の重症化を予防する効果があります。定期予防接種の年齢内(生後3ヶ月~1歳未満の間。標準的には、生後5ヶ月~8ヶ月未満)に必ず接種を受けましょう。

※BCGは、結核の感染自体を予防することはできません。また、成人がBCG予防接種を打っても、結核に対する予防効果は高くないと言われています。

結核に関して不安なことは、保健所へご相談ください

感染症法に基づき、結核と診断した医師は直ちに保健所へ届け出る義務があります。

住所地の保健所保健師は、届出をもとに患者に連絡をとり、訪問支援等を行います。また、必要に応じて、患者と接触のあった人の感染や発病の有無を確認する接触者健康診断を実施します。

結核に関して不明・不安な点がありましたら、最寄りの保健所へご相談ください。

 

より良いホームページにするため、皆さまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?

このページに対するご意見・ご要望を記入してください(個人に関する情報は記入しないでください)。
なお、お答えが必要なご意見等はこちらではお受けできません。直接担当部署または市へのご意見・ご提案へお願いします。

※いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします

このページに関するお問い合わせ先
〒380-0928 長野市若里6丁目6番1号
感染症対策担当
Tel:026-226-9964
Fax:026-226-9982
前のページに戻る ページトップに戻る