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動物由来感染症詳細

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  • 更新日:2013年10月23日更新

代表的な動物由来感染症


狂犬病(犬、猫、フェレット、コウモリなどの哺乳類)

狂犬病に感染した動物の咬傷によって感染する人の脳神経系のウイルス病です。日本、英国、オーストラリアやニュージーランドなどを、除いて、全世界的に発生しています。すべての哺乳類に感染します。発病するとほとんど致死的な経過をたどります。

◎症状

☆動物:潜伏期は、動物の種類、年齢、咬傷部位、あるいは流行株の病原性の程度によって違います。犬、猫と豚では、20~60日 、また牛や馬では30~90日と言われています。

攻撃的になるとともに、麻痺、神経錯乱、筋肉のけいれん発作等の神経症状が現れ、よだれを多量に流した状態となります。脳炎の進行にともない死亡します。

☆人:潜伏期はおおよそ30~60日で、咬傷部位が頭部に近いほど早く発症します。前駆症状として、全身違和感や咬傷周囲の知覚過敏がみられ、その後、筋肉の緊張が亢進し、水を飲むときにけいれんが起こります。このため、飲水が困難となり、水を恐れ、いわゆる、恐水症となります。さらに、運動麻痺と、昏睡の後、呼吸麻痺で死亡します。

◎予防法

  • 犬へのワクチン接種
  • 犬等の輸入時の検疫
  • 野犬の捕獲

Q熱(牛、犬、猫など)

家畜は、病原体を持ったマダニの吸血により不顕性感染し、人への感染源となります。人は感染動物の糞尿から感染します。汚染された肉や牛乳の飲食でも感染します。

◎症状

☆人:潜伏期は2~3週間で急激な発熱、頭痛、関節痛、胸痛やせきなどを示し、インフルエンザ様症状を現わします。

◎予防法

野山などで肌の露出を避け、虫除け剤を塗布すると共に、犬等の感染にも注意をはらう。


パスツレラ症(犬、猫など)

犬や猫の咬傷によって感染します。哺乳動物や鳥類の上部気道に感染して、肺炎などの原因になります。

◎症状

☆動物:猫や犬では不顕性感染が主ですが、時には猫の肺炎例もあります。

☆人:(1)動物に咬まれたり、引っかかれたことによる局所化膿。(2)呼吸器感染症(3)血症や髄膜炎などの全身感染症の3型があります。咬・掻傷部位は発赤腫脹し、疼痛があります。多くは局所に限定されますが、まれに深部組織に波及した腱鞘炎や骨髄炎の例もあります。

◎予防法

犬、猫に咬まれたり、引っかかれたりすることを防ぐ。


レプトスピラ症(ネズミ、犬、豚、牛など)

レプトスピラの感染による熱性全身性疾患で、動物に広く発生しています。

犬の重要な伝染病です。

保菌動物が排尿汚染した水や環境によって、他の動物や人間が感染します。

◎症状

☆動物:犬は出血性胃腸炎と潰瘍性口内炎を伴う腎炎を主徴とします。急性病型(出血型)では、高熱、臓器出血をきたし、2~3日で死亡します。また、黄疸と胆汁色の蛋白尿を排出する亜急性の黄疸型や、不顕性感染を示す無症状型もあります。ネズミはほとんど無症状で生涯保菌し、尿中に排菌します。

☆人:潜伏期は7~10日。主徴は、黄疸、出血、蛋白尿です。黄疸と腎障害を伴う重症例もあります。

◎予防法

  • 汚染での、野外作業者は、地表水や土壌に体表をさらさないようにし、自然水は飲まない。
  • 犬にワクチン接種を行う。

トキソプラズマ症(猫、豚など)

後天的には感染動物の肉や臓器を加熱不十分なままに摂食することにより感染します。また粘膜、創傷感染もあります。先天性感染は、母胎より胎児の胎盤感染がおこります。先天性感染は妊娠中の初感染母体だけに認められます。

◎症状

通常、成人は無症状が多く、発病したときは、発熱、肝、脾、リンパ節の腫大、肺炎、心筋炎、脳炎、脈絡膜網膜炎などの症状もあります。先天性感染では、妊娠時期の感染状況により多少異なりますが、脳水腫、精神障害、発育障害などのほか、しばしば流産、死産をおこします。

◎予防法

  • 食肉の加熱調理の徹底
  • 本症に感受性のある猫の取扱に注意する。

トキソカラ症(犬、猫)

犬回虫や猫回虫の感染が原因です。世界的に広く分布しており、特に幼獣に多く寄生しています。

犬及びねこの感染幼獣の排泄物が感染源となります。長期間土壌中での生存可能で、土壌汚染は人への感染を容易にしています。感染は汚染土壌からの経口的感染のほか、手指の汚染、食物の汚染も原因となります。

◎症状

人の症状は寄生部位により異なります。通常、低年齢層(幼児)に発生が多く、脳、肝臓、眼球、心臓、筋肉組織に移行して病害を与えます(幼虫臓器移行症)。微熱、発咳、倦怠、食欲不振などの軽い症状から、肝腫大、心不全、肺浸潤、ネフローゼを発することもあります。脳実質に侵入した場合には、全身性けいれん、てんかん発作、脳脊髄膜炎など、重症となる。眼寄生では、視力低下、失明(網膜損傷)などの症状が出ます。

◎予防法

  • 犬、猫に駆虫薬をあたえる。
  • 幼児が犬ねこに接触した後、土壌に触れた後等は、手洗いの徹底を行う。

オウム病(鳥類)

オウム病クラミジアに感染したオウム、インコや、ドバトなどから感染する、人の呼吸器感染症です。本クラミジアは鳥類を自然宿主にして世界的に分布しています。

人は、愛玩鳥との濃厚接触によって、経気道的に感染します。

◎症状

☆動物:成鳥では無症状で経過する場合が多いですが、ひな鳥では感受性が高く、親鳥から感染します。初期症状として、元気喪失、食欲不振を示し、羽を垂れ、慢性の下痢をします。

さらに、衰弱、敗血症や呼吸困難などをおこして、1~2週間で死亡します。致命率は50~90%にも達する場合があります。

☆人:感染鳥の排泄物、汚染した羽毛や、塵埃などを吸入して感染します。潜伏期は1~2週間で、高熱と呼吸器症状を現わし、2~4週間の経過で重篤な肺炎を起こす場合があります。

◎予防法

  • 口移しで餌を与えない
  • 鳥かご、餌箱をこまめに清掃する。
  • 糞は、すぐに処理する

サルモネラ症(ミドリガメ等のハ虫類)

サルモネラを原因菌とする感染症で、通常、サルモネラに汚染された食品を食べることにより胃腸炎症状を呈する食中毒を引き起こします。また、ハ虫類などの動物との接触後、手指などを介して、口からサルモネラが身体に入ることにより感染し、発症する場合があります。

◎症状

サルモネラによる症状は多岐にわたりますが、通常見られるのは急性胃腸炎症状です。通常は8~48時間の潜伏期間を経て発症します。また、まれに、小児では意識障害、けいれん、高齢者では急性脱水症状、さらに細菌が血液に侵入し重症化することがあります。

◎予防法

  • 飼育水を交換する場合は、食品や食器を扱う流し台などを避け、排水により周囲が汚染されないよう注意してください。
  • 飼育中のハ虫類を飼育槽から出して自由に徘徊させたり、台所等の食品を扱う場所に近づけたりしないように注意してください。
  • カメなどのハ虫類をはじめ、動物を触った後には必ず十分に手指を石けんを用いて洗浄してください。

◎より詳しく知りたい方はこちらをご覧ください。

「ミドリガメ等のハ虫類の取扱いQ&A」(厚生労働省のサイトへリンク)


ブルセラ症

 ブルセラ症はブルセラ属菌の細菌による人獣共通感染症です。様々な動物がこの病気に感染することがあり、稀にヒトにも感染します。また、同じブルセラ属菌でも動物によって感染する菌の種類が違います。

 この病気に感染しているヒツジ、ヤギ、ウシ、ラクダなどの乳は菌の汚染が認められ、ヒトは、これら動物の加熱処理していない生乳やチーズなどから感染することが多いとされてます。

 

 ◎症状

 

 イヌがこの病気にかかると、雄では精巣炎、雌では死流産がみられることがあります。ヒトは、軽症では風邪のような症状を示し、全身の筋肉痛、倦怠感を示すことがあります。重症では、肝臓の腫大、心内膜炎、肺炎、骨髄炎などがみられることもあります。

  しかし、感染したイヌの、感染源となる血液や精液、胎盤などに触れるといった特殊な場合を除き、感染したイヌからヒトへ感染する機会は極めて少ないです。

 

◎予防法

  •  食べ物の口移し、食器や箸の共用はしない。
  • イヌに触れた後はしっかり手洗いをするなどしましょう。また、万が一イヌが死産、流産した場合などは獣医師に相談し、胎盤などの汚物に直接触れないようにしましょう。

◎より詳しく知りたい方は、こちらをご覧ください。

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