更新日:2022年12月13日
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広報ながの2022年11月号掲載記事
コロナ禍の生活で「家飲み」の機会が増え、飲酒の量が増えていませんか。お酒は、少量なら気持ちをリラックスさせる作用などがありますが、過度な飲酒が続くと、健康問題や社会問題の原因となります。問題が起きないように、お酒と上手に付き合いましょう。
アルコールには、食欲を増進させる作用があり、おつまみに高カロリー、高脂肪、高塩分のものを多く食べると肥満を招きます。また、お酒も適量を超えて毎晩飲むと、肝臓で中性脂肪がたくさんつくられ、内臓脂肪がたまりやすくなり、メタボリック症候群の原因になります。
「脂肪肝」になると、肝臓の機能が低下し、そのまま過度な飲酒を続けていくと肝炎や肝硬変を引き起こす可能性があります。また、肝臓の病気だけでなく、食道がん、高血圧、胃潰瘍、痛風、糖尿病など、さまざまな病気の原因にもなります。
依存症になるとお酒をやめたくてもやめられず、飲み方のコントロールができなくなり、時間や場所を選ばず飲んでしまいます。また、アルコールが切れると、手の震え、不眠、イライラするなどの症状がでてきます。症状を抑えるため、また飲んでしまうという悪循環が起こります。
市保健所健康課や各保健センターでは、お酒のことで悩んでいる人やその家族からの相談に応じています。お気軽にご相談ください。
市保健所健康課
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