更新日:2022年12月13日
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広報ながの2022年11月号掲載記事
歯周病とは、歯肉が炎症を起こし、歯を支える歯槽骨が溶けてしまう病気です。この病気が進行すると、心疾患や糖尿病、早産や低出生体重児出産を引き起こす可能性があるなど、体にさまざまな悪影響を及ぼします。
糖尿病になると、免疫機能の低下や血流の悪化、唾液の減少などにより、歯周病になりやすいといわれています。一方、糖尿病の人の歯周病が悪化すると、歯周組織から分泌された炎症物質が、血糖値をコントロールするインスリンの働きを妨げ、糖尿病が悪化します。このように歯周病と糖尿病は密接な関係にあります。
歯ブラシの毛先を歯の面にしっかり当て、小刻みに横磨きをしましょう。歯と歯の間は、デンタルフロスや歯間ブラシを使いましょう。
甘い物の食べ過ぎに注意し、バランスの良い食事をよくかんで食べましょう。よくかむと唾液の分泌が増え、細菌の繁殖を防いでくれます。また、ゆっくり食事をすることで、血糖値の上昇が緩やかになります。
かかりつけ歯科医を持ち、定期的に受診することが大切です。歯科医師や歯科衛生士に口の中をチェックしてもらい、歯石の除去や歯磨きの方法などのアドバイスを受けましょう。
市保健所健康課
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