更新日:2023年1月27日
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広報ながの2022年12月号掲載記事
急激な温度変化が起こりやすい冬の入浴は、思わぬ危険があります。入浴中の死亡者数は、交通事故よりも多いということが分かっています。
暖かい場所から寒い脱衣所などに移動すると、温度変化に対応するため血管が縮んで、血圧が上昇します。その後、湯船でお湯に漬かると血管が広がり、血圧が低下します。この急激な血圧の変化によって、血管や心臓に大きな負担がかかり、意識喪失や脳梗塞、心筋梗塞などにつながる恐れがあります。
ヒートショックはお風呂だけではなく、温度差がある場所の行き来で起こりやすいといわれています。
季節によらず長湯や高温での入浴で、体温が40度を超えると、めまいや意識障害などの熱中症のような症状が出て、転倒や溺死の事故につながります。
高齢者は、暑さ寒さに対する感覚が鈍くなっているため、体はのぼせていても、感じにくく、気付かないうちに重症化してしまうことがあります。
(出典 政府広報オンライン)
市保健所健康課
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