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更新日:2023年1月27日

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市長エッセー

広報ながの2022年12月号掲載記事

~共にある、暮らしの中で~ 市長エッセーvol.10

スマホ*を使った支払いサービス、スマホ決済を体験してみた。マイナンバーカードの健康保険証としての利用申し込みと公金受取口座の登録をしたことで1万5千円分のポイントが付いた。それを使ってみようと思い付いたのだ。

実は、スマホを使った支払いはこれまでしたことがなかった。社会全体で、スマホ決済という仕組みが加速する中、これまで現金かクレジットカードで支払いを済ませてきて、不便も感じてこなかった。ただ、使い方が分からない、というのが本音。とはいっても周囲を見れば、スーパーで、コンビニで、タクシーで、スマホをかざして支払いを済ませる人たちの姿。ひそかに、憧れていた。いつか自分もスマートに支払いをしてみたい・・。しかし、初体験というものは、いや応にも緊張するものだ。うまく使えない姿をさらすのは恥ずかしい。周囲の目が気になる。

そんなためらいを抱えた日々が続く中、ついにスマホ決済デビューのチャンスが到来した。

先日、クリーニング店に行った時のこと。目に入ったのはスマホ決済の表示。私以外に客はいない。店員さんも一人だ。この時を逃すわけにはいかない。「あのー、スマホで支払いできますか?初めてなので使い方を教えてください。」

店員さんは、勇気を振り絞った私の様子を一切気に留めず、使い方を教えてくれて、あっという間に支払い完了。初体験はあっけなく終わったが、その便利さに感動すら覚えた。

以来、スマホを使った支払いが増えてきた。財布の中身も気にならなくなった。そして何よりも、自分もデジタル化の波に、わずかでも乗れたことのうれしさを感じている。デジタル社会のさらなる進展を望むが、「今さら聞けない」という人たちへのちょっとした背中のひと押しも大事だと感じているのは、臆病な私だけか。いやいや、「私もなかなか聞けなくて」という人も多いのでは。思い立ったときに、勇気を出して一歩踏み出してみてはいかがだろうか。

*スマホ…スマートフォン

マイナンバーカード特集記事」もご覧ください。

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広報広聴課広報担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎5階

ファックス番号:026-224-5102

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