更新日:2023年1月27日
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広報ながの2022年12月号掲載記事
今年は天候に恵まれ、例年に比べて大きな実がなりました。収穫を間近に控えた市内のリンゴ農家にお話を伺いました。
共和園芸農業協同組合 越川洋子さん「とっても大きな実がなりました」
そう笑顔で話すのは、篠ノ井地区でおよそ1ヘクタールのリンゴ農園を営む越川洋子さん。
越川さんはリンゴの中で、自身も栽培するシナノゴールドが一番好きだそうです。シナノゴールドの魅力を語っていただきました。
消費者には甘いシナノスイートが人気ですが、生産者にはシナノゴールドが人気ですね。シナノゴールドはシャキシャキとしていて、適度に酸味もあって、とにかく飽きないんです。口に入れた時の最初のインパクトは、リンゴの中で一番だと思います。あと、包丁を入れた時にパッと割れるのがうれしいです(笑)。
昨年、一昨年は、台風や霜の影響で不作に苦しみましたが、今年は見事に豊作だそうです。
今年は大きな台風がなく、適度に雨が降りました。天候に恵まれたおかげでとても大きな実がなりました。出来は上々です。
シナノゴールドは、天候に左右されやすく、また傷が目立ちやすいため、廃棄が出てしまうことも多い品種です。そんな中でも、越川さんは近所のリンゴ農家同士で声を掛け合い、一緒に頑張っているそうです。
私が自分の年齢を話すと「若いね~!」って言われるんですよ(笑)。この辺には80・90代になっても、はしごに登ってリンゴを収穫している人がたくさんいます。周りがみんな頑張っているから自分も頑張ろうって、ああなりたいって思いますね。
最後に市民の皆さんへ、リンゴのPRをお願いしました。
リンゴをおいしくするコツは「じっくり」と育てることです。私たちがじっくりと手をかけて育てたリンゴは、とってもおいしいですよ!ぜひ食べてみてくださいね。
終始笑顔で楽しそうにインタビューに答えてくれた越川さん。インタビュー当時(10月下旬)は、シナノゴールドの本格的なシーズンを前に、収穫を待ち望んでいる様子でした。
長野のリンゴは他にも、秋映(あきばえ)やシナノスイートなど、おいしいものばかりです。「一日一個のリンゴは医者知らず」のことわざに倣い、地元で採れたリンゴを食べて、寒い冬を健康に過ごしましょう!
文責:広報広聴課
広報広聴課
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