更新日:2023年1月31日
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広報ながの2023年1月号掲載記事
「自分たちの地域は自分たちでつくる」という考えの下、市内全地区の住民自治協議会が本格的にスタートしてから10年以上が経過しました。各住民自治協議会では、地域の実情に合わせた特色ある活動を主体的に展開しています。
8月1日の早朝、市役所西側広場「桜スクエア」に、子どもから大人まで250人が集まり、荻原市長と一緒にラジオ体操を行いました。これは市長の「第三地区にある桜スクエアをもっと活用してほしい」という提案から企画した催しです。参加した子どもたちは、講師の大石美雪先生(全国ラジオ体操連盟指導委員)の模範演技に歓声を上げたり、市長と交流をしたりして、大いに盛り上がりました。この様子はテレビでも放映され、話題となりました。
第三地区全員集合!荻原市長とラジオ体操
中条地区との交流事業「親子農業体験」を3年ぶりに開催しました。6月に開催した田植えと安納芋の苗植えには、200人が参加しました。秋には芋堀り体験を行い、収穫した芋を焼き芋にしました。採れたての芋を使った焼き芋は、甘くて格別でした。
これからも親子農業体験のような、子どもたちの思い出に残るような事業を企画・実施していきます。
親子でたくさんの安納芋を掘りました
三輪地区住民自治協議会で作成した「てくてく三輪まち歩きガイドマップ」を手に、地元住民のガイドによる「ぐるっと区境四ツ石・城東区まち歩き」を開催しました。
この催しは、マップに記載された区の境をたどりながら、昔の橋や美和神社の参道などを巡るツアーです。区の境を歩くことで新たな発見があることに加え、郷土史の一端に触れることもできるため、参加者にとても喜ばれています。
四ツ石区と城東区の境を歩く参加者
三登山、山地、丘陵、扇状地と、さまざまな地形を持つ若槻地区の「多彩な自然」に目を向け、触れ、その大切さへの理解を深める事業として、平成27年度に「若槻自然遺産ガイドマップ」を刊行しました。現在、ガイドマップの活用促進と自然遺産の維持保全のため、ため池や湧き水、古木、奇岩などの自然遺産を半日で巡るコースの作成を目指し、住民とともに各コースの現地調査を実施しています。
三登山林道にある白い岩
防災ステーションの建設に先立ち、長沼城跡の発掘調査が行われています。長沼歴史研究会や県埋蔵文化財センターなどの協力を得て「調査報告会」や「体験発掘」なども行っています。8月には「夏休みおやこ発掘体験」を企画し、小学生と保護者を対象に発掘体験・遺跡見学を行いました。子どもたちは作業員の間に入り、両刃鎌で土を掘り、炭や土器のかけらなどが出ると目を輝かせて、作業員やセンター職員に質問をしていました。
夏休みおやこ発掘体験の様子
小田切八景制定110年を記念し、切り絵作家の柳沢京子さん創作の「小田切八景切り絵展」を開催しました。切り絵の原画8点をメインに、地区の紹介ポスターや史跡、風景写真も展示しました。訪れた人は、八景に添えられた歌と併せて興味深く鑑賞していました。また、来訪者全員に小田切地区案内マップを配布し、地域を知っていただく良い機会にもなりました。
小田切八景切り絵展の様子
9月11日、フードドライブと、地区内の保育園・幼稚園に通う子どもたちが制作したぬり絵の展示会を開催しました。
当日は、ボランティアとして長野南高等学校の皆さんに、受付や食品の仕分けなどを行っていただき、大変大きな助けとなりました。今後も、次世代の地域を担う児童・生徒の皆さんと地域をつなぐ活動を推進するとともに、ボランティアの輪も広げていきたいと考えています。
フードドライブの様子
コロナ禍の影響で3年間夏祭りを開催していませんでしたが、8月27日、「光の華~信更夏灯(あか)り」と題して、イルミネーションとランタンを飾った夏祭りを開催しました。ランタンは、子どもプラザや宅老所に通う人たち、地域に滞在中の人、地区の住民など多くの人に作っていただきました。辺りが暗くなると幻想的な光の世界が広がり、過ぎゆく夏の夜、集まった人たちは、思い出に残る一夜を過ごしました。
夏の夜を彩る約500個のランタンとイルミネーション
地域活動支援課
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