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更新日:2024年3月12日
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私は2月17日に、長野市保健所動物愛護センターの「犬と猫の休日譲渡会」に行ってきました。
なぜ譲渡会に行ったかというと、テレビでタレントが保護猫を譲渡会に出すために、人との生活に慣らす様子を見て、保護猫や譲渡会について知り、興味を持ったからです。
動物愛護センターに着くと、保護猫ボランティアの人が連れてきた猫13匹と、保健所で保護した猫9匹がいました。
里親になりたい人も続々と来ていました。
保健所の人が、「犬は室内で飼うことが増えたり、飼い方のマナーの向上により、保健所で引き取ることが減少し、今は殺処分が0になった」と言っていました。猫は、保健所で引き取る数はそんなに変わらないけれど、引き取り手が増えて、殺処分は0ではないけれど、大きく減ってきているそうです。保健所に保護されている猫は、飼い主がなかなか見つからなかったり、飼い主が何度も変わったり、病気の治療中だったりするそうです。
譲渡会では、保護猫ボランティアの人が一匹ずつ猫の情報を書いた紙を貼って、説明をしていました。
ボランティアの人の中には、何度も譲渡会に来ていて、今までに何匹も新しい飼い主を見つけてきた人もいるそうです。
あるボランティアの人のお話です。「餌をあげるのはいいけれど、赤ちゃんが産まれないように手術をしてほしい。冬に河川敷にいた猫を保護した。外猫は寿命が3~4年と短いが、室内では20年ぐらい生きられるから、飼える人がいたら飼ってほしい。今回いた猫の中にも、冬に連れてきたときはすごく痩せていて、骨が見えていたけれど、いっぱい食べさせて元気になった」と聞いて、新しい飼い主が見つかるとうれしいなあと思いました。
猫を見に来た人にもお話を聞きました。「猫が好きで、猫のために仕事など頑張りたい」という人や、「飼うなら保護猫を飼いたい」という人もいました。
犬は、多頭飼育崩壊(※)で保護された2匹のチワワがいました。2~3組の人が見に来ていて、「チワワが亡くなり、またチワワを飼いたいな。チワワがいない生活は考えられないな、と思っていたら譲渡会情報にチワワがいて、運命だと思って、締め切りがその日だったから急いで電話した」と言っていました。
私は取材して、犬、猫が悲しいことにならないように、保護犬、保護猫を飼える人は飼ってあげたり、野良猫に餌をあげるなら増えないように手術したり、みんなが正しい知識を持って、犬、猫が幸せになってほしいと思いました。
長野市では休日譲渡会を毎月行っています。飼いたい人がいたら、ぜひ譲渡会に行って、飼い主を探している犬、猫に会ってみてください。
(※)多頭飼育崩壊とは…ペットが増えすぎて、飼い主が手に負えなくなること
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