更新日:2022年12月13日
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「農福連携のススメ」では、農福連携の取り組みを知ってもらい、地域の皆さんとともに農福連携の輪を広げていくため、長野市や長野市農業公社が取り組む農福連携事業活動などを紹介します。
8月24日水曜日、長野県健康福祉部障害者支援課と長野県セルプセンター協議会主催の刈払機取扱作業者講習会が松代の長野県原種センターにて開催されました。
刈払機使用の作業を受託する事業所が増加していることから、従業者の安全確保と受注力のアップのため、障害者事業所の職員や利用者を対象として、林業・木材製造業労働災害防止協会長野県支部から講師を招き、開催されたものです。
長野県内の事業所や長野市農業公社から、総勢21名の参加者が学科5時間、実技1時間の講習に参加しました。
講習内容は刈払機に関する基礎知識、作業や操作に関する知識、点検整備、災害事例、振動障害に関する知識、法令等です。最後は実技講習を一人ずつ行い、無事修了証をいただきました。
参加者からは「安全な作業のために教えてもらえ、良かった」などの声が寄せられました。
改めて刈払機を操作する際は初心に帰り、常に周囲に気を付けて安全第一を心がけたいと思いました。
エンジン始動
刈払講習の様子
今年度の長野市農業公社の取組として、障害者就労事業所向け営農支援事業があります。これは事業所自らが行う営農活動に対し、農作物栽培技術等の支援や課題解決を目指すことを目的に、希望する事業所に対し営農指導員を派遣して支援するものです。
これまでに参加いただいた事業所はB型事業所のカンタービレ(合戦場)で、こちらでは食品加工会社から加工用トマトの受注生産のほか、多くの野菜を栽培しています。
営農指導にあたる講師は農業農村支援センターや農業大学に勤務された経験があり、実際に圃場を見て肥料や防虫対策などの指導を行い、良質な野菜の収量アップを目指しています。
これから秋に向けて、作付けをする野菜の打ち合わせやアドバイスをいただく予定です。
自ら営農活動をされている事業所やこれから営農をお考えの事業所の方は、ぜひ農業公社にご相談ください。
圃場での指導
市ではJAS認証取得を支援するための補助制度があります。お気軽にご相談ください。
※ともに、上限、回数制限あり
一般社団法人長野市農業公社
長野市農業政策課農業企画担当
電話:026-224-5098
長野市障害福祉課
電話:026-224-5030
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