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更新日:2023年2月8日

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城山公民館 令和2年度の市民講座の様子

令和2年度の市民講座の様子

令和2年度に城山公民館で実施した市民講座の様子をお伝えします。

サマーコンサート~心にしみるフルートの調べ~

講座の概要

音楽教師としての長年の経験を生かして、現在は合唱団・吹奏楽団等の指導やフルートの演奏活動を精力的に行っている杉山由一さんの演奏を鑑賞しながら、夏のひと時、音楽に親しむとともに情操を豊かにします。

講座の様子

サマーコンサートの開始は、ビゼーの「アルルの女からメヌエット」で始まりました。フルートの音色は穏やかで優しいものと思われがちですが、こんなにも力強くダイナミックに響くものかと驚かせるような演奏に、早くも参加者が惹きこまれていきます。演奏に合わせて、自然に体をゆすったりリズムをとったりしてしまうほどです。

そして、曲目はクラシックからJポップ、そして海外ポップスへとジャンルを越えて広がっていきます。軽快で流れるような演奏が、そのたびに新しいフルートの魅力を感じさせ、聴く者を惹きつけていきます。

前半の最後は、杉山先生の指揮で参加者が「故郷」をハミングしました。曲によせたエピソードの紹介もあり、各自が、しみじみと自分なりの「故郷」の世界に浸りました。

休憩後の後半はシャンソンや歌謡曲がテンポ良く演奏されました。そして、最後の曲目である真島俊夫氏の「黄昏色」「シーガル」が演奏されると、会場の感動は最高潮に達しました。鳴りやまない拍手を受けて、アンコールの「千の風にのって」がしっとりと演奏されました。曲が終わると、会場から自然に大きな拍手がわき起こりました。こうして、サマーコンサートは深い感動とともに幕を下ろしました。講座を終えた参加者の感想には、「来年もぜひ…」との声が多く、この講座の人気を物語っていました。

さて、例年と大きく異なるのは、今回はコロナウイルス感染防止対策を講じてコンサートを企画したことでした。まずは、木管楽器の演奏会のため、演奏者と講座参加者との間にビニールスクリーンを設置しました。参加者が座るイスは周囲との間隔を1メートル以上とり、同方向に向けて設置しました。もちろんマスクを着用し、部屋の換気をしながら参加者を定員の半分以下に制限して実施しました。

サマーコンサート~心にしみるフルートの調べ~講座の様子

あなたを癒す 炭アートの世界

講座の概要

ふだんはあまり意識しない身の回りのどこにでもある植物を炭に植栽する炭アートの制作を行う。制作過程では豊かな感性と創造性を高める創作の楽しさを味わう。そして、制作した作品を身近に置き日常の世話をしながら環境意識も高めます。

講座の様子

講師の石井先生が、炭や土、植栽用の花やトレーなど、制作に必要なすべての材料をあらかじめご用意くださいました。(ご用意いただいた材料…アート専用の炭・植木鉢トレー・炭を飾る玉石・植えこむ植物・保水用の苔・土)

受講生の皆さんは、先生の説明を聞きながら目の前に用意された炭や植物を興味深く見つめます。そして、炭アートの作り方を聞いた後は、完成後の眺めを予想して炭を置く位置を慎重に決めてから植物を植える配置を考えます。構想が定まったところでいよいよ制作スタートです。

炭には、植物植え付け用の穴が設けてあり、そこに少量の土を入れ植物を植え付けていきます。植え付ける植物の配置や全体のバランスで悩むと、講師の先生のアドバイスをいただきながら創作を進めます。植え付けた後に納得するまでやり直しをする方もいて、初めての体験に戸惑いながらも楽しく取り組んでいました。そして、自分の炭アートが完成する前には、必ず他の方の作品も眺めて参考にしていました。

取り組んでから40分ほどで参加者のほとんどが炭アートを完成させました。互いに微笑みながら観賞し合う姿が見られました。先生からも一人一人に作品の良さを伝えていただきました。

コロナウイルス対応と梅雨の長雨の中で、どうしても気が沈みがちになっていたこの時期に、久しぶりに清々しい命の息吹と自然環境の心地よさを感じることができました。

あなたを癒す炭アートの世界講座の様子

今こそ!やってみよう「笑いヨガ」

講座の概要

巣ごもり生活に続く、新生活様式。人と人との間に距離を強いられ、気兼ねない交流の習慣が変わらざるをえない今、「笑い」は心の置き所を取り戻す大切な要素となりうる。笑いの体操とヨガの呼吸法によって、「24時間に色を塗り、自分らしく過ごす方法」を学びます。

講座の様子

「笑う顔には福きたる!」

7月7日、織姫・彦星が流す涙雨の空の下、8人の方が元気に「笑いヨガ講座」に参加しました。中庭での開催予定が、天候のため変更。和室と縁側を使い、換気に十分注意して行われました。講師は月岡照美さん。声を張り上げながら、みんなの前で雨の庭を一人元気に動き回る月岡さんに、菅笠を差し出して下さった優しい受講者さんの気遣いで、始まりからすっかり場が和みました。

笑いヨガは、理由なくても誰でも笑うことができるユニークな健康法。「笑いの体操」と「ヨガの呼吸法」を組み合わせた有酸素運動で、世界101か国以上で活用されているそうです。最初は、手拍子と掛け声の「ホーホーハッハッハ」、そして自分をほめてあげる言葉「ヤッターヤッター、イェーイ!」。最初はみな、恥ずかし気で遠慮がちな様子。「目を真ん丸にして突き出すようにして、声を出してみて下さいね。」やってみると顔の筋肉が動いて、次第に気持ちが開いていくのを感じます。他人と比べず、ありのままの姿の自分と向き合い認めてあげることで、自己肯定感を高める効果が出てくるのです。

深呼吸は、背筋を伸ばして鼻からすい、口をすぼめて吐きます。意識しなければ5~6秒のターンですが、12秒ほどかけて吐くと、横隔膜の筋肉を動かした、深い呼吸になるとのこと。横隔膜は体の感情を司る筋肉で、衰えると、認知症にもなりやすいのです。みな、神妙に呼吸を意識します。「なだそうそう」の曲に乗って動くと、だんだん体のコントロールに慣れてくる様子がみられました。

最後に、畳のヨガマットの上で動きます。朝の目覚めの気分をいかにコントロールするか。月岡さんは目を大きく見張ってベロをできるだけ長く出す、「ライオン笑い」をして見せました。ギョッ!大げさな顔つきですが、朝、布団の中でやってみる。そして鏡の前の自分にニコッと微笑みかける。体や顔の筋肉を動かすことで気持ちが軽くなり、本物の笑いがこみ上げてきます。月岡さんの元気な声に励まされ、ひょうきんな魚釣りの歌で「クジラの開き」を全身で表現するころにはすっかり楽しくなって、皆さんノリノリに動いていました。

「自分のご機嫌は自分でとる!」自分らしく過ごす知恵を教えていただきました。自粛生活もうっとうしい梅雨も、すがすがしくやり過ごせそうです。

今こそ!やってみよう「笑いヨガ」講座の様子

城山公民館 あひるくらぶ

講座の概要

主に小学生の親子を対象に、親子で協力してものを作ったり、共に考えたりしながら、親子のコミュニケーションを深めます。

また、この講座が自然、食、環境などの問題について考えるきっかけとなり、子ども同士、親同士、講師の方など、地域の人とのコミュニケーションの場をつくります。

講座の様子

親子でカンフー

内容

小学生の親子を対象に開催しているあひるくらぶ。様々な体験をして、一緒に考えながら、親子、参加者同士、地域の人のコミュニケーションを深めます。また講座を通じて自然、食、環境などの問題について考える機会とします。

記録

7月4日(土曜日)あひるくらぶ「親子でカンフー」を開催しました。

小学生と保護者対象に開催しているあひるくらぶですが、今年度は新型コロナウイルス感染拡大防止に伴い、中止、延期された講座もあり、今回が1回目の開催となりました。

当日は梅雨本番の空模様の中、4組9人の親子が集まりました。

最初に講師の吉田ますみ先生に右手の拳(チュエン)を左の掌(ショウ)にあてるカンフーの礼を習いました。みんなで格好よくカンフーの礼をしたら、まずは準備運動です。お尻歩き競争などのゲームも取り入れて楽しく体をほぐしました。床にお尻を付けて足を伸ばしてお尻で歩く運動はとてもいい股関節の運動で、股関節が柔らかくなるとケガをしづらくなるそうです。今回参加したお子さん、お母さんはとても体の柔らかい方が多く先生もビックリされていましたよ。

体をほぐし、休憩をとったらいよいよカンフー体操1に挑戦です。カンフー体操はカウントすると「一」~「九」の短い体操ですが、体幹を鍛えられる全身運動です。

拳をつきながらまっすぐ足を蹴り上げるところでは、まっすぐ上げるのがとても難しく、前橋レミ先生のキレイな姿勢に先生の体幹のすごさを見ることができました。「はい!はい!」と声を出しながら左右の拳をつくところでは、力強い拳と同時に自然とみんな声がでていてとても格好よかったです。

合間に、お子さんがお母さんやお父さんのほうを向き、微笑み合い何かを確認し合っている姿が何度も見られ、親子で同じ体験をすることが、素敵なコミュニケーションの時間となっているようでした。

初めてのカンフー体験、最後は少し疲れている様子も見られましたが、清々しい汗をかくことができ、自粛生活で疲れた身体と心がリフレッシュされるような時間となりました。

親子でカンフー講座の様子

クラフトバンド体験講座 親子で作る夏のボーダーバスケット

内容

小学生の親子を対象に開催しているあひるくらぶ。様々な体験をしたり、一緒に考えながら、親子、参加者同士、地域の人のコミュニケーションを深めます。また講座を通じて自然、食、環境などの問題について考える機会とします。

記録

長かった梅雨が明け、ようやく夏空になった8月1日。クラフトバンドサークル「あみクラ」の町田円先生、松野明美先生を講師に迎え、あひるくらぶクラフトバンド体験講座「親子で作る夏のボーダーバスケット」を開催しました。

(※クラフトバンドとは牛乳パックや古紙を再生した手芸用の紙ひもです)

今回のあひるくらぶはいつもより30分早いスタートでしたが、8組20人の親子が元気に集まりました。

はじめに子どもたちはくじ引きで決めた順番にクラフトバンドの色を選びました。次に松野先生の説明を聞き、製作スタートです。まずバンドを決められた長さに計測してはさみで切ります。この時長さを間違うとカゴができなくなってしまうため、子どもたちはお母さん、お父さんのサポートを受けながら、真剣に取り組んでいました。切り終えたら、次は長短のバンドを交互に貼り底を作ります。底が出来上がるといよいよ編む作業です。縦ひもと輪にしたバンドを編んでいきます。途中、輪にしたバンドが浮いてきてしまい、苦戦している子が何人もいました。お母さん、お父さんと協力して、浮かないように洗濯ばさみで押さえたり、向きを変えてみたり、時には先生方のサポートを受けながら編んでいました。頑張って編み進めると、輪も浮かなくなり少しカゴのようになります。そうなると子供たちのやる気もアップ!編むペースもどんどん上がっていました。

最後まで編み上げ、端末処理をしたら完成までもう一息です。取っ手とかわいい向日葵飾りを付けたら完成です!終了予定時間を少し過ぎましたが、全員が完成させることができました。

編むときのワンポイント♪

しっかり角をとりながら編むとスマートでかっこいいカゴになり、角を丸いまま編むとコロンとしたかわいいカゴになるそうですよ。

飾りの向日葵は町田先生、松野先生がご用意くださいました。クラフトバンドを割いて「うろこ編み」という編み方で編んだものだそうです(種の部分は別の素材です)。ブローチなどにもできるため、カゴには付けずに持ち帰る子もいました。今回の参加者の中にはクラフトバンドの世界にとても興味のあるお母さんもいて、先生の見本を写真におさめたり、話を熱心に聞いてる姿がみられました。子どもたちからは「夏休みの宿題にする!」「またやりたい!」との声が聞かれ、カラフルなバスケットを手に笑顔で公民館を後にしました。

クラフトバンド体験講座の様子

麦わらで作る蛍籠

講座の概要

昭和40年代ごろまで麦わらを使って作っていた蛍籠を作ることを通して、懐かしんだり、昔を思い浮かべたりしながら参加者の交流を図ります。また、ホタルが舞う環境の大切さについてもお話を聞き、地域の自然環境保護への意識を高めます。

講座の様子

6月27日土曜日、長野ホタルの会と共催にて『麦わらで作る蛍籠』講座を開催しました。今年度城山公民館では、新型コロナウイルスの影響で中止になった講座があり、蛍籠作りは館内で開催する初めての講座となりました。

当日は全員がマスク着用。会場は風通しをよくし、密にならないように机・椅子を配置しました。講座の途中で一度手洗いをお願いするなど、しっかりコロナ対策をして開催しました。例年蛍籠作りはキャンセル待ちがでる講座で、また幅広い年代から人気があります。今回このような状況にもかかわらず小さなお子さんからご年配の方まで18名の方が集まりました。

最初に、ホタルの会の堀内さんより蛍の生態や生息地について学びました。近隣で蛍が見られる場所も教えてもらい、熱心にメモを取る方もいました。昨年の台風19号の影響で水が止められていた河川もあり、今年は蛍にはとても厳しい環境になっているそうです。

いよいよ蛍籠作りスタートです。蛍籠作りに使う麦わらは、大麦わらの枯れた葉の部分を取り除きストロー状にしたものを使います。今回使った麦わらは、長野ホタルの会の方が用意してくださいました。今年はグループを作らず、5名の先生に順番に机を回っていただき指導してもらいました。最初は皆さん悪戦苦闘していて「難しい!」「つぶれちゃう!」との声もきかれました。しかし先生たちの丁寧な指導を受けながら作るうちに皆さんコツがわかったようでみるみる上達し、1時間半ほどで素敵な作品が完成しました。中には2つ、3つ作った方もいました。

最後にサプライズで、先生とじゃんけんして勝った方に先生が作った作品をプレゼントしてくださいました。大人も子供も自然と笑顔がこぼれる楽しい時間となりました。

この蛍籠の講座が自然環境を考えるきっかけとなり、昔のようにホタルが身近に舞うようになればと願っています。

今回このような厳しい状況下での開催となりましたが、参加者からは「コロナ禍の中楽しく参加できました」「何とか作ることができ感激しました」「童心にかえったような楽しい半日でした」「また参加したい」との嬉しい声が聞かれました。皆さんの温かいご協力により開催できたこと心より感謝いたします。

麦わらで作る蛍籠講座の様子

善光寺表参道史跡巡りウォーキング

講座の概要

2回シリーズで第一地区、第二地区の史跡を解説していただきながらウォーキングを行います。健康づくりと共に郷土の史跡を巡り、郷土の理解を深めます。

講座の様子

第1回~七福神巡り~

6月23日火曜日、心配した雨や暑さも落ち着き、第一回目のウォーキング講座を第一地区住民自治協議会と共催にて開催しました。

今回は、善光寺表参道に祀られている七福神を巡り、長野市ガイド協会の講師のお二人に解説いただきながら、地域の歴史や由来を学びました。

コロナ感染防止対策のため、城山公民館の成人学校及び市民講座の開講が延期または中止となりましたが、今回の講座は、市民講座再開第一号の開催となりました。

長野市ガイド協会からは、解説するときに密にならないようにとのことで、講師としてお二人、松本会長を始め、松澤企画委員長をお招きしました。

コロナ感染防止対策として、二班に分かれ、人と人との距離をとり、熱中症対策として、水分補給や休憩を適切にとりながら、約1時間30分のコースを巡りました。

スタートのかるかや山西光寺では「寿老人」、中央郵便局に隣接する大国主神社では「大黒天」、西後町秋葉神社では「福禄寿」、権堂アーケードにある往生院では「弁財天」、THE FUJIYA GOHONJINでは「布袋」、西宮神社では「恵比寿」、世尊院釈迦堂では「毘沙門天」と七福神を巡り、楽しみにしていた色紙をいただき、駒返り橋での解散となりました。

途中、講師からの地域の歴史や由来などは、初めて学ぶことも多く、参加者同士、和気あいあいとなり、楽しくウォーキングしながら学ぶことができました。アンケートの結果からも参加者の満足度が高かった講座となりました。

次回9月24日木曜日は、「善光寺表参道史跡巡りウォーキング(2)~大本願宝物殿拝観と善光寺ゆかりの寺社巡り~」と題し、第二地区住民自治協議会との共催としての開催となります。

善光寺ゆかりの寺社を巡りながら、第二地区にある「東町会館(東町屋台蔵)」や「牛石」を加え、地域の学びを深めたる講座にしたいと考えています。

善光寺表参道史跡巡りウォーキングの様子

お問い合わせ先

教育委員会
家庭・地域学びの課城山公民館

長野市大字長野東之門町2462番地

ファックス番号:026-232-3112

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