長野方式の提案と実践のすすめ
感染予防と社会経済活動の両立を目指して
新型コロナウイルスは、三密を避け、マスクや手洗いを徹底するなど、適切な感染対策をすることで感染リスクを下げられることが分かっています。また、現在では当初に比べて検査・医療態勢が大幅に整うと同時に、感染者は軽症や無症状が多く、季節性インフルエンザと比較しても死亡者数は抑えられています。
今後は、重症化リスクのある高齢者や基礎疾患を持つ方への感染拡大に十分気を付けながら、ウィズコロナを前提に、社会経済活動を動かす努力を続けることが、私たちの生活を守る意味でも重要です。
長野市では、このような認識のもと、ウィズコロナ時代の社会経済活動について「長野方式」として市民の皆さんに広く提案するとともに、行政が率先して実践してまいります。
長野方式の3原則
◎新型コロナ、軽視せず、過度に恐れず、普通の生活
◎新型コロナ、あなたも私も、うつさない、うつらない
◎新型コロナ、感染しても非難しない、されない(誹謗中傷に反対し、プライバシーを守る)
長野方式の提案
イベント・行事
- 市のイベントや行事は、感染対策をした上で、原則として実施します。
- 地域の行事やお祭り、民間のイベントやスポーツ大会などは、感染対策をした上で開催を検討いただくよう促します。
- 会場の収容人数、収容率、人と人との間隔(1m)は長野県が公表する目安に準じます。
会食
- 換気やマスクなど感染防止対策をとっている店舗を選びましょう。(市や県のポスター、ステッカー掲示の店)
- 会食の席で会話をするときには、ハンカチやおしぼり、扇子などを口の前に当てながら喋るかマスクをして、飛沫を飛ばさないよう十分注意しましょう。
- 懇親会の人数は、会場の収容人数の5割程度で実施しましょう。(互い違いに着座できる広さ)
- ただし、店舗側でアクリル板設置など、十分な飛沫防止対策が講じられている場合には、7割程度を目安
- 市内の事業所等に対して、感染対策をした上で従業員の会食を認めるなど過度な自粛をしないようお願いするとともに、市民や事業者に周知していきます。

長野スタイルのススメ [PDFファイル/445KB]
集会・会議
- 常にマスクを着用し、会場の換気に注意しましょう。
- 発言や会話の有無などを考慮して、会議レイアウトの収容人数の概ね5割から10割の人数で実施しましょう。(発言が多い場合は5割を目安とし、講演会など発言が少ない場合は10割も可能)
- 併せてwebの活用を推進します。
健康づくり・地域活動
- フレイル予防などの健康づくりや地域活動については、会場の収容人員、換気等に注意し、感染対策をした上で実施しましょう。
飲食店・ホテル等事業者の皆様へ
- 常時換気、店舗内の消毒、間隔を空けた配置、来店客への手指消毒などの対策をお願いします。
- 飛沫防止や換気対策について、市の補助金活用もご検討ください。
- 従業員のマスク着用など感染防止対策と体調管理(具合が悪ければ休む)を徹底してください。
共通
- 主催者は、検温、体調の聞き取り、手指消毒(出入りの時や途中でのこまめな消毒)、マスク着用等を実施しましょう。
- 高齢の方や基礎疾患がある方については、リスクを踏まえてご自分で参加・出席等のご判断をお願いします。また、周囲から参加・出席を強要することがないようにお願いします。
長野方式の提案と実践のすすめ ~感染予防と社会経済活動の両立を目指して~ [PDFファイル/162KB]
より良いホームページにするため、皆さまのご意見をお聞かせください