10月中旬以降の感染再拡大を受けて医療提供体制のひっ迫が懸念されると して、県は11月4日、全県を対象に「医療特別警報」を発出しました。
その後も新規感染者が増え続け、確保病床使用率が56.9%に上昇したことを受け感染の第8波に入ったとして、11月14日に「医療非常事態宣言」が発出されたところです。
全国的にも新規感染者数が増加しており、本市を含む長野圏域の感染警戒レベルは「5」(最大警戒)※1になっています。
今冬において懸念される、第7波を上回る感染拡大や季節性インフルエンザとの同時流行に備え、真に必要な方が適切な治療を受けることが出来るように、これ以上の感染拡大を食い止めるとともに、できるだけ医療現場の負担を軽減させる取組が必要です。
本市は、社会経済活動と新型コロナ対策の両立を目指す国・県の方針も踏まえ「長野市新型コロナウイルス感染症対応方針」により、市民・事業者の皆様に御協力を呼びかけているところですが、私から特に、次の3点の御協力をお願いいたします。
長野市は、引き続き国・県と連携し、経済活性化対策も含めた、感染状況に 応じた取組を実行してまいりますので、御理解と御協力をいただきますようお願いいたします。
令和4年11月15日
長野市長 荻原 健司
※1 基準値:圏域の人口10万人あたり直近1週間の新規感染者数450人以上がレベル「5」
11月14日における長野圏域の上記新規感染者数は790.68人
※2 65歳以上の高齢者、基礎疾患がある方、妊婦など
※3 季節性インフルエンザワクチンと新型コロナウイルスワクチンは同時に接種できる
新型コロナウイルスワクチンの接種間隔は5カ月から3カ月に変更されている
※4 薬事承認された抗原定性検査キット
「ご自身が感染しない。他者を感染させない」ために、基本的な感染防止対策の徹底をお願いします。
・不織布マスクを正しく着用
近距離(2m以内程度)で人と会話をするときや屋内では、不織布マスクを着用。
屋外において近距離で会話しないときは、必ずしも着用する必要はありません。
・手洗い・手指消毒の徹底
・暖房(エアコン)使用時もこまめな換気
定期的に窓を2か所開ける、室温が下がらない範囲での常時窓開けなどを実施してください。職場や店舗、公共施設や自動車内など機械換気が可能な屋内では常時換気を実施。
・会話時等の人との距離(できれば2m、最低1m)の確保
・「三つの密」を避けることが感染リスクを低減します。
(1)密閉空間(換気の悪い密閉空間である)、(2)密集場所(多くの人が密集している)、(3)密接場面(互いに手を伸ばしたら手が届く距離での会話や発声が行われる)
重症化リスクの高い方(65歳以上の高齢者、基礎疾患のある方、妊婦等)及びリスクの高い方と身近で接する方(同居者等)は、最大限警戒し、マスクを外しての会話や換気が不十分な場所等、感染リスクの高い場面・場所を最大限避けてください。重症化リスクが高くない方も上記の感染対策を徹底してください。
【軽い症状の目安】歩ける、飲める・食べられる、息が苦しくない
〇初回接種(1回目、2回目)が済んでいない方は、早期の接種をご検討ください。
〇オミクロン株対応ワクチンによる追加接種が始まっています。
〇季節性インフルエンザワクチンの接種も始まっています。
状況に応じた「メリハリのある行動」(基本的な感染対策はとるが社会経済活動は継続する)を心がけてください。
食べる時はマスクを外し、会話する時はマスクを着用する。マスクを外すときは会話しない。
ア 参加人数が5,000 人超かつ収容率50%超のイベントは「感染防止安全計画」を策定し、イベント開催日の2 週間前までを目途に県に提出
イ ア以外のイベントについては、感染防止策等を記載した「チェックリスト」を作成の上、ホームページ等で公表するとともに、当該チェックリストを1 年間保管
〇施設・店舗等では、業種別感染拡大予防ガイドラインに基づく感染防止対策を徹底してください。
〇在宅勤務・テレワーク、時差出勤等を積極的に導入し、休みやすい環境づくりと、対応可能な場合は、職場に出勤している職員が通常より少なくなるようにしてください。
〇感染者が新たに療養を開始する際の検査結果を証明する書類や、感染者が職場復帰する際の陰性確認のための検査とその証明書を従業員に求めないようにお願いします。
市内の感染状況を正しく把握するともに、県が発表する「感染警戒レベル」・「医療アラート」等を受け、市内の感染状況を正しく把握するとともに、時機を逸することなく適切な対策を行います。
○ 重症化リスクが低いと考えられる中学生以上65歳未満で医療機関の受診が必要ない方を対象に、「長野市新型コロナ自己検査オンライン登録システム」を継続します
○インフルエンザとの同時流行も見据え、 診療・検査医療機関の増加や検査の実施拡大などへの協力を医療機関に要請します。
〇 県と連携し、病床確保に取り組みます。
〇 高齢者など重症化リスクの高い感染者の適切な療養先の選定を進めます。
○ 県と連携し、入院している感染者の速やかな転院、退院に取り組みます。
○ 高齢者施設等での感染拡大の防止につながるよう抗原定性検査キットを配布または従業員等を対象とした検査に対して全額を補助し、施設における積極的な検査の実施を支援するとともに、感染者が発生した場合、速やかに感染拡大防止対策の実施を支援します。
国及び長野県と連携し、関係機関や医療関係者の協力のもと、個別接種・集団接種により接種を希望する人の早期接種を進めます。
各施設の特性を踏まえ、利用制限や入場制限等を含め、施設利用者等の感染対策を徹底して利用を継続します。
国・県の事業者等に対する支援策と連携し、大きな消費の落ち込みの影響を受けている事業者を応援するとともに、地域の事業活動における消費の促進を支援します。
市民に対し、正確かつ有効な情報を届け、適切な行動を促すため、感染拡大防止の対応等に係る機動的な情報発信に努めます。
長野市では、市民や観光客の皆さまに安心して店舗や施設をご利用いただける環境づくりの支援を目的に、新型コロナウイルス対策のポスターを作成しました。
事業者の皆さんには、市民の皆さまが安心して店舗や施設を利用できますよう、ポスターをご活用いただくとともに、感染症対策にお取り組みいただきますようお願いします。
長野市では飲食店を利用される皆さまに「マスク会食」を啓発するためのポスター及び卓上ポップを作成しました。
飲食店を経営される皆さまには、是非とも啓発ポスター等を店内に掲出していただき、お客様にマスク会食の啓発を促し、新型コロナウイルス感染防止に努めていただきますようお願いします。
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