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現在地 トップページ > 市長記者会見 > 令和元年10月24日定例記者会見

令和元年10月24日定例記者会見

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  • 更新日:2019年10月25日更新

会見内容

記者会見インターネット中継(市長あいさつ及び案件説明のみ)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつ及び担当課による案件説明の録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨

 (令和元年)台風第19号による災害が生じてから約2週間となる。市内各地で、大規模な冠水や土砂災害が発生し、家屋の流失や浸水、道路や河川の崩壊、農作物の被害など、広範囲に(わたり)甚大な被害を被った。
 改めて、お亡くなりになられた皆さまのご冥福を心からお祈り申し上げたい。また、遺族の皆さまには心からお悔やみを申し上げたい。また、被災された多くの皆さま、そして企業の皆さまにも、心からお見舞い申し上げる。
 加えて、今回の災害対応や復旧、被災者支援について、国・自衛隊、長野県、ほかの自治体をはじめ、ボランティアや企業、さまざまな方面から、大変温かい支援や協力、そして尽力を賜っていることを心から感謝申し上げる。
 特に、避難時の助け合いや支援物資の提供、復旧・復興に向けた迅速な行動や支援など、自治会や企業の皆さまをはじめ、多くの市民の皆さまの献身的な対応と協力に対して、改めて感謝を申し上げる。

 10月12日に降り始めた雨は、本市では初めてとなる大雨特別警報が出されるほどの短時間での豪雨となった。本市を含む千曲川流域へのこれまで経験のない降雨により、市内長沼地区穂保地先において千曲川の堤防が決壊し、2人が亡くなられ、推定だが5千戸を超える住宅、そして面積約1,523ヘクタールが浸水した。また、土砂崩れや倒木による孤立集落の発生、長期間の停電など、大変痛ましく、そして大きな打撃を受ける結果となってしまった。
 私も災害発生以来、毎日現場や避難所に出向いているが、被害を目の当たりにして、改めて自然の脅威を痛感するとともに、何とか防げなかったものかとじくじたる思いを抱いている。
 避難所へ避難した人は、福祉避難所・自主避難所含め、発災直後には54カ所・6千人を超えていたが、約2週間経過した現在でも13カ所・739人もの皆さまが避難生活を今も続けている。このほかにも、親類などを頼って避難されている人、車中や被災した住宅で不便な生活を余儀なくされている人も数多くいる。
 被災された皆さまの心労には耐え難いものがあると推察している。被災された皆さまのさまざまなニーズを的確に把握し、少しでも不安を和らげ、そして一刻も早く元の穏やかな生活を取り戻してもらいたいという思いで、職員にも被災者の気持ちに寄り添うよう指示し、私もそのように取り組んできた。

 今後とも、被災された皆さまのこれからの生活に希望が持てるよう、さまざまな機会を通じてその思いをくみ取り、まずは被災された皆さんの生活支援に重点的に取り組み、加えてインフラをはじめとする被災箇所の復旧、そして(市)全体の復興に全力で取り組んでいきたいと考えている。なお、今回の災害を受け、現在進めている令和2年度予算編成については、災害復旧・復興関連を最優先し、取り組むこととしている。
 現在、市民の皆さまには、大変不便をお掛けしている。復旧に向けて、まずはマンパワーが必要である。現在、多くの皆さまに協力をいただいているが、一層の活動をお願いしたいと思う。

 また、県の下水処理施設クリーンピア千曲では、処理能力が落ちていて、被災地域の一部のマンホールでいっ水(汚水があふれること)が確認され、(その対応については県に)懸命にやってもらっている。対象地域に住んでいる市民には、大変不便をお掛けするが、下水道の利用を必要最小限にしてもらうよう協力をお願いしているところである。

 10月22日には、降雨により千曲川の水位が上がり、浅川の水門を閉めることとなり、再び内水氾濫の危険性が高まったため、避難に関する緊急速報メールを出す事態となった。現在、決壊した堤防においては、仮堤防が完成し、河川の外側に鋼矢板を打っているところであり、10月27日の完了を目指して懸命に工事が続けられている。
 しかし浸水被害のあった市内七つの排水機場は仮復旧まで時間がかかり、当面は、排水ポンプ車の力に頼らざるを得ない状況である。今後も台風の発生が予想されるなど、予断を許さない状況なので、市民の皆さまにも、十分な警戒をお願いしたいと思う。

 また、災害廃棄物については、災害ごみの仮置き場として開設した豊野東山第1・第2運動場がいっぱいとなったので、10月22日に閉鎖し、昨日から運動場から搬出をしている。
 昨日(から)、富山市長に災害ごみの受け入れについて、協力を相談しているところである。(災害ごみの処理を進めるため、)市民の皆さまには、家庭ごみの減量について協力をお願いしたい。

 極めて甚大な災害であったが、市民の皆さまに1日でも早く安心した日常生活を取り戻してもらえるよう、市では、避難所避難者へのインフルエンザ予防接種の無料化、「こころのケアチーム」による避難所への巡回、総合的な災害相談窓口の設置、迅速な「り災証明書」の発行など、私をはじめ、職員一丸となって早期の復旧・復興に全力を尽くしていくので、市民の皆さま、関係者の皆さまには、引き続き協力をお願いしたいと思う。

 次に、一昨日10月22日に即位礼正殿の儀が執り行われた。災害対応の忙しい中ではあったが、天皇陛下の「国民の幸せと世界の平和を常に願い、国民に寄り添う」というお言葉に力をもらった気持ちである。
 改めて令和の時代が、全ての人が活躍でき、希望に満ちた時代となるよう、市民の皆さまと共に力を合わせて、新たな時代にふさわしい魅力あふれるまちづくりを進めていきたいと考えている。

 終わりに、今回の災害により、市内で行われる予定だった官民・各種のイベントが中止になっている。また、長野市への観光などを取りやめた人も多いと聞いている。
 国や長野県、関係機関やボランティアの皆さまの支援をいただき、日々、復旧に(向けて)取り組みを進めている。明日10月25日には、北陸新幹線が全線で運転を再開すると聞いている。全国の皆さまには、ボランティアだけでなく、観光などでも晩秋の長野を訪れてもらうことで、ぜひ長野市を元気にしてもらいたいと思う。
 台風による被害状況や支援内容については、この後担当から説明させてもらう。
 私からは、以上である。

案件説明資料

1台風19号災害に係る長野市の対応状況等について

概要

 台風19号災害に係る長野市の対応状況等についての説明です。

  1. 台風19号災害に係る長野市の対応状況等について [PDFファイル/357KB]

問い合わせ先

危機管理防災課 026-224-5006

質疑内容要旨

台風19号災害に係る長野市の対応状況等について

災害ごみの処理について  その1

Q1(記者)

 冒頭のあいさつでも話があった富山市での可燃ごみの受け入れだが、災害ごみの処理が厳しい状況の中で、可燃ごみも処理が追い付かない状況もあって、富山市に要請したのか。

A1(長野市長)

 災害ごみは集積場でも分別してもらっていて、可燃ごみについては、ながの環境エネルギーセンターで処理しているが、とても間に合わない。富山市に休止中だが、稼働できる焼却施設があるとのことで、今相談をして、先方でも前向きに検討してもらっている。

Q2(記者)

 具体的に何日から受け入れてもらうといった話になっているのか。

A2(長野市長)

 そこまで具体的になっていない。

住宅支援について  その1

Q3(記者)

 住宅支援に関連して、市営住宅や県営住宅の募集が既に始まっている一方で、応急仮設住宅の建設も20日以内をめどに建設するとされている。具体的に用地などの絞り込みや建設のめどなど立っていれば教えてほしい。

A3-1(長野市長)

 避難者の皆さんに要望を聞き取っている。要望の中には、犬・猫も一緒に入りたい、団地・近所の皆さんも一緒に入りたいといったものもある。

 公営住宅と民間の賃貸住宅が相当数あるので、それらを含めて仮設住宅の数を精査している。おおよその場所は決まっているが、数はまだ決まっていない。

A3-2(住宅課長補佐)

 民間の借上住宅と建設型の仮設住宅について準備を進めている。現在、必要戸数について精査しているので、決まったらお知らせしていきたい。

 応急仮設住宅の候補地はあるが、現在、ライフラインなどの確認作業を行っている。それらが確認でき次第、決定して建設に着手していきたい。

Q4(記者)

 例えば、どの地区というのはあるのか。

A4(長野市長)

 北部の方が需要も大きい。被災者からは、遠い所はできれば避けたい、できるだけ近い所でお願いしたいという要望があるので、それらを踏まえて対応したい。

当日の市長の動きについて

Q5(記者)

 (台風19号が接近してからの)加藤市長自身の動きを、時系列で分かる範囲で教えてほしい。

A5(長野市長)

 市は、10月11日に警戒本部、12日午後4時20分に災害対策本部を設置したが、私は12日午後5時ごろ市役所の災害対策本部に到着した。それからずっと災害対策本部で、千曲川河川事務所長とホットラインで(やりとりをしていた)。午後11時40分に(千曲川流域の各地区に)避難指示(を出したが)、これも千曲川河川事務所長からの情報を担当課に伝えて、行ったものである。

 そのまま(災害対策本部に)いたが、(千曲川の)越水が始まった状況を受け、(13日)午前2時12分、私が直接防災無線で避難を呼び掛けた。さらに、午前4時すぎに千曲川河川事務所長から(堤防)決壊の恐れありとの緊急の連絡が入ったため、緊急エリアメールを発信した。

 私は(災害対策本部に)午前5時半までいて、5時半から7時まで仮眠をとった。そして、13日は、現場確認や避難所を訪問し、状況などを確認した。

Q6(記者)

 市長名で(13日)午前2時12分にエリアメールを発信しているが、市長名を使った理由はどこにあるか。

A6(長野市長)

 その時、非常に切迫していて、堤防決壊の危険が迫っている中で、今なら何とか間に合うかと、直接私がマイクで呼び掛けたものである。  

堤防決壊情報について

Q7(記者)

 穂保地区で2階まで浸水したとの情報が市に入っていたと思うが、その時点で堤防決壊の判断にならなかったのか。

A7(長野市長)

 堤防の決壊は市が判断することではなく、国の千曲川河川事務所が判断するものである。緊迫している状況は、私が呼び掛けたことなどから住民に伝わったのではないかと考えている。

Q8(記者)

 千曲川河川事務所から決壊の事実が伝えられなかったことについてと、長野市としてはいつ決壊を把握したのか教えてほしい。

A8(長野市長)

 千曲川河川事務所は、決壊時間が何時であったかについて、いまだ分からないのではないか。私が知ったのは、ニュースと同時に長沼支所長から報告を受けた。

Q9(記者)

 危険な場所に職員を派遣し、目視で把握させることは難しかったのか。

A9(長野市長)

 そうである。行くこと自体危険なため行わなかった。

Q10(記者)

 住民に対し、決壊の事実を伝えられなかったことについて、今後、国交省との連絡体制の在り方をどう考えるか。

A10(長野市長)

 決壊してからでは遅いと考えている。決壊してから逃げるのは不可能である。2階に上がるくらいしかできない。決壊の恐れありの時点で、市民には決壊と同じ状況だと判断してもらう方がよい。

Q11(記者)

 現在、豊野西小学校に避難者が集中しているが、集中している理由と、今後の対応について教えてほしい。

A11(長野市長)

 穂保、赤沼、津野地区にとっても、一番近い避難所が豊野西小学校だった。豊野西部児童センターを含めると300人弱が避難している状況であり、体育館は過密状態である。できれば、ほかの避難所に移動してほしいが、私も避難所を訪問し、避難者に聞いたところ、避難所を移動するより、(自宅に)近い豊野西小学校がいいという声が多かった。ほかの避難所に移ってもらうことは強制できない。

 今後、インフルエンザなどの集団感染に対する注意、医師の対応、歯科医師の対応、心のケアの対応に力を入れるなど、現状でできることは行っていく。

Q12(記者)

 堤防決壊について、国と市とのやりとりに関して質問がある。

 NHKで取材をしたときに、(市の)担当者は国から市に決壊の情報が入っていたと説明し、それを基に取材を行っていった。市長の話だと、国からそういった(決壊の)説明はなかったとのことで、その後状況を確認して、説明を変えたということでよいか。

A12(危機管理防災監)

 NHKから当課に電話で問い合わせがあったが、その際職員も慌ただしい中で、「決壊したとの情報があったのか」と電話で聞かれた際、対応した職員が勘違いをし、「決壊したという情報が入っている」と回答してしまった。

 後でその職員から「間違った返答をしてしまった」との報告を受けた。

Q13(記者)

 つまり、説明がその段階と現段階で変わっているとのことでよいか。

A13(危機管理防災監)

 そのとおりである。事実は(国からは)決壊という連絡は来ていないということである。

Q14(記者)

 決壊したということを聞いていないと言う住民もいたが、それについて市長はどのように感じているか。

A14(長野市長)

 このような災害危険情報の際、(報道の)皆さんは「川を見に行ってはいけません」「畑を見に行ってはいけません」「とにかく安全な場所へ避難してください」と繰り返し伝えている。

今回は、いろいろ(な報道を)見ると、「聞いてなかった」「聞いてなかったから自宅へ帰った」(という人がいる。) (その時点でも)避難指示が出ているわけであるから、(避難指示を)無視して帰り、(テレビでインタビューに)答えた人が正当化されるのはよくないと思っている。

 マスコミが、避難指示が出ているにもかかわらず、(自宅などに)帰った人に対して(取材しているが)、今回は(避難指示が出ていて、自宅などに)帰ってはいけない状況である。

自助・共助・公助の中の自助である。どうやって自分の身を守るか、ということだと思う。

 (避難指示が出ているにもかかわらず、自宅などに帰った人の行動を)正当化するような報道はやめてもらいたい。

Q15(記者)

 市長の説明では、午前5時半から7時まで仮眠をしていたとのこと。この前の説明だと、危機管理防災監は、午前6時すぎのニュースで知ったと。

 結果的に寝てしまったことをどうこう言うわけではないが、その午前6時から7時までの間に、市長のところに千曲川河川事務所長から留守番電話が来ていたとか、実際には連絡が来ていたとか、そういう事実はないのか。

A15(長野市長)

 午前7時前に知人から電話をもらい、すぐにテレビをつけた。そして、7時に千曲川河川事務所長から電話をもらったが、その時はテレビを見て(確認をして)いた。

Q16(記者)

 その1時間の間に何が行われていたかについて、検証ということは難しいと思うが、この前の危機管理防災監の話だと、その間にNHKの報道を見た市民からの電話が殺到し、千曲川河川事務所への確認を結果的にできなかったとのことであった。

 仮定の話だが、その間起きていたら1時間の間に(決壊の)確認ができて、午前7時にちゃんと情報を出せた可能性はあるのか。

A16-1(長野市長)

 結果として決壊情報は市から出なかったが、極めて決壊の恐れがあると、こういうことで避難指示を出した。その日、千曲川河川事務所長も市長室に来たが、決壊時間については分からないので、時間についての話はなかった。

 「そうだろうと」という推測はあるが、ある面では、その時点になってくると決壊時間がどうかという最終的な時間設定については、もう少し時間がかかるのではないか。

A16-2(危機管理防災課長)

 (市長が仮眠をとっていた)その時間帯は、(災害対策副本部長の)副市長が(本部長の)市長に代わって、災害対策本部に詰めていた。

Q17(記者)

 副市長は、千曲川河川事務所に実際どうなのか確認するようにとの指示は出さなかったのか。

A17-1(危機管理防災監)

 その段階では、副市長からの指示はない。通常は危機管理防災課の職員がシフトを組んでいるので、その中でテレビの映像が流れた時点で、千曲川河川事務所に連絡すべきであったが、当時、電話など錯綜していて、危機管理防災課としては、人命救助、救出活動に移る連絡もしなくてはいけないことから、自衛隊、警察、消防などに電話をかけていたのが事実である。

A17-2(長野市長)

 先ほどの私の動きの時系列の中で言い忘れたが、10月12日午後9時半に阿部長野県知事と話しをして、自衛隊の出動要請をした。

Q18(記者)

 冒頭のあいさつで、自然の驚異を目の当たりにして、何とか防ぐことができなかったものかじくじたる思いとの発言があった。先ほどのNHKへの回答だと、自助の部分、(災害現場を)見に行った人が亡くなったわけではないのかもしれないが、防ぐことができなかったものかというのは、具体的には何を指しているのか。

A18(長野市長)

 千曲川河川事務所では、(決壊した堤防一帯を)完成堤防に改修した。少し上流に行くと、まだ暫定堤防という状況なので、もう少し早く(工事が)できれば、という思いがあった。(長沼地区は)低い土地であることから、今後も水害に遭うかもしれないので、住宅建設も含めて、今後の対策を取らないといけないと思っている。

Q19(記者)

 本日午前中の県知事会見で、長野県の観光に対する影響額が、ざっと20億円との数字が出たようだ。長野市の観光への具体的な被害額は分かるか。

A19(長野市長)

 ほとんど全てのイベントが中止になったので、さまざまなところで影響が出ると思っている。売上減少も含めて、実際に被害に遭った企業だけでなく、関連するところまで災害の波及的な被害が出ている状況である。

避難所について

Q20(記者)

 豊野西小学校の避難所の関係で、市長は過密状態にあると発言しているが、豊野西小学校の避難所の収容可能人数はどのような見積りだったのか。

A20(教育委員会事務局教育次長副任兼総務課長)

 豊野西小学校の避難所としての収容想定人数は、588人である。これは避難指示などが出て一時的に収容できる人数であり、長期的にそこで生活をしていくという人数ではない。

Q21(記者)

 (豊野西小の避難所の)分散を検討しているとのことであったが、避難状態が2週間を迎えようとしている中で、なぜ過密が解消されないのか。

A21(長野市長)

 今、(豊野西小に)避難している人は230人ほどである。皆さん、避難所を移るのは嫌だと、ここで十分対応してもらっていると言っていた。一昨日も(避難所運営業務を担当している)教育長が、避難している皆さんにほかの避難所に移ってもらえないか直接相談したところ、一家族が応じてくれた。

 昨日私も一人一人に話を聞いたところ、この避難所がいいとのことであり、それを無理して移動してもらうのは非常に厳しいと感じた。とどまる人が多いとすれば、そこでさまざまな感染症、また病気、体調など含めて、万全な態勢を築き、健康管理に配慮していく。

Q22(記者)

 確認だが、移りたくない人の理由は、地域のみんなで避難してきていて、ある程度コミュニティーが継続しているとか、自宅が近くにあるからといった理由で、離れることが嫌なのか。

A22(長野市長)

 そうである。自宅に近いというのが大きな要因である。加えて、知っている人が近くにいることである。強制的に移ってもらうのは難しい。今の状況の中で、最大限対応していく。

Q23(記者)

 避難所の選定に絡んでくるが、(豊野西小には)まだ200人以上の避難者がいて、ほかの避難所と比べても集中している。ほかに行ける場所がないから、ここに集中しているとの考え方はできないのか。ほかにも、豊野中とか三つほど避難所はあったかと思うが、結果的には豊野西小に集中しているということはないのか。

A23-1(危機管理防災課長)

 当初、千曲川関係で開設した指定避難所は31カ所。そのうち、穂保付近は豊野西小、豊野東小、それから北部スポーツ・レクリエーションパーク、古里小学校、長野運動公園であり、今も避難所として開設している。

 ほかの地区では閉鎖している所もあるが、この辺りで閉鎖した所はない。その時点では、最適な避難所と判断して(開設した。)

A23-2(危機管理防災課長補佐)

 一点訂正する。この近辺で当初開設したが、その後閉鎖した避難所は、東部中学校と徳間小学校である。

Q24(記者)

 今避難している人は、自宅からあまり遠く離れた所へは行けないし、行きづらいという心情は理解できる。例えば、近くに指定避難場所や緊急避難場所を用意していれば、最初の段階で分散できたということは考えられないか。

A24(危機管理防災課長)

 長沼地区には長沼小学校があるが、完全に浸水区域に入ることが想定されることから、外さなければならない。そういう所を外した中で、最大限の避難所を開設したものである。

Q25(記者)

 10月22日の避難の際、豊野西小学校の体育館だけでは避難者を収容できないので、急きょ視聴覚室を開けたり、一時的には廊下まで開放しようかという、まさに市長が言う過密状態にあった。(豊野西小は)収容先として長沼地区ではなく、豊野地区が想定されると思うが、豊野地区の人たちを十分受け入れられる土台がそもそも整っていなかったのではないかとも考えられる。

 この点については、どのような見解か。

A25(危機管理防災課長)

 今回、どのくらいの人が避難するか想定もつかない中で、豊野地区では、豊野西小学校と豊野東小学校を避難所として開設した。豊野西小学校に避難者が集中し、受け入れられない状況になった時点で、隣にある豊野西部児童センターを追加で開設し、現在もその状況が続いている。

 少し離れた所に、豊野さつき保育園があり、そこでも受け入れられるよう追加で開設したところ、13日午前10時の時点で11人の避難者があったが、14日朝の時点で避難者がいなくなったことから閉鎖した。

Q26(記者)

 避難所の選定について、豊野地区では、洪水の際の指定緊急避難場所と指定避難場所はどこに指定されているのか。

A26(危機管理防災課係長)

 洪水時の避難場所は、豊野地区に限ると豊野東小学校と豊野西小学校で開設することを想定している。

Q27(記者)

 洪水時、北部スポーツ・レクリエーションパークは入っていなくて、豊野西小が入っているとのことでよいか。

A27(危機管理防災課係長)

 豊野地区に関しては以上(豊野東小と豊野西小)であり、豊野地区から外に出て避難する人のために、北部スポーツ・レクリエーションパークや昭和の森公園フィットネスセンターなどを想定している。

Q28(記者)

 (豊野西小避難所の過密状態の)解消に向けて、なかなか難しいようだが、今後どのような方法が考えられるのか、時期的なめどはあるのか、2週間たっても避難所の過密状態が解消されないが、避難所の設定に問題がなかったのか。

A28(長野市長)

 避難者が、一番近く一番行きやすい所に避難をしたと思っている。

 (避難所の設定が)良かったのかどうかというのは、避難者がここと決めて避難して来たことなので、いけないということはない。当然、逃げやすい所に避難してもらうのが一番大事である。

Q29(記者)

 (豊野西小の)避難所の過密状態の解消に向けてはどうか。

A29(長野市長)

 (避難者の心配事は)仮住宅がどこになるのかということなので、市営・県営の住宅、また民間の借り上げ住宅や仮設住宅を早急に準備しながら、意向調査をした上で、皆さんの要望に近い仮住まいをできるだけ早く選定していきたいと思っている。「り災証明書」についても、現在22チームで、県と同じ日程で対応をしている。

 一番大切なのは、今の環境を守っていくのと同時に、少しでも早く、安定した仮住まいに移れるように対応することである。

Q30(記者)

 豊野西小学校と豊野東小学校が、洪水の際の指定避難場所とのこと。今回の台風の浸水エリアが、洪水ハザードマップの100年に1度の洪水想定区域とほぼ一致していると担当課から聞いた。そういう浸水が想定される地区において、避難場所がその2カ所だけで十分だったのか。

A30(危機管理防災課長)

 長期避難になっているが、現在、豊野西小学校が過密状態なのは事実であり、豊野東小学校は比較的人数が少ない。今後、検討を加えていきたいと思っている。

Q31(記者)

 それは、避難所指定の在り方などについて、現状を精査して、検討していくとのことでよいか。

A31(危機管理防災課長)

 そうである。

災害ごみの処理について  その2

Q32(記者)

 富山市のごみの受け入れについて聞きたい。現在、災害廃棄物が多く出ていて、可燃ごみの処理が追い付かない可能性があるため、今回の対策になっているのか。

A32(生活環境課長)

 そのとおりである。長野広域連合のながの環境エネルギーセンターに可燃系の災害ごみが、(長野市だけでなく台風被害があった周辺自治体からも)大量に搬入される恐れがあり、処理能力を超す可能性がある。そのため、県を通じ、県内、県外の自治体に処理について協力を呼び掛けている状況である。

Q33(記者)

 昨日、加藤市長は富山市長と話をしたとのことだが、やりとりを教えてほしい。

A33(長野市長)

 富山市長もテレビなどから情報を得ていて、電話した際は、(長野市の)支援策について前向きに検討いただいていた。

Q34(記者)

 富山市以外で、要請など話が進んでいる自治体はあるか。

A34(生活環境課長)

 県を通じて協力を依頼していた件について回答が一部来ているが、通常のごみ処理があり、対応は難しい状況であるとの回答である。

Q35(記者)

 前向きに検討している自治体は、富山市だけか。

A35(生活環境課長)

 早急に対応できると回答してくれた自治体は今のところないが、来年1月以降であれば可能性があると回答してくれた自治体はあった。

Q36(記者)

 処理能力を超える災害ごみの問題は喫緊の課題だと思うが、どう対応していくのか。

A36(長野市長)

 堤防の上にまで積み重なっているなど、大変多くのごみが出ている状況である。仮置き場を確保したり、ごみを早く処理するようにしたりして、市民生活を1日も早く回復させたい。

 各方面の皆さんの協力を得ながら、対応していきたい。

避難指示について  その1

Q37(記者)

 豊野地区に住んでいる高齢者の数人から、防災無線の音が聞こえなかったとの声があった。そういった人に限っては、携帯電話を持っていないため、避難指示の内容がよく理解できていなかったという人もいるが、そういった声は市に届いているか。

A37(危機管理防災課長補佐)

 日々、市民からさまざまな電話をもらっているが、(今回の災害に関して)特段そのような内容はない。

Q38(記者)

 特に大雨のときは聞こえなかったという人が何人かいたが、市長はそういう声を聞いて、思うところや今後どうしていったらいいかといった考えはあるか。

A38(長野市長)

 今回の災害の中で感じたことは、危険な所については、バスを出して避難させるとか、今後を含めて考えると、これだけ大型台風が襲来するとなると、隣近所が一緒になって行動する態勢を考えていく必要があると思う。

住宅支援について  その2

Q39(記者)

 先ほど仮設住宅の関係で要望を聞いている中で、近所の人と一緒に移りたいといった声があるとのことだが、そういう要望は反映していく考えで検討しているのか。

A39(長野市長)

 可能な限り避難者の皆さんの気持ちに寄り添って対応していきたい。

 全て可能かどうか分からないが、あらゆる手立てを講じながら、可能な限り希望に沿ってやれるように努力をしていきたい。

避難指示について  その2

Q40(記者)

 災害時の対応について、後からの振り返りになるが、市長の直接の呼び掛けが午前2時すぎで、その段階では、既にレベル5の災害発生といった段階なので、もう少し早い段階で市長から直接呼び掛けるようなことは考えなかったのか。

A41(長野市長)

 あの段階では、2階を含めて高い所へ避難をすべきで、午前2時ごろは、ある面では移動するには大変だったと思う。午前2時が良かったかどうかは分からないが、越水などを含めて早い段階から呼び掛けをしていたが、私からの呼び掛けは2時12分であった。

 もう二度とあってはいけないが、もしそうなれば、やはり首長の呼び掛けは、聞いた人がそれで避難したとの話も聞くので、「市長が言うのだから大変だ」ということで、ある面非常に影響力が大きいので、今後の反省・検討材料としていきたい。

Q41(記者)

 当時の状況としては、まだ(自宅に)残っている人がいるということに対して、市長が危機感を持って呼び掛けたのか。

A41(長野市長)

 そうである。まだ(自宅の)1階にいる人を含めて、2時12分の時点ではまだ(避難が)間に合うという意識はあった。

Q42(記者)

 (10月13日の)浅川の越水関係の避難指示は、今から考えると遅かったという認識はあるか。

A42(危機管理防災監)

 浅川の越水が始まって、下駒沢の辺りで水がつきだした。浸水してきた地域に避難指示を出した。水害により、浅川の排水機場が故障していたため、内水氾濫が起きたと判断している。

排水機場の状況について

Q43(記者)

 浅川の排水機場について聞きたい。今、2機が壊れていて毎秒44トンほど排水量を失っている状態であるとのことだが、内水氾濫の危険性が今後も高まるとの認識でよいか。

A43(森林農地整備課長補佐)

 通常、冬は千曲川の水位が下がる時季なので、今後、千曲川の水位が上昇しない限りは、危険度は下がると思われる。

Q44(記者)

 今後、この危険な状況はいつまで続く見込みなのか。また、排水機場はいつまでに復旧する見込みなのか。

A44(森林農地整備課長補佐)

 七つの排水機場が現在故障中であるが、それぞれ故障度合いが異なっていて、重傷な所もあれば軽傷な所もある。1日も早く稼働できるように努力しているが、早い所で3~4カ月、遅くとも1年ほどと、ケースバイケースである。

 なお、応急のポンプ稼働については、それぞれ別に対応していく。

明日からの大雨予報を受けて

Q45(記者)

 明日から大雨になるとの予報があるが、それも含め、浅川下流域をはじめ、住民に呼び掛けたいことを、市長の言葉でお願いしたい。

A45(長野市長)

 何としても、これ以上災害の被害者が出ることを避けたい。早い段階から、空振りになってでも、一定水位以上になったら皆さんに避難を呼び掛けていきたい。

Q46(記者)

 起きてからでは遅い、ということか。

A46(長野市長)

 そうである。

 

(注意)A25の回答については、当初の回答内容に誤りがあったため、令和元年10月28日、正しい情報に訂正済みです。

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