ページの先頭です。
メニューを飛ばして本文へ
-
-
-

検索コーナー

現在地 トップページ > 市長記者会見 > 令和元年12月25日定例記者会見

令和元年12月25日定例記者会見

  • 印刷用ページを表示する
  • 更新日:2019年12月26日更新

会見項目

市長あいさつ

質疑

会見内容

記者会見インターネット中継(市長あいさつのみ)

ユーチューブ長野市公式チャンネルで、市長あいさつの録画版を配信しています。
会見当日は生中継も行っています。

市長あいさつ要旨 

 今年も余すところ1週間となり、令和元年の記者会見としては最後の記者会見となった。
 市議会12月定例会においては、「令和元年台風第19号災害からの復興に関する決議」が行われたほか、補正予算など、提出した議案の全てを可決いただいた。議会の決議の思いもしっかりと受け止めながら、成立した議案の適切な執行に努めていきたい。

 さて、台風第19号災害については、避難されている皆さんのご理解をいただきながら、次の住まいなどについて支援してきたが、統合避難所は12月20日をもって閉じることができた。この間、避難されていた皆さんのご理解とご協力に改めて感謝申し上げるとともに、運営をサポートしてもらった関係の皆さんに対し、お礼を申し上げたいと思う。
 発災から2カ月が経過し、応急復旧の大きな節目を迎えたという思いと、今後、在宅生活に戻られた皆さんを含め被災された皆さんに対し、改めて心身共にしっかりとした対応をしていかねばならないと考えている。

 12月15日には、長沼地域交流ハウスが完成した。私も当日現地へ行ったが、長沼地区住民自治協議会の皆さんは「これでよりどころができた」「地域の皆さんと交流ができる」と大変喜んでくれた。
 その後、豊野地区に開設された「まちの縁側ぬくぬく亭」へも行ってきたが、現地のボランティアの皆さんの活躍する姿に大変心強く感じたところである。また、りんごの湯でも多くのボランティアの皆さんが、支援物資の整理、陳列などを熱心にしていた。さまざまな所で多くのボランティアの皆さんが活躍する姿に感動し、頭の下がる思いである。

 12月19日には、「長野市生活支援・地域ささえあいセンター」を長野市ふれあい福祉センター内に開設し、生活支援相談員による建設型仮設住宅への訪問を始めている。また、年明けには、みなし仮設、公営住宅に入居された皆さん(や在宅の被災者の皆さん)についても巡回訪問などを行う予定である。
 今後も、巡回訪問などによる見守り、声掛け、交流事業などを行い、安心した日常生活を営むことができるよう、生活再建に向けた支援に取り組んでいきたいと考えている。

 12月18日からは、公費解体に関する説明会を開催している。本日が最終日となるが、これまでに計9回開催し、延べ666人の皆さんに制度の説明を行ったところである。新年1月10日からは、解体申請の受け付けを開始する。1月6日から予約専用のコールセンターを開設するので、ここで申請受け付けの予約をしてから受け付け会場へお越しいただくようお願いしたいと思う。
 大切な個人の財産を解体するということで、準備書類が多く、お手数をお掛けするが、ご理解とご協力をお願いしたい。

 また、災害廃棄物の仮置き場については、12月15日をもって赤沼公園での受け入れを中止し、12月16日から豊野東山第1運動場での受け入れを再開した。なお、12月31日から令和2年1月3日まではアクアパル千曲、豊野東山運動場とも受け入れを休止する。皆さんのご理解とご協力をお願いしたい。

 12月20日には、長野市災害義援金配分委員会を開催し、長野県と長野市災害義援金の第1次配分額が決定した。12月9日時点で1億7,400万円を超える義援金をお寄せいただき、この場を借りて改めて感謝申し上げる。
 今回は、このうち1億7,100万円余りを(配分の)対象として決定したもので、配分の対象となる被災者の皆さんへは県の配分額と合わせ今月中に通知し、順次、指定された口座に振り込んでいく。

 避難者対応、緊急の応急復旧などについては、おおむねの見通しがついてきたことから、本格的な災害復旧・復興へと歩みを進め、被災者の皆さんの生活再建、インフラの復旧・復興、経済活動などを日常に取り戻す取り組みを加速させていくため立ち上げた、長野市災害復興本部の第1回会議を本日開催した。
 年明け1月には、被災地区の皆さんや有識者などで組織する長野市災害復興計画検討委員会において、復興計画案について検討してもらえるよう、準備を進めていきたい。
 なお、いまだ災害廃棄物や農地の流入土砂への対応、住宅の応急修理が継続していることなどを考慮し、当面の間、災害対策本部も継続していく。
 いずれにしても、まずは、被災された皆さんが年末年始を落ち着いて過ごしてもらえるよう、各住民自治協議会や民生児童委員の皆さん、そして庁内の各部局が連携して対応していきたいと考えている。

 次に、いよいよスキーシーズンが到来し、戸隠スキー場は、12月14日に一部オープンした。今年は、指定管理者も交代し、地域の皆さんが一体となって盛り上げていこうとがんばっている。
 全面滑走可能までにはもう少し積雪が欲しいところであり、スキー場周辺では十分な積雪に恵まれることを期待しているところである。今シーズンも「スキーこどもの日」などをはじめ、大人から子どもまで楽しめるイベントを用意して、皆さんの来場をお待ちしている。
 なお、飯綱高原スキー場については、降雪状況を見てオープンする予定であるが、年末年始は9連休の事業所も多いと聞いているので、1日も早くオープンできればと思っている。

 さて、今年1年を振り返ってみると、台風第19号災害というつらく悲しい出来事のほか、2月には県内でCSF(豚コレラ)が発生し、また4月には、資源再生センターの火災が発生するなど、改めて危機管理について考えさせられる年であったと思う。
 また、イトーヨーカドー長野店の撤退については、商店街の集客や周辺住民の日常生活に多大な影響がある。ピンチをチャンスに変えられるよう、ビル所有者の考えも確認した上で、市としても協力できることを検討していきたいと考えている。

 また今年は、4月に県議会議員選挙、7月に参議院議員選挙、9月に市議会議員選挙と選挙の年でもあったと思う。特に、市議会議員選挙では、地方議員のなり手不足が叫ばれている中で、定員39人に対して52人が立候補し、近年まれにみる激しい選挙戦となった。元職と新人で12人が新たな顔ぶれとなった。しかし投票率は40.31パーセントと、過去最低を記録し、今後一層、市民に行政に関心を持ってもらえるよう取り組んでいかなくてはならないと感じた。
 一方で、5月に阿部知事らと行った「しあわせ信州生涯活躍応援宣言」のほか、7月に開催した「健康・粋(いき)いきフェスタ」と「シニア就労支援セミナー」、10月に開催した「ダンシングナイトin芸術館」など健康寿命を延ばし、年齢にとらわれず元気で活躍してもらう取り組みは、フレイル予防の成果の一つとなったと感じている。
 9月に開催した「伝統芸能こどもフェスティバル」や、同時開催した「ながの子ども・子育てフェスティバル」、また3月には長野市がホームタウンとなった信州ブレイブウォリアーズのB2リーグ優勝や、先日詳細なルートやランナーが公表された2020東京オリンピック聖火リレーの本市での開催など、次への期待を抱かせる話題もあった。
 7月に開催宣言をした「2019デンマーク親善フェア」も一部のイベントは中止となったが、来年本番を迎えるデンマーク競泳チームの応援を続けていきたい。
 今年は、本市にとって試練の年であったかもしれないが、来年大きく飛躍するための準備の1年であったとも感じている。

 終わりに、12月16日に国土交通省の「令和元年度手づくり郷土(ふるさと)賞」の大賞部門のグランプリに、松代文化財ボランティアの会と長野市が選ばれた。
 松代文化財ボランティアの会の皆さんは、平成12年から旧白井家表門や真田邸など、松代の歴史的建造物への来訪者の接待や案内などを行っていて、松代の文化財の魅力を掘り起こす活動が社会資本を生かすソフトとして、地域づくりに大きく寄与している点が評価され、グランプリの栄誉に輝いたものである。
 松代地区も浸水による被害が発生しているが、地域の皆さんを勇気づける受賞であったと思う。また、物心両面で会の活動を支援してきた市教育委員会を含め、長野市にとっても非常に喜ばしい受賞だったと感じている。ぜひ来年も、全国の皆さんに松代の歴史を堪能してもらえればと思う。

 市役所は一部の施設を除き、12月28日から令和2年1月5日まで、年末年始の休みとなる。来年こそは、災害のない穏やかで、明るい話題の多い年になることを願っている。
 報道機関の皆さんは、仕事の人もいると思うが、健やかに新年を迎えられるよう、心よりお祈り申し上げる。引き続き、来年もよろしくお願いする。
 私からは、以上である。 

質疑内容要旨

今年を振り返って

Q1(記者)

 市長から1年を振り返っての説明があったが、漢字一文字などで今年を象徴するような一言は何か。

A1(長野市長)

 今年は「力」という字にしたいと思う。「力」はみなぎる力、全てのものに力を与える。今回の災害においても、国をはじめとして、ボランティアの皆さんの力があったからこそ、ここまできたと思っている。よって、「力」にした。 

Q2(記者)

 先日、ボランティアの年内の活動は終わったが、延べ6万2千人の災害ボランティアの力が、長野市の復旧において大きな力になった、心強かったと考えているか。

A2(長野市長)

 報道の皆さんにも感謝している。長野県内には(東京の民放)キー局の地方局が四つあるが、4局がキー局と連携を取り、しっかりと報道してくれた。報道により、6万人を超えるボランティアが駆け付けてくれて、大きな力になったと考えている。

災害復興本部会議について

Q3(記者)

 今日開催された災害復興本部会議で、どのようなことが議論になったのか教えてほしい。

A3(長野市長)

 まずは、復旧・復興が第一である。復興計画は、来年3月までにめどをつける。それには、災害復興(計画検討)委員会に地元の人や有識者に入ってもらい、できるだけ早く作りたい。そして、復興計画に沿って(復旧・復興の取り組みを)進めていきたいと考えている。

災害ごみの搬出状況について

Q4(記者)

 災害ごみの関係だが、年内に生活圏内からの撤去を目指すとなっていた。現在の進捗(しんちょく)状況を教えてほしい。

A4(長野市長)

 (受け入れを中止した)赤沼公園は、これで廃棄物の搬出が終わる。豊野東山第1運動場では、12月16日から(受け入れを)再開している。公園や道路脇に搬出された廃棄物は、県内外の市町村の車両により、順次回収をしている。

長沼地区においては、まだ災害ごみがあり、あまり(仮置き場が)遠いと困るとの声もある。赤沼公園の近くの場所に土地を借りて、一時仮置きをすることも考えていて、地域の皆さんに使ってもらえるような形になるとよいと思っている。

公費解体も始まってくるので、廃棄物の置き場についても、仮置き場も含めて調整したい。

復興計画について  その1

Q5(記者)

 復興計画は、来年3月までに作るとのことだが、市長の中で今描いているイメージや思いがあれば教えてほしい。また、新年度から事業化するものについては、予算措置していくのか。

A5(長野市長)

 災害復興本部と災害対策本部の併設をどのようにしていくか、まだ決まっていないが、(復興計画は)復興ということを強調して、災害対応というよりは、もう少し前向きになるような形にしたい。

 地域のハード面の復旧・復興は当然考えていく。長沼支所は全壊という中で、今後も災害に対する不安があるので、住民の皆さんと話をしながら絵を描いていきたい。当面、長沼支所はプレハブ造りで来年の3月までの完成を目指していく。

 観光を含めたにぎわいの再生などは、各部局から意見(案)を出し合い、全部局で取り組んでいく。一般の事業のほかに、目に見える形で(復興)事業を打っていきたい。

被災者への支援について

Q6(記者)

 「生活支援・地域ささえあいセンター」が開設し、(相談員が)建設型仮設住宅を訪問していると思うが、建設型仮設住宅と圧倒的に数の多いみなし仮設住宅を合わせると、年明けから750世帯以上(の訪問)となり、非常に多い印象を受ける。

 年度内に(訪問する)という目安も聞いているが、スピーディーに皆さんにアクセスしていく上で、多くの皆さんにどのように対応していくのか。

A6(長野市長)

 (ささえあいセンターには)現在、15人の(生活支援)相談員を配置しているが、(保健センターには)地区担当の保健師もいるので、保健師が担当地区ごとに対応して、連絡を取り合っていくという方法を考えている。

Q7(記者)

 市保健センターなどの保健師と「ささえあいセンター」の相談員が連絡を取り合っていくのか。

A7(長野市長)

 そうである。

Q8(記者)

 仮設住宅や公営住宅に入っている人はもちろんだが、在宅で2階に住んでいる人からも、「寒さを感じている」「なかなか料理ができない」との声を聞く。まだ生活が元に戻っていない人たちには、どのように対応していくのか。

A8(長野市長)

 これから寒さが厳しくなる中で、体調が悪くならないようにしていかなければいけないと思っている。一つの案としては、公営住宅などに1カ月程度の短い期間、一時的に入ってもらうことも考えられる。

 地区の民生児童委員の皆さん、区長、地区の役員の皆さんと連絡を取りながら、在宅の被災者に対するケアをしていきたいと思っている。

復興計画について  その2

Q9(記者)

 復興計画は、3月までに作成するとのことだが、いつから実施することになるのか。4月からなのか、計画策定後などの見通しを聞きたい。

A9(企画政策部次長兼復興局復興推進課長)

 復興計画の中で、具体的に取り組む施策と、どのくらいのスパンで実施していくか示したいと考えている。4月から実施できるものについては早急に進めたいと考えている。  

Q10(記者)

 計画だが、5年、10年、何年以内など、めどはあるのか。

A10(企画政策部次長兼復興局復興推進課長)

 計画策定の中で、具体的に決めていきたいと考えている。イメージとしては、5年ぐらいを想定した中・長期的な計画にしたいと考えている。

Q11(記者)

 3月までに計画を作るということは、来年度予算に反映させることを念頭に置いているのか。

A11(長野市長)

 今後、予算化していくことになる。

災害対策本部について 

Q12(記者)

 12月20日に統合避難所が閉鎖されたが、災害対策本部は継続している。一般的には、避難所を閉鎖した段階で災害対策本部も解散する自治体が多いが、市長としては、災害対策本部の解散がこの時期になるだろうとか、この応急対策が終わったら解散になるのではないかという考えがあれば聞かせてほしい。

A12(長野市長)

 避難所が閉鎖した時に(災害対策本部を)閉じるという考えもあるかと思うが、まだ応急復旧を終えていない皆さんにとっては、災害対策本部が解散するということになると、不安感が生じてしまうことが懸念されるため、当面、規模は縮小しながら継続し、順次、災害復興本部に移管をしていくというのが、一つの考えである。

 災害復興本部は、復興に力を入れて、災害対策本部は縮小しながら現状のケアの問題から現場のハードの面を含めて、復旧に重点を置いて進めていくかどうか、迷っているところはある。

 基本的には、年度内には災害対策本部を閉じることができるか、そして災害復興本部へ移管できるかどうかで考えている。

今一番の課題は

Q13(記者)

 市長が応急対策として、今一番課題だと感じていることは何か。

A13(長野市長)

 一つは、農地の土砂排出である。もう一つは、商業、そして工場など500棟を超える企業が大きな被害を受けているが、グループ補助金を含めて、商工会議所、商工会、中小企業団体中央会などと連携しながら進める中で、企業が廃業を選択することを危惧しているので、そうならないように支援していかなくてはいけないと思っている。

 被災者が散り散りに各仮設住宅などに移っているが、今まであったコミュニティーがなくなってきている中で、心のケアが重要ではないかと思っている。地域のコミュニティーが失われないように、支援をしていかなくてはならないと考えている。

市長の復旧完了イメージは

Q14(記者)

 市長は、どういう段階になれば復旧が完了したというイメージを持っているのか。

A14(長野市長)

 完了という言葉が非常に難しく、被災地の復旧、被災者の心のことを含めて対応していくと、完了という(言葉を使う)ことは非常に難しいと思っている。

 災害対策本部から災害復興本部に移るという形は考えているが、完了したという言葉はそれぞれの事情の中で、それぞれの思いがあるので、私とすれば使えないかなと思っている。 

Q15(記者)

 年度内にも災害対策本部を閉じる予定で災害復興本部に移行するという中で、どういう形かは分からないが年度内が一つの区切りになるということか。

A15(長野市長)

 一つの区切りにしたいと思っている。

Q16(記者)

 復興計画は5年ぐらいのスパンになるので、そこで示されたものが、復興たるものを示すことになるかと思う。それ(復興計画)を見てみないと分からないということか。

A16(長野市長)

 そうである。これで完了したということはなかなか難しいと思っている。

Q17(記者)

 復興計画に関して、こうした部分が大きな柱になるとの考えがあれば聞かせてほしい。

A17(長野市長)

 観念的であるが、これだけの大災害を受けたが、この災害を機に市民が一つのコミュニティー、人間関係を含めてもう一度自助・共助というものを思い起こすチャンスとなり、長野は大きな復興を遂げたというようなイメージは持っていたいと思っている。  

Q18(記者)

 悪いことが起きてしまったが、前向きに捉え、長野市全体が一丸となり、より関係性を強固にしていくというイメージか。

A18(長野市長)

 そうである。ワン・ナガノと言っているが、今、個人主義というものがどんどん出てきて、人と人との関係性が薄まっている。今回の災害を機に、今後、自分だけでは生きていけない、隣近所を含めて一緒になって生きていこう、そして長野を元気にしていこうという団結力、連帯感が長野に生まれていくような形になればいいなと思っている。

より良いホームページにするため、皆さまのご意見をお聞かせください
このページの情報は役に立ちましたか?
この情報をすぐに見つけることができましたか?

このページに対するご意見・ご要望を記入してください(個人に関する情報は記入しないでください)。
なお、お答えが必要なご意見等はこちらではお受けできません。直接担当部署または市へのご意見・ご提案へお願いします。

※いただいたご意見は、より分かりやすく役に立つホームページとするために参考にさせていただきますので、ご協力をお願いします。

このページに関するお問い合わせ先
〒380-8512 長野市大字鶴賀緑町1613番地
直通
Tel:026-224-5004
Fax:026-224-5102
お問い合わせはこちらから
前のページに戻る ページトップに戻る