広報ながの2022年7月号掲載記事
保護司とは、犯罪や非行をした人たちの更生を手助けするボランティアです。現在、長野地区(長野市・信濃町・飯綱町・小川村)では、154人(うち女性37人)の皆さんが活動しています。
刑務所に入る人の約6割が再入者です。特に覚せい剤などの薬物使用犯罪は、受刑者の約半数が5年以内に再び刑務所に入っています。そのため、再犯防止や立ち直りの支援が求められています。また、犯罪から立ち直ろうとする人を温かく受け入れる地域社会を築くため、更生保護の取り組みに対する理解を深めていくことも重要です。
立ち直りを支援する保護司の主な役割は次の3つです。
社会を明るくする運動 ~犯罪や非行を防止し、立ち直りを支える地域のチカラ~
犯罪や非行の防止と罪を犯した人たちの更生について理解を深め、立ち直りを支援するとともに、犯罪や非行のない地域社会を築くための全国的な運動です。
長野地区保護司会では、各地区の住民自治協議会やボランティア団体などと協力し、住民集会などさまざまな取り組みを行っています。
福祉政策課