平成28年度に行った、各市立公民館の講座の様子の一部を掲載しています。
例年とは異なり、公民館利用団体の方々と実行委員会を組織して、成人学校の実技発表と作品展示、公民館利用団体のステージ発表と作品展示をメーンにして、地域公民館からの作品、子ども達の作品(川中島児童センター、川中島子どもプラザ、昭和子どもプラザ)、喫茶コーナーも設置しての全館あげてのおまつりを開催し、昨年より多くの方々にご来場いただきました。
出会いの寺 善光寺 Part2 ‐思いがけず縁の糸が‐「小林一茶」と善光寺
(講師:堀井正子先生 近代文学研究者)
今回で4年目となる文学講座は、堀井正子先生の知名度の高さ、さらに昨年度好評だった「出会いの寺 善光寺」のpart 2ということもあってか、受講生が120名を越える人気となりました。
善光寺を舞台に、俳人小林一茶が本堂に残された落書きを見て、旧友が前日に参拝したことを知る「幻の出会い」の話を、先生の流れるような言葉で語られ、まるで情景が目に浮かぶようでした。
受講生の大満足が得られ、次回を望む声は言うまでもなく、早速来年度の講演を引き受けていただきました。
「川中島音頭を創った人たち」(講師:山口 明 川中島町公民館長)
高齢者教室に続き、地元 川中島にちなんだ「川中島音頭を創った人たち」をテーマに、北原白秋(きたはら はくしゅう:作詞者)・町田嘉章(まちだ かしょう:作曲者)・花柳徳次(はなやぎ とくじ:振付者)について詳しく学びました。
北原白秋(きたはら はくしゅう)が、川中島の風土と歴史を表した詩を完成させ、音楽と舞踊の歴史的な高まりの中、町田嘉章(まちだかしょう)が作曲し、花柳徳次(はなやぎとくじ)が振付して川中島音頭は出来上がりました。
山口館長が作成した、人物と歴史的背景を踏まえた年表をもとに、受講生は、川中島音頭についてより深く知ることができ、今年度の女性教室は終了となりました。
「明治期の川中島地区の村誌(そんし)作成‐皇国地誌(こうこくちし)の編纂‐」
(講師:山口 明 川中島町公民館長)
明治政府が近代国家としての基礎を築くために国土の把握を目的として日本全国の地理・歴史・産業等を記した郡誌(ぐんし)・村誌(そんし)の編集を各府県に命じたのが「皇国地誌(こうこくちし)」の編纂事業でした。
長野県では明治8年頃から本格的に始まり、川中島地区では明治12年から明治15年にかけて各村々で編纂作業を行い、県令(けんれい)に提出しています。
皇国地誌(こうこくちし)編纂の経緯、明治政府の地誌(ちし)編纂事業、川中島地区の各村々での村誌(そんし)編纂などについて探訪しました。
中国出身の講師の指導でワンタンを作りました。
みなさん、皮から作るワンタンに期待して参加していただきました。
「皮を薄くのばして包むのが難しい」「皮の厚さや包み方、肉の量で食感が違う」「失敗は成功の基、失敗から生まれた発見ががあった」との感想がありました。
「次は、餃子をやってほしい」という要望もありました。
「唐箕(とうみ)の話」 講師:細井 雄次郎先生(長野市立博物館学芸員)
“唐箕(とうみ)とは・・・?”
農作業で、稲を脱穀調整する際に使われるのが「唐箕(とうみ)」です。唐箕(とうみ)は、江戸時代初めに中国から伝えられた農具で、その後各地に広まり、全国的に使用されるようになったと云います。
農具という身近な題材をテーマにし、写真で実物の唐箕(とうみ)を見ることで、受講生たちは更に知識を深める事が出来たのではないかと思います。
参加者の意見や感想は、「やり方の間違いに気付いた」「ひと手間かける大切さを感じた」「忘れないうちに作ってみたい」などがありました。
また、年配の男性からは「おふくろを思い出して懐かしくなった」との感想がありました。
「もち米を使ったほかの料理は?」の質問には、講師から「栗・ささぎ豆・サツマイモ・味付け(きのこや山菜)などなんでも応用できるので、何度も挑戦して自分のものにしてください」というアドバイスがありました。
赤飯の他に、かきたま汁と簡単リンゴケーキを作りました。
芋井産の新そば粉を使ってそば打ちをしました。
そば粉は生きているので、温度・湿度・時間が大事です。
自分で打ったそばは格別! つけもの講座で作った野沢菜の天ぷら付です。
「みんなで楽しく歌いましょう」(講師:声楽家 上村まり子先生 伴奏 服部秀子先生)
例年楽しみにしている受講生も多い、歌の講座を開催。講師の上村先生と服部先生は、息もぴったり。明るくユーモア溢れる雰囲気で講座が進みました。
今年は、「川中島」という地元にまつわる歌を館長の解説も入れ、先生に指導していただきました。受講生は、思い切り歌えて、良いリフレッシュの場となりました。
「川中島の地名探訪」(講師:川中島町公民館長 山口 明)
川中島地区(四ツ屋・上氷鉋・今里・今井・原・御厨)の字名(あざめい)の由来から土地の高低を判断して、高いところと低いところを色鉛筆で色塗りをし、それぞれの字地(あざち)がどのような広がり方になっているかを地図上で探訪しました。
字は現在の生活ではほとんど使われていませんが、名も無き人々が目に見える土地の状態を字名に付けたもので、地域の歴史を探る上で第一歩になる歴史資料であることを参加者同士で確認しあいました。
11月10日・24日に開催しました。
唱歌からオペラ楽曲まで様々なジャンルの曲を、大きな声で楽しみながら気持ちよく歌うことができ、会場が一体となりました。
11月17日に開催しました。
筝・伽耶琴・口琴の3種の琴の調べを楽しみました。
紅葉が輝く中、心に染み入る音色に引き込まれ、心豊かな時間を過ごすことができました。
しっとりとした大人のコンサートになりました。
「川中島の知られざる名句」(講師:清泉女学院大学客員教授 玉城 司先生)
前半は、小林一茶が文化4年に父の7回忌で信濃町に帰郷し、11月にも再度帰郷したときに北国街道南原にて詠んだ句や永住を決意して帰郷した文化10年に川中島を行脚して詠んだ句、それから先月群馬県で発見した作者不明の川中島合戦を回顧する2首の句などを「川中島の知られざる名句」として紹介していただきました。
後半は、グループごとに五音、七音の言葉を記し、これを組み合わせて五・七・五の俳句をつくり、全部で25首の名句ができあがりました。
第6回 館外研修「手仕事訪問~組子細工~」(講師:栄建具工芸 横田栄一先生)
組子とは、欄間や間仕切り、障子や襖に木材を組み合わせた細工をほどこした飾りで、釘などを一切使わず、細かい木材をパズルのように組み合わせて多様な文様を創り出す細工です。
篠ノ井横田の横田栄一さんは、この道60年の職人で、現代の名工にも選ばれている方です。
組子細工第一人者の横田さんの仕事場を訪ね、作業の様子や作品、修行時代から現代までの手仕事にかける思い、職人観、文化財の建具の修理の話など多岐にわたる話をお聞きすることができ、普段とは異なる時間を体感しました。
第5回 「姿勢づくりの体幹トレーニング」 (講師:長野市体育指導員 脇坂れい子先生)
“美しい姿勢を保つには・・・”
高齢者教室と同様、恒例の実技健康体操講座。今回は「姿勢づくりのための体幹トレーニング」と題して、脇坂れい子先生の指導の下、笑いあり楽しく体を動かしました。
受講生は、普段使うことのない筋肉を動かすことによって、体幹トレーニングの大切さ、持続性の必要性を感じたようです。
第5回 館外研修「近くて遠い山の文化探訪」~大岡方面~
(講師:元長野県文化財保護指導委員 浅野井 坦先生・山口 明公民館長)
秋の長雨や台風の接近で案じられた天候の中、両日とも良い天気に恵まれ、足取りも軽く大岡方面での現地学習をしました。
人びとの暮らし振り等を交えた講師の解説を聞きながら、午前中は天宗寺、豊葦原神社、芦ノ尻道祖神、棚田を、午後は樋知大神社・観ノ山百体観音を訪ねました。
受講生は、昔住んでいた人々に思いを巡らせながら、地元の歴史を知ることで、地域に伝わる文化に興味をもち身近に感じていただけたようでした。
第4回 「渡来人が来た!~長野盆地の2000年前の新来人~」(講師:川中島町公民館長 山口明)
市内篠ノ井塩崎遺跡群(伊勢宮遺跡・高速道地点)の弥生時代初期の人骨の歯の形質所見に基づいて、塩崎においては文化的な影響だけでなく、確実に渡来系の弥生人が来たこと、また弥生文化を受け入れた土着系の人々もいたことなどが説明されました。
渡来系弥生人の東日本への拡散における内陸部の出土人骨の歴史的意味などについても説明があり、渡来系弥生人の遺伝的影響は現代の私たちにも強く引き継がれていることもわかりました。
第4回 館外研修「千曲市・坂城町探訪」(講師:見学先施設職員の方々)
受講生の皆さんと館外研修で、千曲市・坂城町へ行ってきました!
2回目の29日の午前中はあいにくの雨...でしたが、午後からは曇りとなり館外研修に適した秋の涼やかな気候となりました。
千曲市にある味噌工場のでは味噌の仕込みも間近で見学することができ、また坂城町ではバラの挿し木講座、坂木宿の宿場巡りと盛りだくさんの日程でありましたが、皆さん見学の先々で熱心に職員の方の話を聴いていました。
第3回 館外研修「松代探訪」(講師:川中島町公民館長 山口 明)
1回目の時は、曇り空で昼ごろ晴れ間が見え、2回目は昼前から雨が降ってきて、雨降りの中での見学ということになりました。
今回の松代探訪は、「真田丸」関連ではなく、清野の千曲川旧河道の崖、旧北国街道松代通りの松代城下への玄関口にあたる勘太郎橋、松代藩御用商人八田家の土蔵群、裏柴町の養魚場など普段あまり訪ねないようなところを探訪しました。
第5回「長野ゆかりの童心画家 横井弘三」(講師:横井弘三とオモチャン会)
昨年は、横井弘三没後50年にあたり、「横井弘三の世界展」といった展示会が開催されましたが、晩年の20年余りを長野で過ごし、たくさんの絵を横井は残しています。
横井の作品を発掘、作品の記録、関係者の証言収集などを行っている市民活動団体のオモチャン会の村田さんと羽田さんのお二人にお世話になったお宅への絵の寄贈がたくさんあり、まだまだ横井の作品は出てきそうだということや羽田さんは、横井に幼児期に抱っこされたときのセーターの感触を覚えているなど、市民目線での興味深いお話を伺いました。
豊野公民館主催の地域力向上事業「豊野町史を読み直す(豊野用水はいつ・だれがひらいたか?石村用水・大倉用水編)」を開催しました。
公民館で事前学習をした後、現地を探訪しました。写真は、石村郷、大倉郷を支配した金沢氏(北条氏の一族)の頃からと思われる石村用水・大倉用水の取水口がある鳥居川沿いで撮影。
第4回 実技「防ごう!ロコモティブシンドローム~寝たきりにならないために~」
(講師:長野市体育指導員 脇坂 れい子先生)
最近よく耳にする“ロコモティブシンドローム”とは?
毎年恒例の実技健康体操講座、今回は骨や関節、筋肉などの運動器の衰えが原因で、「立つ」「歩く」といった機能が低下している状態のことを学び、先生の号令で実際に体を動かしながら、まずは自分の体の状態(ロコモ度)を気付いていただけたようでした。
そして、機能低下をそのままにして、要介護や寝たきりにならないようにと、脇坂先生の楽しい指導で、自分の筋肉を意識しながら改善のための体操を行いました。
和布で普段使いできる上品でおしゃれなポシェットを作成しました。
数種類ある和布から自分好みのものを選び、時間を忘れるほど熱心に取り組み、素敵なポシェットを完成させました。
和布に触れ、手作りの良さを実感する講座となりました。
豊野公民館主催の連続講座「マージャン講座」(第1回)を開催しました。
講師の先生から点数計算の基本について説明を受けた後、ゲームを開始。
参加者は経験者や初心者もおり、経験者は自分のペースで、初心者は、講師の先生のアドバイスを受けながらゲームを楽しみました。
高速道路出前安全講座~高速道路でのトラブル防止と対処法~(講師:株式会社ネクスコ・パトロール関東 長野事業所)
9月7日水曜日に、株式会社ネクスコ・パトロール関東 長野事業所の職員を講師に、高速道路出前安全講座を開催し17人が受講しました。
近年多発している、高速道路上で人がはねられる事故や、高速道路の逆走による事故を予防するための講座です。
前半は会議室で「最近の高速道路での事故の特徴」や「事故防止のポイント(車両点検)」などを学び、後半は屋外(駐車場)に出て「発炎筒の点火体験」「三角板の使用方法」「緊急通報のしかた」などの実技演習をしました。
受講生からは、より具体的な事故の状況を想定した質問がたくさんありました。
今後の安全運転に活かせる成果がたくさん得られたようです。
第2回「善光寺平を学ぶ~昭和30年代の新聞から~」(講師:三島 利徳先生)
昨年度は、戦後から昭和30年までの戦後の復興を取り扱いましたので、今回は続いて昭和31年から昭和41年の長野市との大合併までを対象として、新聞の紙面から長野市及び川中島町の移り変わりを概観しました。
昭和32年のテレビ本放送の開始、昭和33年の「有線放送ぞくぞく誕生」、昭和39年の「完全秘話式の川中島町有線放送」、長野市との合併直前の昭和41年9月の「郷土の素顔~更級川中島町」の記事などはちょうど50年前にあたり、農業地帯から工業地帯への変貌を遂げる川中島の姿が記され、興味深い話題でした。また、昭和30年代の新聞に投稿された歌壇、俳壇からも世相を感じることができました。
第4回「いきがいとは」(講師:飯綱町阿弥陀寺住職 久遠 峯志先生)
お話の合間にアルトサックスとテナーサックスを演奏しながら、前半は充実した日常生活を送るために「感動する心」、「好奇心」、「挑戦する心」を持って、心をときめかすことが大事、後半は死は生と表裏であるとして、終末期の迎え方、死生観を持つことの意味などについてお話をいただきました。
日常生活と終末期を充実して生きる示唆に富んだお話をうかがうことができました。
第3回「川中島葉月寄席」(講師:古里小学校教諭 中村 雅則先生)
毎年人気で恒例となった「川中島葉月寄席」。
快楽亭狂志こと中村雅則教諭と、お弟子さんの快楽亭旭陽さんの熱演で、今回も大盛況の2時間でした。
前座の快楽亭旭陽さんは望月小学校6年、一生懸命さも可愛らしく、「寿限無」の長い口上に温かい拍手が沸きあがりました。
この講座10年目になる快楽亭狂志さんは、今回も先生ならではの学校ネタでいきなり会場を笑いの渦に。
そして、古典落語から「抜け雀」をお噺しいただき、滑稽さと人情を軽快な口調と流石の表現で、会場中拍手喝采、受講生は大満足で帰られました。
やっぱり、おもしろいぞ!社会見学。
今回は、直富商事株式会社、信州大学工学部、マルコメ株式会社の3ヶ所を企業見学しました。
リサイクル工場内部の様子やハイテクによるオートメーション工場設備は圧巻でした。
是非皆さん、来年も、社会科見学でドキドキ、ワクワクで胸を躍らせましょう!
豊野地区住民自治協議会との共催で「大人の社会見学」を開催しました。
浅川ダム・運動公園調整池・堀中島雨水ポンプ場の現場見学を行いました。
参加者の皆さんは現場関係者の方から治水対策について説明を聞き、防災意識がより強くなったようでした。
長野市包括支援センター豊野サブセンターとの共催で「成年後見制度を知ろう!」を開催しました。
講師には長野市成年後見支援センターの野口一輝先生をお迎えし、事例を交えて分かりやすく説明していただきました。
質問も多く、関心の高さがうかがえました。
わ~い、こんなの出来た!見て見て、わたしも出来た。
20組を超える親子が集まり、犬、花、剣を作り、楽しいひと時を過ごしました。
みんなとても上手に出来ました。
中高年には懐かしい唱歌・童謡ですが、小中学生はほとんど知らなくて、今の学校では童謡や唱歌は歌わないことにびっくりしました!
整備を進める会、育成会等との共催で開催しました。
箸は当日の朝切り出した竹を使って、小刀で削って作りました。
大羽釜で炊いたご飯はちょっと硬かったですが、放し飼いの鶏の卵をかけた「卵かけごはん」は美味しく、お代わりをしている子供たちもいました。
予定にはなかった「竹ドーム」を作っていただき、昼食場所となりました。
小中学校が夏休みとなるため、対象を小学生以上としたところ、小学生2名、中学生4名の参加がありました。
はじめに、保健師から手洗いの指導をしてもらっての講座です。
あんとなる野菜は地元の野菜を使いました。
試食の時に長野市出身のお笑い芸人”もう中学生”さんが来て、みんなで記念写真を撮りました。
8月2日(火曜日)、中部公民館において「第2回親子学級」が開催されました。
親子で楽しくクッキング、ストーンアート作り、家庭教育講座と盛りだくさんの内容でした。
最後はみんなでおいしくフルーツポンチをいただきました。
夏休みのひと時、親子でふれあう貴重な1日となりました。
(朗読:おりづるの会)
広島・長崎の惨状は、映像でも見る機会はありますが、朗読というのはじわじわと心に胸に迫ってくるものがあり、映像とはまた別のものだなという感覚で、朗読の力を感じました。是非子ども達の感性にも届けたいと思いました。
おりづるの会のメンバーは「戦争は決して過去のものではない。朗読している手記や詩は事実としてあったこと。風化させてならない。」と話していました。
今回は、川中島町では初めての企画でしたが、次年度以降も続けていきたいと思いました。
第3回「夏の流星群」(講師:長野市立博物館学芸員 陶山 徹先生)
前半は、流星の種類、流星が見られる時期や極大期、流星が発生する仕組み、ダストトレイルなどについて、詳しく説明がありました。広大な宇宙の話を流星を通して、お話いただきました。
後半は、質問タイムで、太陽系、銀河系、季節ごとの天の川、天の川の向こうの話などいろいろな質問があり、それぞれ的確に答えていただき、宇宙への興味関心がさらに膨らみました。
第3回「地域食のすすめ~食卓が伝える愛~」(講師:郷土料理研究家 横山タカ子先生)
郷土料理研究家、横山タカ子先生をお招きして、「地域食のすすめ~食卓が伝える愛~」と題し、先生が考案した「さ(砂糖)・し(塩)・す(酢)」を使った保存食について学びました。
実際に、先生が漬けた漬物をみんなで試食したり、漬け方についてもご講義いただけました。
先生の「暮らしを漬ける」、「暮らしを練る」、「ときは調味料」という言葉は印象的で、受講生は日々の生活に活かす事ができる多くの学びを得ることができました。
「昭和100年の会」「夢ジャズオーケストラ」「ナウイ ハワイアンズ&ヨシコ フラスタジオ」による古里地区で行われた、夏の夜のコンサート。
120名を超える方々が、蓄音機による昭和のメロディーやビッグバンドジャズ、ハワイアン演奏とフラに酔いしれました。
7月7日(木曜日)と7月22日(金曜日)、中部公民館において「篆刻講座」を開講しました。
中部公民館長が講師です。受講生の皆さん、黙々と集中して取り組み、自分だけの篆刻印が見事に完成しました。
7月22日(金曜日)、中部公民館において「親子学級」が開催されました。
今回のテーマは“紙”。紙テープを引っぱったり、クレヨンでお絵かきしたり、元気な声が響きました。
北信濃の郷土食である「ささ寿司」講座を7月20日に行いました。
食生活改善推進協議会の山岸幸子さんの指導のもと、笹の葉を舟の形にした珍しいささ寿司を作りました。
しいたけ、ぜんまい、大根の味噌漬け、錦糸卵、でんぷ、紅しょうが、仕上げにくるみと具だくさんできれいな「ささ寿司」が出来あがりました。
試食をしながらグループごとに感想を発表した中で、「しっかり教えて頂いたので家庭でも作りたい」などうれしい感想をいただきました。
木戸池から長池までの池や湿原をめぐる散策コース。
初夏のニッコウキスゲをはじめ、花々が咲き誇る田ノ原湿原を堪能。
清水講師より、さまざまな高原植物の名前や特徴を沢山教えていただきました。
第1回「むかしがたり探訪 川中島の生活と習俗」の様子(講師:佐藤世津子先生)
佐藤先生は、川中島町公民館報に昭和55年12月から平成5年3月まで13年にわたって通算51回の「おはなし」の連載を続けてこられました。
この「おはなし」は、川中島町の古老から聞き取った伝説、世間話、年中行事、風習、習俗など多岐にわたるものでした。
平成5年には、連載をまとめた『川中島のむかしがたり』と題して、1冊の本になりました。
今回は、佐藤先生が古老から採集した「川中島の生活と習俗」に焦点をあてて、虫送り、かんのムシ、キツネの話、おけ屋さん、ちょうちん屋さんなど年中行事や伝説、職人の話などをしていただきました。
今日のお話にあった事柄は、百年も二百年も前のことではなく、近年まで私たちの生活のまわりに普通にあったことでした。
いまはほとんど見られなくなってしまった川中島の生活の様子であり、次代に伝えていかなければと思い、子ども達にも読み聞かせなどを通じて伝えていきたいと感じたところでした。
6月~7月の間、3回にわたり「健康ヨガ講座」を開講しました。
ヒーリング音楽を聴きながらのゆったりとした雰囲気の中、呼吸法やコリ改善のポーズなど無理のない身体に優しい内容で、とてもリラックスできました。
6月30日(木曜日)、中部公民館において「籐手芸講座」を開講しました。
編み方や配色を工夫した個性的で素敵なかごができました。
手作りの楽しさを満喫できる有意義な講座となりました。
講師のアレンジメン作法を見学する受講者の様子
受講者のアレンジメント中の様子
出来上がった作品と受講者の様子
中山間地域に住む女性の交流を応援し、女性力の向上と女性がいきいきと生活する生きがいづくりにつなげる学習の機会として、ときめき講座「フラワーアレンジメント教室」を開催しました。
市内生花店から講師をお迎えし、とても和やかな雰囲気の中、講師が会場で行ったアレンジメントを手本にしながら受講者一人ひとりがお花を活けました。
みなさん、フラワーアレンジメントしながらしっかり女性力をアップされたようで、出来上がった作品も受講者の皆さんもとても輝いていました。
6月26日(日曜日)午後1時より、日頃三輪公民館をご利用いただいている合唱サークルの皆さんによる合唱交流会を開催しました。
当日は8団体約120名の出演者に加え、一般の方にも多数ご来場いただき、館内いっぱいに素晴らしい歌声が響いていました。
11月20日(日曜日)にも第2回の交流会を開催する予定です。
大岡の親水公園、樋知大神社周辺の植物観察を行いました。
こちらの地区は植物の宝庫で、次から次へと清水先生はユーモアを交えた植物の説明をしていただき、充実した楽しい1日となりました。
野生のバイカウツギ
フタバアオイ・・・葉を裏返すと葉脈がはっきりしているのが特徴「葵の御紋」のモデル
今年もトガクシショウマ栽培講座を開催しました。
6月14日(火曜日)、約70人の市民が受講しました。
日頃から、「トガクシショウマ」という山野草を大勢の人の手で育て増やしていけるよう尽力されている地元戸隠在住の方を講師に迎えて、トガクシショウマの特徴や育て方、名前にまつわる話などの講義、及び苗の植替えと種まきの実践的な講習を行いました。
受講者は講師の話に耳を傾け、栽培方法などを熱心に質問していました。
「トガクシショウマ」を大切に育てようとする意識や、自然環境への関心をもってもらえる良い機会になりました。
第2回「真田家の歴史~真田丸にちなんで~」(講師:真田宝物館学芸員 降幡 浩樹先生)
真田宝物館の学芸員である降幡浩樹先生をお迎えして、NHK大河ドラマ「真田丸」にちなんだ講座を行いました。
2日前に行われた高齢者教室(大人の寺子屋)同様、今が旬の話題とのこともあり、多くの受講生が出席されました。
大河ドラマの登場人物の話から始まり、歴史的資料に基づいた講義で先生の話は解りやすく、女性の視点からの話もまじえていて、受講生の皆さんは相槌を打ちながら熱心に耳を傾けていました。
第2回「上中下堰の歴史」 (講師:下堰土地改良区主事 村松 篤先生)
川中島平における犀川の乱流、乱流を利用した慶長期の堰の整備から現在までの約400年にわたる堰の歩みを軸に、水利慣行、小田切ダムからの取水の話、犀川左岸から右岸へのサイフォンのことなど堰の管理に実際に関わっている職員ならではのお話も聞くことができました。
地元の方々も意外と身近な堰のことを知る機会が少ないと思われるので、貴重なお話だったと思います。
第2回「真田家の歴史~真田丸にちなんで~」 (講師:真田宝物館学芸員 米澤 愛先生)
NHK大河ドラマ「真田丸」がスタートし、一気に高まった真田人気にスポットを当て、これまで知られている姿とは違う「真田家」の歴史を学びました。
真田宝物館講師ならではの、歴史に基づく実際の史料や史跡を通しての説明で、真田昌幸・信之・信繁の実像を探りながら、いかにして真田家が戦国の世を生き抜いたかを一族の絆を感じながら聞いていただけたようでした。
6月16日(木曜日)、中部公民館において「布ぞうり講座」を開講しました。
家庭で不要となったシーツやバスタオルが、夏の素足に気持ちの良い布ぞうりに変身。
色とりどりで素敵な布ぞうりが完成しました。
この講座は、今年度10年目を迎える若穂では人気の講座です。
今年度は大河ドラマでもおなじみの「真田丸」をテーマに開催しました。
講義では、様々な場面で垣間見られる真田一族の反骨精神などについて、講師先生にわかりやすく解説いただき、野外研修では、上田市の真田氏ゆかりの地、長谷寺や真田歴史館、上田城などを巡りました。
雁田薬師浄光寺、フローラルガーデン、中野陣屋、高社山谷厳寺をめぐりました。
雁田山山麓湧水である浄光寺の御霊泉や信州の名水である谷厳寺の井戸から湧き出る延命水と言われるお水をいただき、自然の恵みを体験することができました。
講師(環境カウンセラー)からは、美味しいお水に含まれる成分や、ミネラルウォ-ターの概要についてのお話を聴きました。
(講師 東京農大 宮林 茂幸 教授 ほか林業関係者)
信州新町地区の長者山にて、長野市信級財産区・長者山森林学校運営委員会と共催で実施しました。
「親子学級」対象の講座で、森林ウォーク、ジンギスカン交流会、きのこの原木採取・こま打ち等を行ないました。
毎年楽しみに参加する親子が多く、日々の生活や環境を振り返り地球温暖化防止と森林の関係を学びました。
文化財ボランティアガイドさんの旧樋口家説明に、暑さを忘れて聞き入りました。
4つのグループに分かれ、各グループごと外観や樋口家の内部を見学しました。
戸隠の小鳥ヶ池、鏡池周辺の野鳥観察に出かけました。
鳥の鳴き声に耳を傾け、姿を探し、日本野鳥の会会員の小林先生からその鳥についてお話を聞き、また散策中、道端に咲く植物や虫の解説を公民館長から聞きながら、楽しくすがすがしい一日を過ごすことができたようです。
段ボール容器の組み立ての様子
参加者が実際に使用している容器を覗き込んでいる様子
生ごみの簡単な処理方法として段ボール箱を利用して堆肥化する講座を「ごみゼロの日」に開催しました。
段ボール容器の組み立てはとても簡単であっという間の作業でした。最後に堆肥化する基材(ピートモスともみ殻くん炭)を入れて完成です。
生ゴミが分解される過程では、段ボール箱の中の温度が30~60℃にまで上昇し、臭いがほとんど出ないとのことで皆さん感心していました。
(中山間地域では野生鳥獣の被害も深刻で、コンポストは掘り返されたり、ひっくり返されたりもしますが、この方法は動物が寄り付かないそうで鳥獣被害対策にも一役ありそうです。)
捨てればごみ、活かせば資源を実感できる講座となりました。
第2回 菊栽培教室を開催しました。
前回挿し芽をした3本を、ポットに移しました。根がついているかドキドキでしたが、しっかり付いていて一安心。
11月の「あいあい文化祭」に向けて…大きくなあれ!
昔ながらに大釜で大豆を煮て、参加者全員で共同で和気藹々とみそ作りを体験しました。
大豆を冷やしている間、手作りみそで作った豚汁で昼食をとり、舌鼓を打ちました。
作ったみそはそれぞれ自宅に持ち帰り、あとは自宅でじっくりねかせて、美味しいみそができるのを待つばかりです。