6月18日の朝発生した大阪府北部の地震により、通学途上の小学生が学校のブロック塀の下敷きとなりお亡くなりになる事故がありました。亡くなられたお子様のご冥福をお祈りいたします。
本市では、各学校で、学校安全計画を作成し、避難訓練や地震の際の対応の周知に取り組むとともに、防災・安全マップを作成し、通学区内の危険箇所の確認をしています。教職員と児童生徒が実際の通学路で危険箇所を確認することや、通学路でどんな危険が予測されるか、どのような行動をすればよいかを考える指導もしており、自分の命を守るための安全指導を、日々の教育活動の中で、随時行っています。
今回の事故を受けて、長野市教育委員会では全ての市立小中学校に対し、敷地内のブロック塀の有無について緊急に調査を実施し、危険性が確認された場合には適切に対応をしてまいります。
通学路の安全確保については、市関係課等とも協力し危険箇所の把握及び対応に努めているところでございますが、地域の皆様、保護者の皆様方には、児童生徒の通学時の安全にも、ご理解・ご協力をお願いいたします。
平成30年6月21日
長野市教育長 近藤 守