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豊野地区ながの未来トーク

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  • 更新日:2021年3月5日更新

令和2年度 豊野地区ながの未来トーク

 令和3年度 未来トーク豊野地区

開催日

令和2年10月14日(水)  午後3時

参加者数

50人(男性42人、女性8人)

会場

かがやきひろば豊野 大集会室

市側出席者

加藤市長 酒井企画政策部長 鎌田危機管理防災監 下平復興局長 小林建設部長 松本豊野支所長

会議方式

未来トーク方式

【議題に関する会議】

<1 千曲川の水害防止対策について>

 

《意見》

 立ヶ花狭窄(きょうさく)部は、昨年の台風19号で甚大な被害をもたらした長野市穂保の堤防決壊した地点から5キロメートルほど下流であり、ここは豊野地区である。一方、小布施橋から鳥居大橋、また浅川排水機場は小布施地籍である。この排水管理は長年、浅野区の住民が担当している。
 行政界が違う中で、左岸の堤防強化について小布施橋から下流の国道18号まではそのままで改修されず、住民は不安でいっぱいである。これまでは下流の浅川排水機場周辺があふれても落合橋は相当余裕があったが、今回のような状況ははじめてであり、小布施橋から鳥居大橋までの堤防強化を何とかしてほしいと思っている。
 これらを踏まえ要望であるが、千曲川河川事務所や小布施町に対して、豊野地区とともに長野市が一緒になって早期改修の実現に向けた要望活動を強力に進めていただきたい。
 また、緊急治水プロジェクトで、堤防強化や洪水時に水位を下げるための狭窄部の河道掘削および下流部の遊水地をできるだけ早期に整備していただきたい。
 この他、小布施橋から鳥居大橋までの道路整備については、長野市ではないが、広域の観点で全体計画を示して、一体となって整備していただきたい。(村山橋から小布施橋までの堤防上への県道整備に合わせ、小布施橋から鳥居大橋までの堤防上への道路整備を実現していただきたい。)
 

 

《回答1》

 令和元年東日本台風において、千曲川上流域から信濃川中流域の広域にわたって甚大な被害が発生したことから、流域内の国・県・市町村が連携して河川整備によるハード対策と地域連携によるソフト対策を緊急的に進めるため、「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」をとりまとめ、流域一体となった防災・減災対策を推進しているところである。
 先月9月13日に公表された令和2年度以降の「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」の主要対策の進め方は、上下流や本川支川の信濃川流域全体を見据え、
 ・立ヶ花狭窄部上流の緊急的な堤防強化(粘り強い河川堤防構造)
 ・下流から計画的に行う堤防整備や河道掘削(大河津分水路改修、立ヶ花狭窄部掘削)
 ・上流で洪水を貯留するダム(大町ダム等再編)や遊水地の整備
といった河川によるハード対策をフル動員し、各管理者が連携・調整しながら、段階的かつ緊急的に対策を講じるとしている。                                                                            
 なお、プロジェクトの令和9年度までのロードマップは以下のとおりである。  
 第一段階(復旧)として、災害復旧を令和3年度までに完了。ならびに大河津分水路などの下流域の整備に応じた河道掘削(立ヶ花狭窄部など)を順次実施
 第二段階(復興)として、令和4年度~6年度間に改良復旧である堤防強化(粘り強い河川堤防構造など)や遊水地、大町ダム等再編事業(容量再編)を完了
 第三段階(復興)として、令和7年度~9年度間に遊水地、河道掘削(立ヶ花狭窄部など)令和9年度までに完了するとしている。
 また、流域自治体としての、本市の主な取り組みであるが、長野市の緊急治水対策プロジェクトの流域対策として浅川上流部における校庭貯留や雨水調整池の整備および既存ため池の有効活用や、雨水貯留タンクによる流出抑制対策を実施していく。また、豊野地区においては浸水対策として、浅野島への雨水排水路そしてポンプ施設の整備を予定している。
 次に、長野市が実施した最近の国への要望活動の状況は、以下のとおりである。
 ・7月10日には、千曲川流域の上田市から飯山市まで6市2町からなる市長が会長を務める「千曲川改修期成同盟会」として、予算確保、遊水地や河道掘削等により、越水しない河川整備について要望活動を行った。
 ・7月31日には同じく市長が会長の「千曲川護岸工事(芹田~長沼間)促進期成同盟会」、8月3日には市内関係の期成同盟会5団体が千曲川河川事務所長に要望活動を実施した。
 ・9月1日には、「北陸直轄河川治水期成同盟会」要望会が、WEB会議方式で開催され、市長から直接、国土交通省水管理・国土保全局長などに河道掘削などの要望を行っている。
 市内の千曲川に関する要望活動を実施する地域ごとの同盟会等は5団体あり、豊野地区の近隣においては「千曲川護岸工事(芹田~長沼間)促進期成同盟会」においても沿川の喫緊の課題となっている立ヶ花狭窄(きょうさく)部対策などについて活動を行っている。
 本期成同盟会では組織拡大について協議を進めるが、豊野地区においても当該同盟会へ参画することについて検討いただきたい。
 今後、国への要望に当たっては、豊野地区災害復興対策委員会の要望活動に合わせて、市としても積極的に要望していく。また、小布施町への要望の必要性があれば災害復興対策委員会とともに実施していく。
 

〔建設部長〕

《回答2》

 小布施橋から鳥居大橋までの道路については、現在は千曲川の管理用道路という位置付けであり、千曲川の維持管理を行うための専用道路となっている。
 小布施橋から上流の左岸については、県により、堤防道路を活用した道路計画が検討されている。
 道路を新しく作っていく目的としては、一般的には、暮らしのため、交通渋滞の解消のため、市街地の形成のため、防災・減災のため、観光のため、管理用のため、の6つが挙げられる。
 これらの目的に合わせて道路の規格や線形を決めていくことになるわけだが、今後はご要望いただいた堤防道路を整備する目的および利用方法、整備効果等を検証しつつ、堤防を管理する国や、小布施橋上流部の堤防道路を計画している県、地元の小布施町の意見を聞きながら研究してまいりたいと考えているので、ご理解をお願いしたい。

〔建設部長〕

 

『担当課:建設部(河川課、道路課)』

<2 浅川の内水対策の推進について>

  

《意見》

 浅川が流入する千曲川の堤防は浅川の堤防より7メートル高い。浅川の内水対策は、豊野住民の悲願である。
 昨年の台風19号は、浅川流域においても千曲川への排水規制による内水氾濫も加わり、甚大な被害が発生した。
 今年の7月8日の千曲川の増水は、豊野地区にとっては、2日で60ミリの雨であったにもかかわらず、あと1メートルで越水しそうになり、再び被災するのではないかと心配した。千曲川の水位が下がらないため、千曲川から浅川への逆流を防ぐため、浅川排水機場の水門が閉められた。その他、住宅地の水を浅川に排水する、市が管理する5つの内水ポンプがフル回転したが、浅川の水位は長時間にわたりほとんど下がらず、不安の声が寄せられた。
 そのような中で、千曲川の越水前に浅川があふれてしまうという事態が考えられ、一番良いのは浅川の堤防の高さを千曲川の堤防と同じ高さにしてもらうことが良いが、それができないということである。
 これらを踏まえ、浅川の治水対策について、ここ20年の間でも、何度も避難または避難寸前まで増水した状況の中、現在の100年確率の県の浅川総合内水対策の計画の見直しが必要であると考えるがどうか。
 また、市街化区域の住民の不安を少しでも解消するため、浅川の左岸の堤防のかさ上げ(パラペット)の実現にご尽力いただきたいがいかがか。
 その他、浅川の総合内水対策事業を早期に実施できるようご尽力いただきたい。
 最後に、市街化区域内の住民が、不安を抱えることなく、今後とも安心して住める地域を実現するため、長野市として、どのように総合的な水害対策をすべきか、地域の将来を見据えて皆で考える必要があると思う。ついては、浅野区、豊野区、石区および赤沼区の住民が参加し、我々の意見を計画の政策立案に乗せていただくとともに、水害対策の専門家を加えた「浅川内水氾濫を克服し、住みよい地域づくりを実現するための委員会(仮称)」を設置したらどうかと考えるがいかがか。

 

《回答》

 県が進める浅川内水対策の概要は、基本方針として既往最大被害となった「昭和58年9月台風10号」と同規模の洪水に対し、宅地部での床上浸水被害を防止することを目標に、排水機場の増設、河川改修、浅川流域の流出抑制対策などのハード対策、国土交通省、長野県、長野市、小布施町および地元住民と連携したソフト対策を段階的に実施することにより、内水被害の効果的かつ効率的な軽減を図ることとしている。
 また、本年3月30日に令和元年東日本台風による浸水被害を踏まえ、「浅川総合内水対策」を変更し、おおむね30年間で実施するとしていた中長期計画について前倒しで実施するとともに、流域対策として追加の流出抑制対策に位置付け、行政機関が連携し浅川の内水対策を推進することとなった。「信濃川水系緊急治水対策プロジェクト」にもこれらの計画を位置付けている。
 内水対策の施策体系については、(1)河川改修 (2)流域対策 (3)被害軽減対策 の3つの柱から構成されており、その対策として 
● 令和2年度~6年度までに
  ・ 排水機場の増設(7トン毎秒)
  ・ 堤防のかさ上げ
  ・ 二線堤の設置
● 令和2年度~11年度までに
  ・ 雨水調整池の整備
  ・ 流域対策施設の整備
  ・ ため池を利用した雨水貯留
  ・ 幹線水路からの排出先変更の検討 
が位置付けられた。
 提案の今年の出水状況については、梅雨前線の影響で、犀川流域の松本市、安曇野市など県南部に大雨特別警報が発表され、7月6日~8日までの雨量は上高地368ミリ、信州新町113ミリなどとなっており、犀川流域で雨量および流出量が多かったのが今回の豪雨の特徴である。
 安曇野市陸郷水位観測所では観測史上第5位の水位を記録した。また、立ヶ花水位も平水時より7~8メートル上昇した。
 こうした中、浅川排水機場の運転状況は、国から7時20分に浅川樋門閉鎖指示、浅川第3排水機場は8時20分、浅川第2排水機場は8時30分から稼働した。国および県の排水ポンプ車も3台出動し、そのうち2台を運転し、市が設置した仮設ポンプを含め合計約46立法メートル毎秒を排水し、内水氾濫を抑制した。
 被災した排水機場・雨水ポンプ場の復旧状況は、「浅川第2排水機場」はすでに本稼働しており、令和3年3月に「赤沼雨水ポンプ場」、「三念沢雨水ポンプ場」、「沖雨水ポンプ場」、令和3年4月に「長沼排水機場」が本稼働の予定で工事を進めている。なお、「浅川第1排水機場」は令和4年3月に本稼働の予定である。
 こうした状況の中、3点のご要望事項のうち、
 1つ目の100年確率の内水対策計画の見直しについては、昨年変更された県の内水対策に基づき、まずは早期に3点セット(排水機場の増設、堤防のかさ上げ、二線堤)が実施されるよう県に強く要望していく。次の段階として、床上浸水被害の防止から床下浸水被害の防止への整備レベルの格上げや100年確率などの地区からの要望を市長が会長を務める「浅川改修期成同盟会」や流域の住民で構成された「浅川総合治水対策連絡協議会」と連携し県へ要望していく。
 2つ目の右岸左岸の高さが異なることは、市としても大きな課題ととらえている。左岸の堤防かさ上げにより、県からは新たに浸水箇所が広がる可能性があると聞いていることから、浸水シミュレーションを行うことを求めていく。
 3つ目の内水対策事業早期実現のための委員会設置については、近隣の古里、柳原、朝陽地区では、「長野市東北部水害対策問題懇話会」が地区を越えて組織されており、水害防止対策を促進させ、地域住民を水害から守ることを目的として、県・市と事業に関する懇談を行い、要望や事業促進に関し連絡調整している。
 今回、提案のあった「水害対策の専門家を加えた委員会」の設置については、地元にとっては直接、県・市と対話・要望する機会ができ、行政側では地域住民が抱える水害問題が把握できることから有意義と考えている。今後は、支所を窓口として、組織づくりについて相談願いたい。
 

〔建設部長〕

 

『担当課:建設部(河川課)』

 

 <3 災害時の情報提供や住民への広報体制について>

 

《意見》

 長野市では、本年度防災無線のデジタル化に伴い、豊野地区の防災無線の全戸配布が終了となるが、地域の住民にとって、災害に関わる情報の提供は命綱であり、増水した河川の水位や機場の運転状況、上流部での被災状況など、住民の避難行動に直結する情報について、速やかな避難行動に必要な情報の提供体制を整備していただきたい。
 特に、今年度デジタル化され、更新される防災行政無線については、全戸配布が無くなり、現在交付されているアナログ無線機が故障した場合、屋外無線による放送のみでは確認できない住民が発生すると考えられることから、大変ではあるができれば支所職員が広報車などでの住民への広報についても検討いただきたい。
 なお、地区としても地区内への非常時の情報伝達の方法やルートを再考し、スマートフォンなど、IT技術を活用したシステムの整備が必要と考えているので、長野市でも技術的な支援や情報提供体制の整備にご協力いただきたい。
 また、一人暮らしなどの支援が必要な方について、関わっている複数の機関や施設などで安否情報の共有に際し問題提起があった。個人情報の取り扱いなどで克服すべき課題があるが、今後の災害に向けて情報共有体制の整備について検討をお願いする。
 また、豊野地区は、現在鳥居川消防署が管轄しているが、距離的にかなり時間がかかるほか、この地区は水害が起きやすい地域であることから、消防隊の迅速な出動が可能となるよう、豊野地区内への消防署の設置を検討するよう復興計画に盛り込んでいただいているが、具体的に早急に整備を進めていただきたいと思う。

 

《回答1》

 デジタル化工事の進捗(しんちょく)状況についてであるが、防災行政無線屋外拡声子局スピーカーからの放送が、聞こえない、聞き取りにくいなどについては重要な課題であり、解消に向けて、令和元年6月から防災行政無線デジタル化整備工事を全市的に実施中で、豊野地区においては、本年5月から工事に着工し、現在進行中である。
 主に、無線機器やスピーカーを新しいものに更新し、状況に応じて、高性能スピーカ―を採用することで音達範囲を拡大し改善を図っている。
 豊野地区には、既存の屋外拡声子局が23基あり、無線機器やスピーカー、付帯機器を全て新しいものに交換する。また、23基のうち、9基に高性能スピーカーを採用し、音達範囲を広げる計画である。
 現在の進捗状況については、12基がデジタル機器の設置を完了している。
 避難行動に必要な情報提供体制の整備であるが、屋外拡声子局スピーカーの整備により音達範囲を拡大し、音声未達地域の改善を図る。
 防災行政無線の他に、市民の皆さんへの広報については、テレビ、ラジオなど身近なものをはじめ、携帯電話、スマートフォンによる登録制の防災メール、緊急速報メール(エリアメール)など、さまざまなツールから情報提供をしているので活用願いたい。また、デジタル化整備工事では、防災行政無線の放送内容を音声や文字で確認できる機能などを備えた、スマートフォンで利用可能な無料の防災アプリケーションを構築し、防災情報を取得しやすい環境を併せて整備する。
 支所や消防など関係機関との情報連絡の連携を図り、リアルタイムに情報共有する体制を確立し、避難行動に必要な情報提供を行ってまいりたい。
 地区としてのシステム整備については、どのような協力ができるか相談しながら、検討していく。
 今後の災害に向けた情報共有体制の整備については、先の台風災害では避難者への訪問調査は保健所が早期に着手したが、時間の経過とともに、他部署でも調査の必要が出て、避難者の方にご迷惑を掛けることがあったので、今後は調査項目や手順を明確化しておき、災害時には庁内に調査専門チームを設置し、調査結果を被災者再建システムに即時に入力することにより、全庁的な情報共有を行うこととした。
 今後の方針については、防災行政無線デジタル化整備事業完了後も、ご意見、ご要望等をお聞きしながら、市内全体のバランスを考慮し、情報がより確実に伝わるように屋外拡声子局スピーカーの整備を進め、音達区域の拡大を図る。併せて、防災情報の伝達方法の多様化図り、防災情報が確実に届く環境整備を進めていく。 

〔危機管理防災監〕

 

《回答2》

 消防署の設置については、平成30年度から地元要望をいただいていることは承知している。長野市災害復興計画では、「大規模な水害時における迅速な復旧支援のため、豊野地区を含めた長野市東北部の消防体制の強化について検討する」とあり、都市計画道路(東外環状線、県道高田・若槻線、北部幹線)の交通状況を勘案した検討を重ねているところである。
 これまでの検討では、若槻分署は消防需要が多く、柳原分署は長野市民病院との救急ワークステーション運用などから、現状を維持することが効果的と判断している。
 豊野地区については、初期対応において、当初道路事情による大きな変化は見込まれないと考えていたところであるが、昨年の台風災害により、災害復興計画に位置付けられたことから、他の公共施設等の復旧方針や、地元要望を踏まえた中で検討を進めているところであり、今後も、災害や緊急時の迅速な対応と、市東北地区全体の配置を含めて更に検討を進めたい。

〔復興局長〕

『担当課:総務部(危機管理防災課)、企画政策部(復興局復興推進課)』

<4 住民への防災教育や減災のための意識啓発について>

 

《意見》

 昨年の災害は、被災者にさまざまな経験をもたらしたが、実際に被災した体験は、今後の防災対策を考える上で貴重な情報である。
 行政の災害対応の記録のみでなく、被災者の体験談などについても記録として残し、将来の住民の防災に役立てていただくことが重要であり、特に、最も多くの被災者を出した豊野地区に被災の記録や防災教育のための拠点を整備していただき、今後の減災に役立てていくことが大切であると考えており、検討をお願いする。

 

 《回答》

 被災体験を記録として残すことは防災対策を進める上で、必要なことと考えている。
 市では、本年度「令和元年東日本台風 長野市災害記録誌」を制作する予定であり、「第5章 インタビュー・寄稿」として、被災者や住民自治協議会役員のインタビュー、体験談の掲載を予定している。
 拠点整備については、予定している豊野公民館の整備事業の中で、ご検討いただきたい。

〔危機管理防災監〕

『担当課:総務部(危機管理防災課)』

 

<5 豊野地区の活性化に向けて>

 

《意見》

 昨年の災害で被災した住民には、被災を機に地区外に転出された方がいる。
 被災された方の気持ちを考えるとやむを得ない面もあるが、残された我々としては、再び住みたいと思えるまちづくりを進めて行くことが重要と考えている。特に今回の被災により廃止することとなった市営沖団地については、広大な跡地が生じたことをポジティブに捉え、これからのまちづくりの拠点として、有効に活用していきたいと考えている。
 過日、要望書を提出した公民館の整備に当たっては、災害時の一時避難や防災対策の拠点としての活用に加え、豊野地区の活性化の拠点施設として、昨年の災害を忘れず、今後の防災教育の場としての活用など、地域の活性化に資する有効な活用について、できるだけ地域の意見を聞きながら進めていただくようお願いする。

 

《回答》

 沖団地跡地の公民館整備については、今年7月に地元の災害復興対策委員会と住民自治協議会から要望をいただいており、10月1日に市として(仮称)豊野防災交流センターを整備していくという方針を打ち出している。
 市としても、豊野公民館は地域コミュニティー活動のために重要な施設であり、1日も早い復旧が豊野地区の復興へつながると考えている。
 豊野公民館整備に併せて「地域住民の防災意識を高める機能」や「地域の防災拠点など多目的な活用」などをご要望としていただいており、市営住宅沖団地跡地の広い敷地を有効活用していきたい。
 今後、地元の豊野地区災害復興対策委員会を中心に、公民館や残地の活用方法について協議予定であるが、復興へ向けた「地域のシンボル」となるような施設になればと考えている。
 豊野公民館の機能やレイアウトについて、詳細はこれからであるが、防災教育やアーカイブなどの機能を有することは、今後の地域防災力向上にとって重要であることから、地域の皆さんと一緒に検討していきたい。
 一方で、市では公共施設の総面積を削減する「公共施設マネジメント」に全市的に取り組んでおり、新しい施設には予算面も含め一定の制約もあるが、その中で工夫し、地域の皆さんのご意見をお聞きしながら進めていきたい。
 消防機能の件も併せて、地区で必要な機能は何かという中で総花的にならないよう、少し絞りこむということも必要と考えているが、できるだけ地域の意向に沿う形で進めたいと思うので、引き続き協力をお願いしたい。

〔復興局長〕

『担当課:企画政策部(復興局復興推進課)』

【自由討議】

<1 沖団地跡地の活用計画などについて>

 

《意見1》

 沖団地近隣に住んでいるが、今後の解体工事に伴い衛生面・環境面や交通事故などが心配になる。地区住民に対し細かな情報提供をお願いしたい。
 また、昨年の台風災害時は豊野西小学校がいっぱいとなっていたことから、避難所機能を兼ねた総合的な施設としていただきたい。

 

《回答》

 沖団地の解体に関する地域の方への小まめな情報提供については、担当へ伝える。
 また、跡地に整備する施設についての要望であるが、総合的な施設として普段は多目的に利用いただけるよう検討していきたい。ただ、避難所に関してはハザードマップの浸水エリアの中にあるので、公的な避難所または一時避難所に指定するのは困難であると思うが、防災拠点・災害対策ということも考えているので、一部盛り土をしたり、災害関係の資材を置くことも考えている。もし逃げ遅れた方がそこに行くといった場合には機能すると思うので、ご意見も踏まえながら整備してまいりたいと考えている。

〔復興局長〕

『担当課:企画政策部(復興局復興推進課)』

<2 沖団地跡地の地下へ遊水地の設置について>

 

《意見2》

 沖団地周辺はこの30数年間で3度も浸水している。こうしたことから、周辺住民の安全安心に資するよう、運動公園のように沖団地跡地の市有地全体を地下に掘った遊水地をつくっていただくことをお願いしたい。要望なので、回答は不要である。

 

<3 千曲川の治水対策について>

 

《意見3》

 昨年の台風災害時、千曲川ではハイウォーターを超えた。したがって、現在のハイウォーター基準での完成堤防という言い方はやめていただき、市から国へ昨年時の状況に見合う完成堤防をつくるよう要望いただきたい。要望なので回答は不要である。

 

 

【その他】

 

《支所長》

 本日の未来トークは、昨年の災害を踏まえ、地域の皆さんがこれからのまちづくりを考える契機にしていただきたく、住民自治協議会の皆さんとご相談しながら準備を進めてきた。
 本日の提案については実現に向けて復興対策委員会と市との調整を進めてまいりたい。
 これからも地域の皆さんと一緒に一日も早い復興ができるよう努力してまいりたい。

《市長総括》

 長時間にわたり未来トークでお話しいただき、実りのある会であったと思った。特に被災体験をされた3名の方のお話は貴重であった。
 善財復興対策委員長から、災害に何度も悩まされている、何としても被害を少なくしてもらいたい、ということでさまざまなご提案をいただいたわけであるが、私もそのことについては十分認識している。先ほどハイウォーターの話があったが、ハイウォーターになると排水機場を止めなければならない。内水氾濫が起こるわけであるが、当然これは調整池など含めての検討が必要である。また、河道掘削や、遊水地、ダムの事前放流などを含めて、ハイウォーターにならないような体制をつくっていく。そしてまた、中野市地域、飯山市地域にも遊水地ができてくると立ヶ花狭窄部の掘削も進められることもあるため、前向きな対応ができるよう今後、私も責任をもって県も含めて要望を進めていきたいと思っている。
 本当に今日それぞれの皆さまのすばらしい話、またこの未来トークが開催できたことに対しお礼を申し上げたいと思う。

 

 

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