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安茂里地区市民会議

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  • 更新日:2013年11月29日更新

安茂里地区元気なまちづくり市民会議

鷲澤正一市長が講演している様子 

開催日

平成25年8月28日(水曜日)  午後6時~

参加者数

120人(男性90人、女性30人)

会場

安茂里総合市民センター

市側出席者

鷲澤市長、柳沢企画政策部長、藤田建設部長、藤沢教育次長(行政)、徳武農業政策課長、越山安茂里支所長補佐

会議方式

議題提案回答方式

市長説明施政方針

なし

 

議題・テーマに関する会議

 《議題1 安茂里地区の有害獣対策について(平柴区長 鈴木 秀夫、平柴台区長 桜井 保、小柴見区長 塚田 文雄、大門区長 塚田 和雄、杏花台区長 筧 昭一、小路区長 美谷島 今朝雄、西河原区長 大井 泰男、小市区長 荒井 孝男、園沖区長 竹村 彰正、小市団地区長 遠山 亨、安茂里地区住民自治協議会環境部会長 中村 昭)》

昨年の市内への野生のクマの出没がNHKニュースに載り、全国的な話題となったのは、まだ記憶に鮮明に残っているところであるが、安茂里地区では近年、イノシシ、シカ、ハクビシン、タヌキ、クマの出没が頻繁に見られるようになっている。

これらの動物のうち、イノシシ、シカ、ハクビシンは団地周辺の農地、家庭菜園、果樹園の作物・果物を軒並み食い荒らし、かなりの被害を及ぼすようになっている。また、ハクビシンとタヌキは団地内の庭先まで出没し、ごみを荒らしたり、干し柿などを食い荒らしたりするところが実際に目撃されている。

特に、イノシシは5月以降連日のように目撃されている。このイノシシの数は正確には分からないが、この3月末に「寺沢」付近の湧水地に残っていた足跡を観察した限りでは、親子連れで6頭から7頭の群れであり、また、4月末に杏花台団地奥の「山の神」から「富士の塔」への山道を調査したところ、1キロメートル以上にわたって山道の落ち葉が全て掘り返されていることから、安茂里地区の山林にはかなりの数のイノシシが生息しているのは確実だと思われる。

 

<現状の問題として>

  1. 増加する有害獣と安茂里地区の鳥獣保護区との関係
  2. 里山の農耕地(野生動物との一種の緩衝地帯)の荒廃
  3. 有害獣による人的および物質的(農業)被害

 

<その対策として>

  1. 有害獣の現状調査
  2. 有害獣の出没情報の一元的な管理と広報
  3. 農業被害低減化のための設備への補助
  4. 猟友会だけに頼らない駆除方法の模索

 

これらの有害獣を有効に追い出したり、駆除したりする手段を安茂里地区の住民は、ほとんど持っていないのが現状である。そこで、長野市は今後ますます増えていくと予想される有害獣に対する対策をどのように考えておられるのか伺いたい。 

 

《回 答》

安茂里地区においては、「安茂里地区有害鳥獣対策委員会(以下、「委員会」とする)」を設置していただいており、この委員会を中心に野生鳥獣被害防止対策を実施していただいているが、平成24年度の安茂里地区における鳥獣被害防止対策事業の実績は、電気柵・防護柵設置が5カ所、総延長で700メートル、くくりわな導入が30基、駆除・個体数調整としてイノシシ133頭、ニホンジカ41頭であった。

 なお、参考までに、市全体としては、イノシシは571頭、ニホンジカは229頭であった。

そこで、まず、対策案の「有害獣の現状調査」についてであるが、毎年4月に、野生鳥獣による農作物被害調査を行っている。

平成24年度の安茂里地区の被害面積は9.5ヘクタール、被害額では32万3,000円で、イノシシ、シカ、ハクビシンによる果樹被害が中心であった。

また、最近では住宅地周辺への出没なども見られ、野生鳥獣の個体数が増加し、生息域が拡大していることが考えられる。

次に、対策案の「有害獣の出没情報の一元的な管理と広報」についてであるが、野生鳥獣の出没があった際は、担当課から危機管理防災課に情報が集積されるが、その中でも人的被害の発生が想定されるような場合には、危機管理防災課から関係部署へ連絡をするとともに、同報無線システムにより住民への危険の周知を行っている。

第一報後は、現場にいる地元の消防団や区長会からの要請に対応し、随時、同報無線システムにより地域住民に情報をお伝えしている。

また、各地区の区長にも同報無線機の鍵をお渡ししてあり、緊急で周辺住民への危険周知が必要な場合は、各区長から放送をしていただくこともできるのでお願いしたい。

次に、対策案の「農業被害低減化のための設備への補助」についてであるが、電気柵・防護柵の設置に対し、市からも補助をしている。

その内容であるが、まず、毎年、地区の有害鳥獣対策委員会で地区内の設置要望を取りまとめていただき、設置経費の10分の4を補助させていただいている。また、3戸以上が共同で、受益面積50アール以上の場所に防護柵を設置する場合は、設置経費の10分の5まで補助させていただいている。

さらに、委員会では、年会費を納入していただき会員となることで、個人で実施する防護柵・電気柵設置についても委員会の事業対象とし、これらの補助を受けることができる。

次に、対策案の「猟友会だけに頼らない駆除方法の模索」についてであるが、県の事業で「わな捕獲作業支援事業」というものがある。

その内容は、「集落等捕獲隊」という組織を結成しその構成員となることで、わな狩猟免許を所持していない農業者などでも、見回りやわな設置補助、通報などの捕獲作業に補助的に従事することができるようになったものであり、その経費の2分の1が補助される制度である。本来、有害鳥獣の捕獲を行うには、狩猟免許を所持していることが要件であるが、かなり要件が緩和されたものである。

この制度は、「猟友会員を指導者」、「集落住民を補助者」として、被害者である農業者などもわな捕獲作業に従事してもらうことで、地域の皆さまも一体となって活動していただき、自立的に被害対策を行う集落を増やすことを目的としたものであり、ぜひともこの「捕獲隊」の結成を検討していただきたい。

最後に「今後ますます増えてくると予想される有害獣に対する対策をどのように考えるか」についてであるが、本市における鳥獣被害防止対策は、現在、長野市鳥獣被害防止対策協議会の支部組織である、市内19地区の有害鳥獣対策委員会で本市の「農業振興事業補助金」を活用し、有害鳥獣の駆除などの鳥獣被害防止対策を実施している。

安茂里地区においても、支部の一つである安茂里地区有害鳥獣対策委員会を中心に個体調整、電気柵・防護柵の設置などを実施していただいているので、その点についてご理解いただきたい。

なお、農作物被害などが発生している場合は、区長会、住民自治協議会から委員会に被害対策について、相談していただきたい。

若穂地区では、住民が一体となって対策を検討し、捕獲した有害鳥獣の食肉加工施設を建設して運営を開始した。安茂里地区においても、地域の実情に応じ、「自分たちの地域は自分たちで守る」ということを基本に、知恵を絞って、被害防止対策を実施し、被害の軽減を図っていただくようお願いする。

〔徳武農業政策課長〕

 

《関連質問1》

有害獣の現状調査について、もちろん被害調査も必要であるが、有害獣が安茂里地区にどのくらいいるのか専門職による生息調査を行い、客観的なデータをそろえる必要があるのではないか。特に、イノシシについては、ここ10年では全く出没の話も聞かなかったが、先ほど安茂里地区の実績として133頭という話もあったが、非常に増えてきている。それがどの程度の速さで増えているとか、把握するには生息調査が必要ではないか。

次に、市のやり方というのは、全て鳥獣被害防止対策協議会に頼みます、猟友会に頼みますということで、市職員の関与がほとんど想定されていない。安茂里地区は若穂地区などと違って農業者も少ない上、団地の住民は農業者などとは違い、狩猟免許を取るつもりはないし、「捕獲隊」に入るつもりもない人がほとんどである。

また、高齢化で里山につながる農地が減少し、荒れてきており、山から直接、団地の中に有害獣が出てくるのが現状である。

猟友会も農家の方も高齢化で減っている状況では、今後、駆除しても減ることは考えられない。市職員が狩猟免許を取り、地域住民が一体となって取り組んでいるある市の事例を新聞で見たが、長野市でも市職員に積極的に狩猟免許を取らせて、団地で協力できる人に見回りなどをやっていただくことを期待する。

 

《関連質問1回答》

長野県が作成する「長野県鳥獣被害防止計画」に示されている個体調整数の数値に基づき、長野市が毎年、駆除・個体調整数を決定しているのが現状であり、長野市が独自に生息個体数の調査をするのは難しいのでご理解いただきたい。

有害鳥獣対策委員会は猟友会だけではなく、住民自治協議会の方々、農協の関係者などで組織されており、この対策委員会が安茂里地区全体の計画や実施体制を担っているので、被害などが出た場合、区長会や住民自治協議会から対策委員会に連絡・相談し、対策を検討していただくのがまず、第一である。

「市職員が資格を取って駆除したらどうか」というご提案については、この広い長野市のエリアでは十分に行き届かないと考えられるので、地域の実情を良く知る方々、例えば、獣道など山の状況をよく知る猟友会の方々にやっていただくのが、駆除の効果も高いと思われるのでご理解いただきたい。さらに、「わな捕獲作業支援事業」は皆さま方にも十分、お手伝いできる制度に緩和されているので、猟友会の方々だけにお願いするのではなく、わなを仕掛けるのは猟友会、日常的な見回りは地域の皆さまが行うというように「集落捕獲隊」の結成をぜひ検討していただきたい。

〔徳武農業政策課長〕

 

《関連質問2》

市が挙げている四つの対策は、当面、必要な対策であるが、被害対策であり言ってみれば対症療法である。有害獣が人家に出没する原因となっているのが、人家に隣接している荒廃農地の存在であるが、根本的な対策として中長期的にどのような方策を考えているのか、お聞きしたい。

 

《関連質問2回答》

遊休荒廃農地の問題は、かなりの時間をかけていかないと解消できない難しい大きな課題である。

市では、この遊休荒廃農地の解消のために、さまざまな方策を実施している。例えば、農地の流動化により、経営規模を拡大したい人に遊休農地を集約する方策や遊休荒廃農地の再生のための補助金、あるいは農業委員会による指導など、さまざまな形で遊休農地解消に向けて進めている。これにより、少しずつ実績は上がっているが、農業経営者の方が高齢化することに並行して、遊休農地が増えていくという、いたちごっこのような部分もあるのが現状である。

これらを解決していくには、地道に農業経営者の経営意欲につながるような支援、例えば、奨励作物を作った場合の補助金など、耕作を継続していただけるような施策も含めて、いろいろな形で経営継続に向けた仕組みが必要であり、そのメニューを用意してある。

しかし、中山間地域では、農地の荒廃化がかなり進んでおり、獣の通り道になっているのは事実であり、森林整備課では地権者などのご協力を頂き、一定距離について除伐、伐根、草刈りなどを行い、獣が潜みながら農地に出入りできないような緩衝帯を造るというような事業も実施しているので、対策委員会などを通してご相談いただきたい。

〔徳武農業政策課長〕

 

《市長説明》

松代地区は地区の周囲40キロメートル以上に柵を付けた。資材費は国が出し、労力は全て、地元の方々が担った。

有害鳥獣の問題では、資源を大事にするという意味で、「食べる」のが一番だと思う。その加工施設の場所をさんざん探したところ、ようやく若穂地区の山の中、保科温泉(旧永保荘)よりさらに奥に入った所に決定した。経費は2,000万円くらいで、運営は猟友会で4月から動き出した。とにかく、皆さんがやる気にならないとこういうものはできない。猟友会に頑張っていただければ、これからも面白いと思う。

これは、市の東側にあるので、西山の方にも、安茂里地区でもいいが、造ったらどうかと思う。しかし、正直、なかなか難しい。自分たちでやろうという人、経営する人がいないと成り立たない。

 

『担当課:農林部(農業政策課、森林整備課)』

 

《議題2 江戸時代に築造された「犀川旧堤防」の市文化財指定について(安茂里地区住民自治協議会教育文化部会長 横山 悟)》

安茂里小市地区に残る江戸時代に築造された二つの犀川旧堤防を長野市の文化財に指定していただくよう、提案するものである。

弘化4年(1847年)、3月24日(新暦は5月8日)のマグニチュード7.4の善光寺地震によって、上流の岩倉山(虚空蔵山)が深層崩壊して犀川をせき止め、20日間にわたって湛水した。4月13日(新暦5月27日)午後4時ごろ、決壊した水は大量の土砂とともに高さ20メートルの山津波となって小市・小松原に押し寄せ、善光寺平から飯山を大洪水が襲った。

小市では、この洪水に備えて急きょ造った水除土堤や川沿いの民家がほとんど流されてしまった。犀川の洪水常襲地帯にあった小市村・久保寺村をその後の水害から守るため、松代藩は地震後に小市南側から現小市橋手前までに、幅12メートル、高さ3.5メートルの藩独自の自普請堤防を165メートルにわたって築いた。

さらに、現小市南団地付近には、地震翌年の嘉永元年(1848年)から幕府が所管する国役普請によって築かれた幅9メートル、高さ2.7メートル、長さ300メートルにわたって、二つの鍵の手を持つ国役堤防が築かれた。この鍵の手は、犀川の激流をここで食い止め、流れを本流に戻すためのものである。

この国役堤防を記念し、その後の洪水からの守り神として、犀北団地の北には嘉永元年(1848年)に立てられた「国役大明神」碑も現存している。

江戸時代の善光寺地震後に築かれた二種類の堤防が、これほど保存状態が良く残っている例は他になく、犀川の洪水と戦ってきた安茂里地区の災害史を後世に伝える貴重な歴史遺産として、長野市の文化財に指定していただくよう切に要望する。

 

《回 答》

ご要望いただいている二つの旧堤防の一つは、江戸幕府による国役堤防で、形をしっかりとどめている。もう一つは、松代藩による自普請堤防で、こちらもきちんとした形で残っている。

先日、現地を見させていただいたが、本当にきれいな状態で残っているのを確認させていただいた。長野市にも、いろいろな史料があるが、松代藩の関連の史料の中に、絵図とか昔の史料が残っており、堤防の昔の状態がどうだったかというのは、その絵図でも確認でき、現存している堤防とその絵図と符合している部分があるので、十分、調査・検討するに値すると考えている。

本日、地元の皆さまからご要望を頂くこととなり、これから地元の皆さまと相談・協議しながら歴史的な基礎調査をしていきたい。また、土地の所有に関する調査を進めていくが、所有者がはっきりしない部分や境界が分からない部分も出てくるであろうし、もちろん、所有者との協議も必要となってくる。さらに、国管理の河川敷の部分があるので、国の同意も必要になってくる。

そして、指定の候補物件になると判断された場合には、長野市地方文化財保護審議会(以下、「保護審査会」とする)へ諮問し、保護審議会で調査・審議することとなり、指定の答申を頂くと文化財の指定ということになる。

この堤防という形は、もし指定になれば長野市でも初めてのものになる。

調査・検討を進める際には、地元の皆さまとの協議・相談が必要となってくるので、地元の中に保存会という形の組織をつくっていただきたい。指定後の日常的な管理をどうするかということもあるので、それらを含めた中での保存会をつくっていただきたい。そうすることによって、長野市と地元の保存会が一体となって良い管理ができると考える。

〔藤沢教育次長(行政)〕

 

《関連質問》

保存会をつくることについては、地元とこれから協議してやっていきたい。堤防については、今のままの状態だと崩落したりする恐れがないとは言えないので、早い段階での指定をお願いしたい。指定を受けるまでクリアすべき課題がたくさんあり、一概には言えないとは思うが、保護審議会の答申あるいは指定に至るまで、大体どのくらいかかるのか伺いたい。

 

《関連質問回答》

堤防というものの前例がないので、どのくらいかかるかということは、何とも言えないが、一般的には最初の調査の段階から指定まで順調にいって、2年くらいである。ただし、それぞれの段階でどのくらい時間がかかるのかケースバイケースであり、今回は初めての例なので、その辺がなかなか見通せない。

〔藤沢教育次長(行政)〕

『担当課:教育委員会(文化財課)』

自由討議

《1 犀川堤防上へのウオーキングロードの整備について》

近年、健康志向の高まりからウオーキングやジョギングをする人が増えてきている。

しかし、当安茂里地区には専用のウオーキング(ジョギング)ロード(以下、「ウオーキングロード」という)がないため、一般道や河川敷内の道を使ってウオーキングなどをせざるを得ないのが実情であるが、一般道では交通事故の危険があり、河川敷内は悪路や砂利道でウオーキングなどに適しているとは言い難い。

一方、犀川第1グラウンドからJR線犀川鉄橋に至る犀川左岸堤防が近年整備され、堤防上を犬を連れて散歩する人やウオーキングする人が増えてきている。しかし、堤防上は雑草が生い茂っているため歩きづらく、ごみや犬のふんの格好の捨て場所になっているのが現状である。時々草刈りは行われてはいるが、草の成長に追いついていない状況である。

そこで当該堤防上を、犀川右岸堤防沿いに整備されているようなウオーキングロードとして整備することを提案・要望したい。

これにより、

  1. 住民の運動不足解消と利用者の健康増進が図られる
  2. 行き交う人の間で自然に会話が生まれ、住民同士の交流の場となる
  3. 堤防の美観が維持され、ごみのポイ捨てが減少する

 などの効果が期待される。

なお、現在、旧食肉センター跡地に(仮称)安茂里地区公園が建設中であり、完成の暁には住民の有効活用が望まれるが、安茂里地区の南東部に位置しており、北部や西部地域の住民にとってやや利用しにくいのが難点である。

この公園は裾花川河川敷とつながっており、北部地域の住民は、裾花川河川敷の遊歩道を通って当公園に行くことができるようになっている。また、小市地区でもウオーキングロードが計画されており、犀川堤防上にウオーキングロードが実現すれば、西部地域の住民もこれらと裾花川河川敷の遊歩道を通って当公園に行くことができるようになる。

「小市地区のウオーキングロード」、「犀川堤防上のウオーキングロード」、「裾花川河川敷の遊歩道」、「安茂里地区公園」これら4施設の有機的結合を図ることが、施設全体のさらなる利活用につながっていくものと考えている。

 

《回 答》

ご提案の堤防は犀川の左岸堤防で、国が平成22年に連続堤防として工事を行っており、現在は堤防の上(天端)は管理道路として国が管理している。

そこで、ウオーキングロードの整備には国の占用許可が必要ということで、所管する千曲川河川事務所長野出張所に協議したところ、「新たに占用許可はできない」との回答であった。また、具体的にチップを敷くとか仮舗装をすることについてどうかと聞いたところ、「天端に手を加えると、満水時に天端が川のようになり流れを加速させ、堤防の決壊を導くので、天端に手を加えることはできない」とのことであった。

以上のことから、困難であると回答せざるを得ないので、ご理解いただきたい。

〔藤沢教育次長(行政)〕

 

《関連質問1》

原則論では回答のとおりかもしれないが、天端を歩きやすくする程度で、堤防の機能を損なうほどにはならないと思う。

全国的には、堤防の上をウオーキングロードとして整備し、使っている例があるわけで、天端が駄目なら堤防に沿った辺りをもう少し歩きやすくするなど、何とか引き続き、前向きに検討していただけるよう市もご尽力いただきたい。

 

《関連質問1回答》

私どもも、もう少し詳細に検討していきたい。小市地区の方の話もあるので、それと一緒に、順次、検討してまいりたい。

〔藤沢教育次長(行政)〕

 

《関連質問2》

信越線鉄橋から上流部の小市地区について、小市4区で市長に陳情したところ、教育委員会の体育課で現地調査に入ったということを聞いたが、現地調査に入ったということは占用ができるということを前提に行ったものと理解している。

一方、今回の箇所については、まったく占用できないという回答であるが、その整合性について教えていただきたい。

 

《関連質問2回答》

ご指摘の小市地区については、現在、検討しているところである。そういうことで、5月に地元の皆さまと体育課の職員とで現地調査を実施したところであり、その結果についてはまた別途、お知らせしたい。正直申し上げて、双方の占用の整合性については確認できていないので、国の方にあらためて確認させていただきたい。

〔藤沢教育次長(行政)〕

 

《関連意見》

堤防上が駄目なら、堤防の下の方の耕作地との間にかなりの土地があるので、そこにウオーキングロードができるかどうか、検討の余地があるのではないかと思うので、また相談させていただきたい。

ウオーキングロードが実現できるよう、住民自治協議会としても努力していきたい。

 

《市長説明》

堤防の上は原則的には駄目なんだろうが、交渉の余地はありそうだなという感じはする。これから、努力してみたいと思う。

 

『担当課:教育委員会(体育課)』

 

《2 市道差出犀北線(都市計画道路丹波島小市線)の未整備区間の歩道設置について》

 長野市上下水道局犀川浄水場から犀北団地間の約700メートルの間の南側に歩道の設置をしていただきたい。

現在、水路敷にふた掛けして暫定的に歩車道の区分を実施しているが、途中で中断しており、また、途中に電柱などの障害物があり、通行に支障を来している。

この間は、裾花小学校の通学区でもあり、また、安茂里駅から長野工業高等学校への自転車通学者も多く、かつ犀北団地線のバス路線ともなっている。

また、国道19号の西河原交差点から犀北団地に入り、あやとり橋を経由して荒木の交差点へと通過する車も多い。

昨年12月には、宮沖区内の横断歩道上で死亡事故も発生したが、その後の現地診断の際にも地元住民から「見通しも悪く、歩道があれば相当違う」という発言もあり、南側の空き地への歩道設置を強く要望された。

過去にも検討されたと聞いているが、最近の交通量の増加を見ると看過できない状況にある。

この道路は、犀川浄水場までの間と犀北団地内は整備されているが、当面、未整備区間の南側に歩道を整備して、「安心・安全な地域」にするため、早急な取り組みをお願いしたい。

 

《回 答》

丹波島小市線については、国道117号の荒木交差点を起点とし、小市1丁目の県道川中島停車場線を終点とする総延長2,720メートル、計画幅員が16メートルの都市計画道路である。

現在、荒木交差点からあやとり橋を通って犀川浄水場までの約1,000メートルと、犀北団地内450メートルについては、幅員も確保され、いったんは整備が済んでいるという状況である。

今回、ご要望のあった犀川浄水場から犀北団地までの間、約700メートルと犀北団地から西の延長570メートルについては、未整備となっている状況である。

この未整備区間の都市計画道路として事業化していく時期は、現在のところ10年以上先という計画である。

未整備区間の現在の道路の状況であるが、車道が約7メートルの2車線、北側に1.5メートルの路肩と水路がある。そして、南側には約2メートルの砂利敷きの土地があるが、この地下には用水路が埋設されており、民有地である。その外側に約1メートルの水路敷があり、全体では11メートルぐらいの幅員となっている。

砂利敷きの下にある用水路は、「善光寺平土地改良区」が管理する直径約1メートルの円形のコンクリート製の農業用幹線水路であるが、土地は民有地で45人ほどの地権者がいる。そして、この土地については、善光寺平土地改良区により、地下の埋設物保護の目的で地上権の設定がされている。

ご意見のとおり、この道路は現在でも交通量が多く、通学路の安全確保や歩道の連続性の確保の観点からも、歩道設置は必要と考えている。従って、地権者の皆さまのご協力が得られ、土地の取得が可能となれば、都市計画道路ということではなく、暫定的に歩道の設置をしていきたいと考えている。

 ただし、歩道設置を進める上での課題として、

  1. 民有地買収に対する45人の地権者の同意
  2. 地上権設定などの権利関係の調整
  3. 沿道の皆さまを含めた地域の合意形成

 が必要となるので、地権者の皆さまはもとより、関係地区役員の皆さまの絶大なご協力をお願いしたい。

まず、善光寺平土地改良区との調整を経た後、区の役員の方々と協議を進めてまいりたい。

〔藤田建設部長〕 

『担当課:建設部(道路課)、都市整備部(都市計画課)』

その他

《「全ての行政に環境の屋根をかける」ということについて 》

鷲沢市長におかれては、市長になったときに、「全ての行政に環境の屋根をかける」ということを言っているが、今までの中でできたこと、まだこれからだということがあったら、お聞きしたい。

 

《市長回答》

例えば、太陽光発電がある。これについては、長野市が適地かどうか若干疑問はあるが、進めており、住宅の屋根に設備を設置した場合に補助金を出しており、すでにメガソーラー24基分ほどの補助金を出している。また、市の施設の屋根の上にも設備の設置を進めている。

その他に、長野市の周りには木が多いので、木質のバイオマスをやっている。方法は、木をチップ化してペレットにするもので、若穂地区の保科温泉ではボイラーに使用しており、1年くらいになるが順調に動いている。

ペレットの値段もだいぶ下がってきている一方、重油の値段が上がってきており、同じぐらいの値段になってきているようで、これからもペレットの使用は増えていくと思う。

次に、信州大学と共同で藻から油を取ることも研究しており、これは中山間地域でやればいいと思っている。

その他、鬼無里地区での小水力発電、善光寺用水の小水力発電などの計画も進んでいる。

また、新しいごみ焼却場の建設に合わせ、ごみ発電も計画しているが、これは必ずしも安定した発電量は得られないという問題はあるようである。

以上、化石燃料を減らし、自然エネルギーを増やすということでやっているところである。

 

《市長総括》

今、長野市では「公共施設白書(以下、「白書」とする)」というものを作成しており、10月ごろにはできる予定である。

これは、公共施設がどんどん古くなってきて、維持するのが大変だという認識から作成しているものであり、建設費が幾ら掛かったのか、あと何年使えるのか、維持していくのにどのくらい掛かるのかということなどを調査したものである。

同時に、公共施設の再配置計画という問題が出てくる。これは、人口が減少する中、今ある施設を全部残して、果たしてやっていけるのかという問題で、場合によっては施設の再配置をめぐって、地元の皆さまと敵対関係になることも考えられる。

白書ができた後、具体的にどうやっていくのかが問題だが、キーポイントは減価償却をどうやっていくのかということだと思う。これは、毎年の減価償却費を積み立てていかなければ償却にならないということで、それを積み立てていけば、その減価償却後には同じ物を建てることができる。

しかし、それをやるには非常にコストが掛かり、大変である。

今、市では、例えば住民自治協議会が何かやりたい、NPOが何かやりたいという場合、審査会で説明してもらい、良ければ補助金を出すという形になっている。いろいろなことをやるに当たって、皆さまがやる気になる、それを公開で審査するということであり、その点はご理解いただきたい。

最近、国が行う「地域おこし協力隊」というものができた。これは、大都市から「地域おこし支援」のために、地方へ来る人に対し、400万円(人件費200万円、その他の経費200万円)を補助するというもので、国はそこまで中山間地域の疲弊を憂慮しているということだと思う。

これはすごいことだと思うが、一番の問題は受け入れ態勢である。受け入れて何をやってもらうかというメニューをつくって募集をする。そして、その人に委嘱するということになるのだと思う。

いずれにしても、全てにおいて、皆さまがやる気さえあれば、行政もできるところはやりますよということになると思うので、皆さまもそういう目で考えていただきたい。

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