令和元年12月27日(金曜)に、平成29年1月から地域おこし協力隊として着任し活動を行ってきた、越前屋 圭司隊員(若穂地区)、大野 雅和隊員(若穂地区)と平成29年6月着任の佐竹 永成隊員(鬼無里地区)の退任式を行いました。
越前屋隊員は、主にジビエ振興を、大野隊員は主に農林業支援をミッションとして従事し、それぞれの力を存分に発揮して、任期を迎えることとなりました。
退任後、越前屋隊員は、ジビエ解体施設と自ら立ち上げたゲストハウスの運営、大野隊員は林業を行いながら若穂に定住します。
地域おこし協力隊は卒業ですが、これからも引き続き長野市民との一員として、よろしくお願いいたします。
佐竹隊員は地元住民と協働したエゴマ栽培とその商品化及び販売を行いました。残念ながら諸事情により任期前に退任となりましたが、地域に溶け込み精力的に活動していただきました。
~退任式の様子と各隊員のコメント~
越前屋隊員 この3年間で協力隊員だけの力ではないですが、若穂に宿泊施設や食事ができる場所が増え、地域おこしができてきました。地域おこし協力隊員は受け身ではなく、自ら仕事を作っていくことが大切です。待っていても始まらないので、とにかくやってみることが大事だと思います。
大野隊員 飛び込んでみないと分からないことが多いと思います。職場の人たちときちんと連携をして、些細なことでもまずは相談することが必要です。金銭的な面で戸惑うことも多かったですが、新隊員には煩わしく思わずに活動していってほしいです。地域に溶け込むためにも、仕事を行う上でも事前の打ち合わせや交渉をして関係者の了承を得ておくことも必要だと思います。
佐竹隊員 地域の皆さんには、家に行って話をするだけでも受け入れてもらえました。そして、地域の人たちと話をすることでいろいろなことを学び、吸収することができました。地域の方たちと仲良くなることが大切だと思います。