令和2年度第2回食品安全懇話会を開催しました
食品安全に関するリスクコミュニケーション事業として「令和2年度第2回食品安全懇話会」を開催しました。
- 開催日時
令和3年2月2日(火) 午後1時30分から午後3時30分まで
- 開催場所
長野市保健所2階会議室
- 参加者
参加者名簿のとおり [PDFファイル/56KB]
- 内容
(1)令和3年度食品衛生監視指導計画(案)の公表・意見募集について
令和3年度食品衛生監視指導計画(案)の趣旨等について説明しました。委員から、新たな制度である届出施設の監視をどのように実施するかについての質問があり、施行される令和3年6月までに監視の方法を具体的に決定する旨回答しました。
(2)ゲノム編集食品について
安定的な食糧確保の課題解決に貢献する新たな品種改良の技術として、ゲノム編集技術について説明後、意見交換しました。ゲノム編集食品は、厚生労働省への届出、及び届出情報の公表が必要とされていることを説明しました。消費者とリスクコミュニケーションをしている委員からの意見として、ゲノム編集食品について事前に学習したが、安全性について消費者に伝えることが難しいとの意見が寄せられました。
(3)最近の食中毒発生状況について
ツブ貝、ユウガオなど自然毒による家庭内での食中毒発生とその予防について説明後、意見交換をしました。ツブ貝による食中毒では唾液腺を除去すること、ユウガオによる食中毒では苦味の強いユウガオは食べないことが予防法とされる旨の説明をしました。委員の意見としては、スーパーで販売されているツブ貝に有毒な部位が含まれているのであれば、食品表示をしてほしい旨の意見が寄せられました。また、ユウガオによる食中毒は、加工食品と異なり同種間でも差異があることを知らないこと、また、食事の際に五感を駆使することが減っていることに起因しているのではないかとの意見が寄せられました。
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