過去の空間放射線量調査結果一覧
過去の空間放射線量調査結果をお知らせします
長野市内の空間放射線量測定結果の一覧
市内で実施した空間放射線量測定の結果を一覧・集計しています。(長野県・長野市実施分)
長野市が実施した空間放射線量測定調査結果
- 代表地点(30地点)の空間放射線量測定結果
第1回:平成23年10月実施分 - 比較的高い放射線量が検出される傾向がある場所の空間放射線量測定結果
- 代表地点測定(第1回)に合わせて、植込み、雨どい、側溝等62箇所の測定を実施しました。
平成23年10月実施 - 園児、児童等が使用する施設の空間放射線量測定結果
子どもが使用する施設、保育園(公立8園)、小学校(9校)、公園・遊園地(12施設)の測定を実施しました。
平成23年11~12月他実施 - 雨どいから直接土に排水される箇所等の空間放射線量の追加測定
雨水からの放射性物質の影響を把握するため、特に規模の大きい施設や雨どいから直接土に排水される、8施設10箇所の雨どい下等の空間放射線量を測定しました。
平成23年12月他実施 - 市内4定点の継続的な空間放射線量測定結果
市内4定点(鍋屋田小学校、戸隠支所、豊野支所、芝沢公園(篠ノ井))で継続的な測定をしています。
(鍋屋田小学校は週1回、他3定点は月1回測定)
長野市内30地点の空間放射線量の現状把握調査(第1回)の結果
長野市内の空間放射線量の現状を把握するため、市独自に空間放射線量測定器(NaI(Tl)シンチレーションサーベイメーター)を導入した平成23年10月に市内30地点で実施した空間放射線量調査の結果です。
比較的高い放射線量が検出される傾向があるといわれている側溝や植込など62箇所を対象に、併せて測定を実施しています。
実施期間:平成23年10月11日~10月21日
*この測定調査以降も市内の空間放射線量測定を実施しています。その結果はこのページの先頭「長野市内の空間放射線量測定結果をお知らせします」のメニューからご覧ください。
1 測定結果
(1)代表地点の空間放射線量(校庭・園庭など主に屋外活動で使用される場所)
測定地点すべてで、健康に影響のない値でした。
測定結果の詳細はこちらをご覧ください。 [PDFファイル/54KB]
施設の種類別の測定結果はこちらをご覧ください。 [PDFファイル/99KB]
種別 | 地点数 | 1m | 50cm | 5cm |
---|---|---|---|---|
小中学校 | 12 | 0.08 (0.07~0.10) | 0.08 (0.07~0.10) | 0.08 (0.07~0.10) |
保育園・幼稚園 | 3 | 0.08 (0.07~0.09) | 0.08 (0.08~0.08) | 0.08 (0.08~0.08) |
公園等 | 8 | 0.08 (0.06~0.10) | 0.08 (0.06~0.10) | 0.08 (0.07~0.11) |
その他の市施設 | 7 | 0.07 (0.06~0.08) | 0.07 (0.06~0.09) | 0.08 (0.07~0.09) |
合計 | 30 | 0.08 (0.06~0.10) | 0.08 (0.06~0.10) | 0.08 (0.07~0.11) |
*単位:マイクロシーベルト/時 上段:平均値/下段(最小値~最大値)
代表地点30地点の空間放射線量(地上1m:単位μSv/h)
(2)比較的高い放射線量が検出される傾向がある場所の空間放射線量
側溝、植込みでは、健康に影響のない値でした。
雨どい排水が直接土壌浸透する4箇所のうち1箇所の地上5cmで0.36μSv/hが観測されましたが、県が示した「周辺より放射線量が高い箇所の基準(地表の空間放射線量が1μSv/h以上)」より十分に低い値でした。なお、同地点の地上50cmでは0.14μSv/h、1mで0.09μSv/hと通常と差のない放射線量でした。
また、雨どい排水が直接土壌浸透するその他の3施設では、通常の放射線量レベルでした。
測定結果の詳細はこちらをご覧ください。 [PDFファイル/76KB]
施設の種類別の測定結果はこちらをご覧ください。 [PDFファイル/99KB]
種別 | 箇所(内追加分) | 1m | 50cm | 5cm |
---|---|---|---|---|
植込・草地・芝生 | 29(14) | 0.08 (0.06~0.11) | 0.08 (0.06~0.11) | 0.08 (0.07~0.13) |
側溝・集水マス* | 29(13) | 0.08 (0.06~0.11) | 0.08 (0.06~0.12) | 0.09 (0.05~0.17) |
雨どい (土壌浸透) | 4(3) | 0.08 (0.07~0.09) | 0.10 (0.08~0.14) | 0.17 (0.09~0.36) |
合計 | 62(30) | 0.08 (0.06~0.11) | 0.08 (0.06~0.14) | 0.09 (0.05~0.36) |
*単位:マイクロシーベルト/時 上段:平均値/下段(最小値~最大値)
*雨どい排水が側溝等に流下する箇所は、側溝・集水マスに計上
植込み・草地・芝生等29箇所の空間放射線量(地上5cm:単位μSv/h)
雨どい・側溝等33箇所の空間放射線量(地上5cm:単位μSv/h)
2 測定期間
平成23年10月11日~10月21日
(1)代表地点は平成23年10月11日~10月18日
(2)側溝、植込み等は平成23年10月13日~10月21日
・当初実施分(32箇所):10月13日~10月18日
・追加実施分(30箇所):10月19日~10月21日
3 測定機器・測定方法
(1)測定機器
NaI(Tl)シンチレーションサーベイメーター
日立アロカメディカル(株) TCS-172B
(2)測定方法
各高さ別に30秒間隔で5回測定し、その平均値を測定値とした。
側溝、集水マスなどの測定高さは、開放型の場合は側溝などの底面(水面)を、グレーチングなどが設置されている場合はグレーチング面を基準(0cm)とした。
4 参考
(1)県内77市町村の地上1mの空間放射線量
0.04~0.12μSv/h (県測定:H23.7測定分)
(2)周辺に比べて局所的に放射線量が高く、除染等の対応が必要となる箇所の目安(長野県)
地表の空間放射線量が1μSv/h以上
(平成23年10月28日長野県環境部「周辺より放射線量が高い箇所への対応方針」)
<関連リンク>
- 報道発表資料(H23.10.19)
- 報道発表資料(H23.10.24)
- 市内の空間放射線量測定結果一覧(県・市実施分)
- 市内定点の継続的な空間放射線量測定結果(H23.10~)
- 園児、児童等が使用する施設の空間放射線量測定結果 (H23.11~12)
- 雨どいから直接土に排水される箇所等の空間放射線量の追加測定結果(H23.12他)
- 市内代表地点の空間放射線量測定結果(第2回:H24.3~最新)