鬼無里公民館 令和2年度 講座・教室の様子(フォトニュース)
令和2年度 講座・教室のフォトニュース
このページでは、令和2年度に鬼無里公民館で開催した講座・教室の様子を写真入りでご紹介しています(各講座・教室名をクリックしていただくとその講座の様子紹介へジャンプします。)。
のびのび子育て学級(親子学級)
9月
子育て楽らく塾(令和2年9月1日開催)の様子
子育てを楽しくするために皆で話し合う講座です。 お母さんの学習中子供たちはおもちゃ遊び!!
食の講座(令和2年9月15日)開催)の様子
「我が家の買い物計画:それぞれの体に必要な買い物」~何をどれだけ買ったらいいか~を
保健センター栄養士より学びました。
乳幼児の救急法(令和2年9月29日開催)の様子
この日は、長野中央消防署鬼無里分署職員を講師に迎え乳幼児の救急法について学びました。
子供の事故を未然に防ぐために「家の中に潜むキケン」と対策を指導していただきました。
“おうちのキケン” 1位ころぶ(転倒) 2位おちる(転落) 3位たべる(誤飲、窒息)
乳児の胸骨圧迫や喉に異物がつまった場合の正しい応急手当について学びました。
救急車を呼ぶ目安や救急車を呼ぶべき状態について学び、実際に救急車を見せていただだきました。
消防署で活躍する消防車と救急車の前で記念撮影!!
8月
母のココロとカラダのセミナー(令和2年8月4日開催)の様子
この日は、ヨガインストラクターの富樫先生を講師に迎え「母のココロとカラダのセミナー」を行いまいした.
頑張り屋のお母さんへ贈る“ココロとカラダ”の整え方について学びました。
今のお母さんの“ココロ”の状態はどんな感じですか?
“ココロ”を整えた後は、ヨガで“カラダ”を整えます。
農業体験 ジャガイモ掘り(令和2年8月11日開催)の様子
5月に公民館前の畑に植えたジャガイモ掘りをしました。
お母さん達も子ども達も楽しみながら掘っていました。
土をどけるとジャガイモがいっぱいでてきました。
暑い日でしたが、一生懸命掘りました。畑の前の公民館事務所の朝顔は満開に咲いています。
7月
食の講座(令和2年7月21日開催)の様子
保健センター栄養士による「食の講座」を行いました。
栄養士の説明を聞きます。 ママの学習中子どもたちは、おもちゃで遊び。
栄養士・保健師の個別相談の様子
おやつづくり(令和2年7月28日開催)の様子
雨でジャガイモ掘りができなかったので、ジャガイモを使った「いももち」をみんなで作り、美味しくいただきました。
令和2年度開講式(令和2年6月2日開催)の様子です。
会場となる活性化センターに集合して開講式を行い、その後お互いに距離をとって、ベビーマッサージや親子体操、わらべうたを歌いました。久しぶりに親子で楽しい時間を過ごすことができました。
館長あいさつ スタッフ紹介
ベビーマッサージの様子 わらべ歌の様子
オンラインのびのび子育て学級(令和2年5月12 日・19 日・26 日開催)の様子です。
新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、延期になっていたのびのび子育て学級は、Web会議システムを利用してオンラインでの講座を開催しました。
外出自粛の中、親子で家にこもっている参加者同士をつなげるために、恒例のアンパンマン体操やわらべうたなどを一緒に楽しみました。
長野県では、緊急事態宣言は解除されたものの、まだまだ以前の姿に戻るのには、時間がかかりそうですね。公民館の事務室でも、新型コロナウィルスの一刻も早い終息を、アマビエ様にお願いしている今日この頃です。
鬼無里寺子屋塾
鬼無里地区現地学習(令和2年9月10日開催)の様子
今回の寺子屋塾は、鬼無里地区内の歴史や文化などについての知識を深めることを目的に、上里地域にある薬師堂・観音堂の現地学習を長野市立博物館の竹下研究員を講師にお迎えし、現地学習会を開催しました。
財又薬師堂にて、お堂の役割や本尊、弘法大師像などについて竹下研究員より説明を受ける。
お堂は昔の人が体のどこそこが痛いときは薬師堂にお参りをしたり、子供が元気に育ってほしい時にはお地蔵様にお参りしたりと生活に寄り添ったものでした。少し前までは年間行事の中にあった普通の光景でしたがどんどん無くなってきています。
新井観音堂にて、聖観世音菩薩像、不動明王像、毘沙門天像などの説明、地元の方からの飲み物の差し入れをいただきゆっくり見学できました。
坂屋太子堂にて、聖徳太子孝養像、地蔵菩薩像、観世音菩薩像などの説明、明治35年お堂再建時の棟礼がありました。
竹下研究員から聖徳太子16歳、父親を見舞ったときの像だと説明され皆さん関心していました。
市之瀬大日堂にて、午後からは調査も行い、中には石仏の大日如来像がありました。弘法大師像の採寸などを行いました。寛保元年(1741年)、文政13年(1830年)の再建時の棟札があり歴史を感じたお堂でした。
山中と原地区の中間にある山中弘法大使という洞窟を地元の徳武さんに案内していただきました。洞窟は2mほどかがんで進める広さしかありませんでした。
昔の修験道の跡地かと思われます。この洞窟に入った鶏が戸隠の奥社に現れたという伝説が残されています。
原地区の秋葉神社にて、弘法大師像を調査
山角観音堂にて、聖観世音菩薩、不動明王像、毘沙門天などの説明。ご本草を須弥壇から下して採寸調査を行いました。堂内には馬の絵の額や提灯などが掲げられていました。山角観音堂は木曽義仲公の伝説が残された所でとても奥深いものがありました。
出し薬師堂にて、七仏薬師という七体の薬師如来像と四天王像、不動明王像がありました。竹下研究員から珍しい仏像ですと説明がありました。
一日を通じてまだまだ鬼無里には知らないことがたくさん眠っていると感じました。参加者の皆さんも初めての場所を見学され感動していました。
ドローンで撮影した故郷を見る(令和2年7月8日開催)の様子
昨年鬼無里地区内(上里・中央・両京)をドローンで撮影した故郷の映像を講師の清水さんの解説により、観ました。
普段見慣れた景色も、鳥の目線で各地区の比較的高い山の上から撮影された風景は、臨場感もあり、鬼無里地区全体を俯瞰でき、新たな発見もあり有意義な講座となりました。
鬼無里地区の臨場感あふれる風景を視聴しました。
小型ドローンの種類や飛行に関するルールや活用方法を学びました。
凌雲山「松巌寺」について学ぶ(令和2年6月10日)の様子
松巌寺住職 清水泰憲氏より松巌寺史及び松巌寺縁起の資料により寺開創から現在に至るまでについての講和の後、「山里に響く永久の仏鐘 凌雲山 松巌寺史」のDVDを鑑賞しました。
客殿(会場の様子) 講座の様子
真剣に聞き入る受講者 松巌寺史DVDの鑑賞の様子
文明5年(1823年)に奉納された道元禅師絵伝
親子わんぱく教室(親子学級)
わんぱくアウトドアin飯綱(令和2年8月5日)の様子
夏休みの一日、飯綱高原「小天狗の森」でフィールドアスレチックを体験した後、お昼はキャンプ場で楽しいバーベキュー、午後は長野県環境保全研究所自然生態園で、わくわく森の探検をし、クイズをしながら自然環境について楽しく学びました。
(右) 飯綱高原到着 小天狗の森・キャンプ場の説明 (左)リヤカーでバーベキュー用品の運搬
「小天狗の森フィールドアスレチック」には、700mの区間に31の遊具が点在してあり、様々な遊具に挑戦し楽しみました。
(右)大座法師池を眺めながら休憩 (左)火起こし体験は、新聞紙で火を付けますがなかなかうまく火が付きません。
炭に火が付いたところで、バーベキューを楽しみました。
午後は、長野県環境保全研究所飯綱庁舎自然生態園で、研究所の森を研究員と一緒に歩きながら、植物や動物、地形、人と自然の関わりなど環境について楽しく学びました。
飯綱高原の自然に関する飯綱エコクイズの答え合わせの様子
研究所には、剥製や研究成果のポスターの展示があり、自然の営みを学習することができました。
わんぱくお田植え体験(令和2年6月6日)の様子
今年度最初のわんぱく教室は、12名の参加で旧学校田でお田植え体験をしました。農家の方の指導を受け、澄んだ空気と豊かな緑の中で、土とふれあい泥だらけになりながらも、楽しく”こしひかり”の苗を植えました。
15cmほどに育った”こしひかり”の苗をひと株ひと株、丁寧に手で植えています。
農家の方の指導を受け、きれいに真っすぐ植えることができました。
「根回し」と呼ばれる道具を使って、苗を等間隔で植えるための目印をつけました。
田植えを終えた後、参加者全員で”お田植え煮物”やおにぎりを美味しくいただきました。
環境講座
トガクシショウマを育てる講座(令和2年6月19日開催)の様子
長野県野生動植物保護条例により、特別指定希少野生動植物に指定されている「トガクシショウマ」を育てる講座を開催しました。講師は、各地で「トガクシショウマ」の普及に取り組まれている岡本基徳さんを講師に迎えて、講師が大切にそだててきた3年生の苗の植え替えと種まきの実践講習を行いました。参加者は各自数株ずつ持ち帰って大事に育てていただきます。
植え替え用の土は鹿沼4、赤魂土4、軽石2の割合で混ぜる。
植え替え前の播種後3年目の苗 ポットに苗を1本ずつ入れていきます。
植え替えが済んだら水を十分に!!
播種の方法と種まき
果肉を採取し種子を取り出す
果肉を採取しタオルで絞り果肉の種子を分ける。種は直まきして土に隠れる程度に土をかぶせる。
おでやれくらぶ
フレイル予防講座
歌って!笑って!おとなの「リトミック」(令和2年9月9日開催)の様子
今回のおでやれクラブは、リトミック研究センターの認定講師による「リトミック講座」を開催しました。リトミックとは、スイスの音楽教育家が考案した音楽教育法で、脳を活性化をして認知症予防に効果があると注目されています。
参加者は、講師のピアノの演奏に合わせ「季節の歌」や「わらべ歌」を題材に太鼓やタンバリン等を使い楽しく声を出しながら歌いました。
「鉄道唱歌」「ウサギとカメ」等の懐かしい歌を講師と一緒に歌いながら右手と左手で違う動きを動かしたり心身を動かしていました。
講師の久保さん、千野さんの「里の秋」等秋の歌を鑑賞!!澄んだ歌声が響きわたりました。
「虫の声」の歌にあわせて、タンバリンやペットボトルマラカスを鳴らしながら体でリズムをとっていました。
現地学習(令和2年8月21日開催)の様子
今回の現地学習は、足元の地域内に目を向けてやってみたらという要望をもとに、鬼無里地区内の「森林組合」、「いろは堂」、「白髯神社」、「ふるさと資料館」を見学しました。
(1)長野森林組合鬼無里事業所見学
長野森林組合鬼無里事業所「食品加工所」見学。地域で生産された安全で安心な原材料を使用し、新たな製品開発をおこなっているクオリティの高さに参加者から感嘆の声があがっていました。
「木材加工場」の見学。森林の造成や造林、森林資源供給のための伐採や製材、その二次加工を行っている説明を受けました。JR長野駅善光寺口「門前回廊」の列柱には、鬼無里産の杉材が使われているそうです。
戸谷事業所長より、1942年村森林組合の設立当時から長野森林組合の合併に至るまでの変遷と、現在の事業所の取組について話を聞きました。
(2)いろは堂
いろは堂 伊藤社長より、パワーポイントにより創業(大正14年)からの歴史や独自の製法で作られている「炉ばたのおやき」へのこだわり、伝統の味を守り続けること、新たなおやきの魅力を発見し、提案すること等のお話を聞きました。
季節ごとの素材の旬を味わうことのできる具材の工夫など手間と時間を惜しまず「おやき」に情熱を賭けている姿勢が、全国のお客様に「炉ばたのおやき」の味が認められ人気商品へと成長したことがわかりました。
(3)国の重要文化財 白髯神社
白髯神社前総代長の中村先生より、鳥居や幟旗、狛犬の意や白髯神社創建(約1300年前の飛鳥時代)に天武天皇が鬼無里に遷都を計画され、その鬼門の守護神として創建された「遷都伝説」のお話や、国の重要文化財の本殿jの特徴を分かりやすくご説明いただきました。
室町時代後期~桃山時代(約500年前)に建築された本殿
(4)鬼無里ふるさと資料館
(右)鬼無里カルタの原画 (左)ガラス乾板写真
昔の生活を描いた絵札と方言「鬼無里カルタ~さし絵と方言」展が開催されており、素朴な原画となくなりつつある伝統的な生活文化を方言で表現してあり、昔のことを思い出していました。
宮大工北村喜代松の飾り彫刻が見事な祭り屋台と神楽や村の経済を支えてきた麻のある暮らし等、鬼無里にまつわる数多くの貴重な資料を見ることができました。
教養講座「特殊詐欺予防講座」・フレイル予防講座「懐かしのビデオ」
(令和2年7月16日開会)の様子
今年度最初のおでやれくらぶは、多発している特殊詐欺の被害防止を目的として、長野県県民文化部くらし安全・消費生活課 齊藤課長補佐を講師に迎えて実際の電話機を用いた臨場感あふれる講座を体験し、対応方法を訓練することで、犯人から電話が架かってきたときも冷静な対応ができる方法を学び、被害を未然に防ぐ有意義な講座となりました。
最初に特殊詐欺の被害状況、発生傾向の説明と実例に基づく手口の説明を受けました。
長野県内の特殊詐欺被害は、昨年125件で約2億4千万円の被害がありましたが、被害者アンケートの67%が見破る自身があったそうです。
被害防止対策の説明と電話訓練の手順、方法の説明
電話対応訓練(特殊詐欺の手口の体験と対応方法訓練)
・ いよいよ講師が犯人役になり、デモンストレーション‼
・ 講師「もしもし、お母さん?おれだけど。」、参加者「オレって誰よ。」
特殊詐欺は、地震や台風などの自然災害に備えるように、特殊詐欺も「他人ごとではない!自分のこと」という意識で備えることが大事ということを学びました。
特殊詐欺講座に続いて、高齢者の回想法“認知症予防”の効果もある、「懐かしのビデオ鑑賞」として、38年前の「上里地区演芸のど自慢大会」を鑑賞していただきました。