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更新日:2024年10月31日
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皆さんは日本で一番大きい閻魔(えんま)大王像が、長野市篠ノ井の典厩寺(てんきゅうじ)にあるのをご存じですか?
典厩寺には、川中島合戦で37歳の若さで戦死した、武田信玄の弟である武田典厩信繁(てんきゅうのぶしげ)が埋葬(まいそう)されています。
住職の大島典弘さんに聞いた典厩寺の見どころを3つ紹介します。
1つ目に紹介するのは、日本一の大きさの「閻魔大王像」です。
閻魔大王像は、山門近くにある、川中島合戦の死者を供養(くよう)するために建てられた「閻魔堂」に安置されています。
堂内に入ると、朱色に塗(ぬ)られた巨大な閻魔大王像がまつられていて、後ろの壁に四天王、天井には三十三体の観音菩薩(かんのんぼさつ)像が描かれています。
閻魔大王像は、実際に見てみると、思ったより大きくて、真っ赤な顔と鋭い目が迫力があって怖(こわ)かったです。
2つ目は、「懐古の碑」です。
これは、川中島合戦で戦死した武田家・上杉家両軍を供養するために建てられたもので、武田家・上杉家両家の石が置かれていました。
左側に信玄の躑躅ヶ崎館(つつじがさきやかた)の愛石、右側に謙信の力試しの石がありました。
3つ目は、「川中島合戦記念館」です。
川中島合戦は、甲斐の武田信玄と越後の上杉謙信が北信濃の覇権(はけん)を争って戦った、戦国時代で有名な合戦の1つです。
記念館では、信繁の兜など寺宝約60点が展示されていて、川中島合戦の歴史を学ぶことができます。
住職の大島さんは、「当時の武具や鎧(よろい)をぜひ見てください」と話されていました。
典厩寺では、戦国時代について学ぶことができ、歴史の授業で習ったことがこの場所で本当に起こっていたんだと感じることができます。
皆さんもぜひ訪ねてみてください。
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