更新日:2025年2月26日
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台所やおふろ、トイレなどからよごれた水をそのまま川などにすてると川がよごれて大変なことになります。そのためよごれた水をきれいにしてから川や湖にもどすことが必要です。
下水道は、このよごれた水を道路の下にうめてある下水道管に流してしょり場に集め、きれいな水にしてから川や湖にもどすしせつのことです。
『かやハエの発生をふせいで、でんせん病をふせぎます。』
わたしたちの家庭や、工場などから出たよごれた水が、家のまわりにたまると、かやハエなどが発生したり、いやなにおいがする元となります。下水道ができれば、そのようなことがなくなり、かいてきでえいせい的な生活ができるようになります。
『トイレの水せん化によりきれいなトイレが使えます。』
わたしたちの住まいで、しにょう(大便や小便)をくみ取り式トイレにためておくことは、えいせい的ではなく、くさいにおいがするげんいんとなります。
下水道をせいびし、トイレを水せん式にすることによって、しにょうは、たまることなく下水道の中をほかのよごれた水といっしょに運ばれるので、きれいなトイレが使えるようになります。
『よごれた水をきれいにしてから流すので川や湖がきれいになります。』
よごれた水が、そのまま流れていくと、川や湖の水がどんどん汚くなっていきます。下水道は、よごれた水を下水道管に集めて運び、しょり場できれいにするので、川などの水をよごさないことに、たいへん役立っています。
川や湖の水がきたなくなっていくと、きれいな時には住んでいた生物(メダカ、どじょう、フナ)がいなくなってしまいます。
昔は長野市のちょっとした小川にも、メダカ、フナ、ホタルがたくさんいて、子どもたちは水遊びをして遊びましたが、よごれた水が多く流されるようになると、そのような小川は少なくなってしまいました。
しかし、下水道がふきゅう・せいびされていき、少しずつですが、昔のようなきれいな川や湖がもどってきています。
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