排水設備(水洗化)工事について
排水設備工事の申込から完成まで
適正な排水設備工事を行っていただくため、一定の資格を持ち、上下水道局の指定を受けている「長野市排水設備指定工事店」へ工事の申し込みをしてください。
1.工事の見積・契約
まず指定工事店数社から見積りをとって内容をよく検討し、あとあとトラブルのないよう、工事店を決めてください。お宅の工事費は、家屋の状態、敷地の状況、使用する便器等により異なります。見積りでは、使用する便器の種類を統一すると比較しやすいと思われます。
2.工事の申請
指定工事店が決まりましたら、書類の内容をよく確認し、申請してください。
3.工事計画の確認
上下水道局で申請の内容について審査し、定められた基準に適合するかどうかを確認します。
4.工事の着手
汲み取りトイレや浄化槽の切替工事はおおむね一週間ぐらいかかります。トイレが使えないのは、一日ぐらいです。指定工事店とよく打合せをしてください。
5.排水設備使用開始と工事完了の届出
排水設備が下水道に接続する時や工事が完了した時は届出が必要となりますので、提出書類の内容をよく確認し、提出してください。
6.工事の完了検査
上下水道局の職員が、お宅の排水設備の検査にうかがいます。検査に合格すると確認済みステッカーを玄関などの見やすい場所に貼り付けさせていただきます。
排水設備の点検と簡単な修繕
点検
台所、風呂、洗濯機、手洗い場の屋外の接続部分には、トラップますが設置されています。(一部例外あり)ので定期的に清掃されることをおすすめします。
タンク内の鎖が絡んだり、外れたり、パッキンやフロート弁が古くなっていたら直しましょう。
簡単な修繕
水洗トイレが詰まった場合は、市販の「ラバーカップ」を使用していただくと、たいていのつまりは直ります。使用方法は、排水の穴を全部ふさぐ形にカップを押しつけ、勢いよく手前に引きます。(内容物が飛び出す恐れがありますので、注意して作業してください。)
修繕が必要なときは
水洗トイレの水が止まらない、トイレにちょろちょろと水が流れている場合は、タンク内のフロート弁の故障が考えられます。タンクに給水する管についている「止水栓」をドライバーで締めて、水を止めてください。
お宅を工事した工事店もしくは、下記の指定事業者にご相談ください。