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この街で、わたしらしく生きる。長野市

更新日:2025年10月8日

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開館40周年を迎えた長野市立長野図書館の魅力を発信します!

久保田涼羽が紹介します!

市立長野図書館は今年、開館40周年を迎えました。今回、私は市立長野図書館の小山さんに館内を案内していただきながら、司書で選書担当の宮﨑さんなどにもにもお話を聞くことができました。
市立長野図書館には2名の選書担当の方が選んだ新しい本が、毎週約200冊も入荷し、館内には約72万冊の本があるそうです。そして普段私たちが目にしている場所にある本はその中の三分の一で、残りの三分の二は書庫にあると教えていただきました。書庫の見学をさせてもらったのですが、私の想像をはるかに超える数の本が並んでいました。書庫にはたくさんの棚がぴったりとくっついていて壁のようになっている場所がありました。本の整理をしていた司書の方が壁に付いているボタンを押すと、壁が左右に開き本棚が現れたのでとても驚きました。この移動式の本棚のおかげでスペースを有効活用してたくさんの本を管理することができるそうです。

長野図書館
書庫で仕事をしていた司書の方に「図書館で働いていてうれしい事は何ですか?」と質問をすると「利用者さんが欲しい情報に合った本を紹介できた時。」だと教えていただきました。図書館で本を探す方は、題名ではなく「犬の本」など大まかな伝え方をすることも多いそうです。その場合、犬の育て方、犬の病気のこと、犬の写真集などいろいろなことが考えられるので、利用者さんのお話をしっかり聞くことが大切だそうです。利用者さんの話を聞いた後に題名だけではなく、目次や本の内容を調べながらたくさんの本の中から情報に合った本を探して紹介をする司書の方はとてもすごいと思いました。
また、図書館では本の借し出しだけではなく、いろいろなサービスやイベントを行っていることが分かりました。図書館に置いてあるDVDを鑑賞できる視聴覚コーナーや、新聞を読む場所、Wi-Fi環境があり調べものができる場所、学習室もあります。そして、児童書のコーナーでは子供向けのおはなし会、3階の視聴覚室では毎月第2・4土曜日に映画上映会を行っています。

おはなしの部屋
私がいいなと思った場所は、障害者ライブラリーです。目の不自由な方向けの点字の本や録音図書があり、誰でも読書を楽しむことができます。事前予約をすると対面で朗読をしてくれるサービスもあるそうです。その他にも、今年は開館40周年記念企画として、記念式典やナイトライブラリーなどの楽しい特別企画が開かれます。
3階のロビーには、40周年特別企画の一つとして今まで図書館に貼られていたポスターやチラシの原画展も開催されています。なんとそれらのイラストは全て図書館で働く司書の方が描いたそうです。
このように市立長野図書館にはいろいろな利用方法や楽しみ方があるので、みなさんもぜひ出かけてみてください。

  • 市立長野図書館に関するお問い合わせ
    026-232-3558