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更新日:2025年11月5日
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善光寺表参道の老舗旅館、清水屋旅館は来年で創業150年だそうです。旅館の中は150年もたっているとは思えないほどきれいで、中でも太鼓橋という旅館の名所に心がひかれました。また、旅館に足を踏み入れた瞬間からまるで別世界に来たのかと思うくらい空気が一変したように感じました。

旅館の名所、太鼓橋には貴重な桜の木が使われているとのこと
私はなぜこのような素晴らしい旅館を150年も続けてこられたのか疑問に思いました。そこで、60年以上働いているご主人の清水翔太郎さんに、どのように建物を維持し続けているのか聞いてみました。「手入れが大事。木造の建物は手入れを続けないとすぐもろくなってしまう」と話してくれました。
それから、なぜこんな大変な仕事を続けているのかも聞いてみると、「人と話すのが楽しい。たまに面白い人が来るので、人と関わることがやりがいなのかもしれない」と話してくれました。
長野オリンピックが開催されてから海外からの観光客が徐々に増えて、今では約7割が海外からのお客さんだそうです。「たくさんの人が来てくれて、人の動きで空気を循環するのも建物が元気な秘訣(ひけつ)」とも話していました。
日本の文化を世界の人におもてなしの気持ちで伝えている清水さんは素晴らしい方だと思いました。