ホーム > くらし・手続き > 上下水道局 > 上下水道事業のご案内 > 水道管の更新・耐震化情報 > 水道管の更新・耐震化を進めています
更新日:2025年3月1日
ここから本文です。
長野市が管理する水道管は、総延長約1,850km(簡易水道を除く)です。
市営水道の水道管は、平成27年度末で法定耐用年数(40年)を超えている老朽管が約250kmあり、このままでは年々増加し、平成38年度には約763kmに達する見込みです。
また、水道管の耐震化率は、8.3%と低い状況にあります。老朽化した水道管をそのままにしておくと、破裂や漏水の原因となり、市民生活に重大な影響を及ぼすことになります。
平成12年:破裂(昭和通り市民会館前)
鋳鉄製Y字管:直径500mm(昭和36年布設)
平成24年:破裂
鋳鉄管:直径150mm(昭和42年布設)
平成19年:破裂
鋳鉄管:直径450mm(昭和36年布設)
水道事業を取り巻く環境は、人口減少や節水機器の普及、また、企業の地下水利用への転換などにより、水需要は年々減少し、それに伴って水道料収入が激減しています。
長野市上下水道局では、安心・安全な水道水を安定的にお届けするため、老朽管の更新や水道管の耐震化工事を行っており、平成27年度は約17億円、延長約14kmを施工しました。今後も、布設年度や重要度などを考慮しながら長期間の事業計画を作成して、老朽管の更新や水道管の耐震化に取り組んでまいります。
老朽管の更新工事の様子
災害などの緊急時には、緊急貯水槽や配水池等により全市民の1週間分(1人当たり約90リットルで算出)の飲料水が確保できるようになっています。
また、皆様へ飲料水をお配りする給水車を9台保有するとともに、県内や中部地方管内の水道事業体と相互支援について協定を結んでいます。
長野運動公園の緊急貯水槽
お問い合わせ先
同じカテゴリのページを見る
こちらのページも読まれています