住宅用火災警報器の有効性
- 煙の特性・・・上昇スピードは1秒で3から5メートルと速い!
- 怖い煙(一酸化炭素)
火災による死者は、やけどと一酸化炭素中毒が大半です。
火災の初期では煙は天井に一時的に留まり、そこから徐々に降りてきます。この中には有毒なガスが多く含まれています。一酸化炭素を吸い込むと意識障害を起こして動けなくなり、火傷により亡くなるか、一酸化炭素を更に吸い込み死に至ります。
- 避難が可能な時間は短い!
一般住宅の火災では、煙や火で避難ができなくなる時間は3から5分と言われています。
避難が可能な時間は、非常に短いのです。真夜中の就寝中に火災が起きた場合などは、避難できずに亡くなる方が多いのです。
- 早期に火災を知らせる「住宅用火災警報器」
映像の中で紹介したとおり、僅かな煙で反応して火災を知らせます。
最近の住宅用火災警報器には、音に加えて光で知らせる機能が付いた物や他の警報器と連動して鳴る物などもあります。
また、すでに設置されている方も10年を目安に電池の交換や、本体の点検または交換を検討してください。
- さらに詳しくお聞きになりたい方は・・・
その他、避難方法や初期消火の方法、最近の火災状況などにつきましては消防局予防課
またはお近くの消防署に問い合わせをお願い致します。
消防局予防課026-227-8001
中央消防署026-237-0119
鶴賀消防署026-223-0119
篠井消防署026-292-0119
松代消防署026-278-2992
鳥居川消防署026-253-5119
新町消防署026-262-5119
ちなみに、令和2年の人口10万人あたりの火災による死者数は、長野県が全国最多となっています。尊い命を火災から守りましょう!