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この街で、わたしらしく生きる。長野市

ホーム > 市政情報 > 市長室へようこそ > 市長エッセー(最新号)

更新日:2025年4月14日

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~共にある、暮らしの中で~市長エッセー

「健幸(けんこう)増進都市・長野」を目指す荻原健司市長が、日頃考えていることや感じたことなどを市民の皆さんにお伝えする「市長エッセー」を広報ながのに掲載しています。ぜひご愛読ください。

vol.35(広報ながの4月号掲載)

一日の予定を終えて帰路につく。車から降りて、まずは夜空を見上げてみる。雲がある日は見えないが、星が夜空に輝いているとうれしい気持ちになる。冬は空気が澄んで空の透明度が高いから、きれいな星空が楽しめる季節だ。放つ光の強さやゆらめきが気持ちをホッと落ち着かせてくれる。知っている星座がはっきり見て取れるとやはりうれしい。とはいえ、オリオン座やふたご座くらいしか知らないのだから浅学非才というもの。それでも星を見ていると「さあ、明日もまた頑張ろう。」と思えるのは、山頂から景色を見下ろした時の気持ちと、どこか似ている。長野市では、山から景色を見下ろすことも、まちから星を見上げることもできる。この環境から、何度も元気をもらってきた。

夜空に浮かぶ数え切れないほどの星。この星を見上げているのは私だけではないと思う。入学や就職など、いよいよ新しい生活をスタートさせる人たちが多い季節。新たな旅立ちに向けて準備を進める中で、不安や心配を感じることも多いだろう。そんな時にふと夜空を見上げているかもしれない。

私たちが夜空に見るほとんどの星は恒星だという。恒星とは、自分自身の内部で大量に熱を発生させて輝いている天体である。つまりは、自分のエネルギーで光っているということだろう。私たちの命や暮らしも自分のエネルギーで営まれているから、私たちは星に似ている気がする。

星の大きさや輝きがそれぞれあるように、人もまたそれぞれ。目指すところも行き先も無数の選択肢がある。だからこそ、不安や心配と向き合わなければならないことが多い。

でも、そんな時には空を見上げてみよう。きっと星が勇気をくれるはず。心の中に気にかかることがあっても、夜空の大きさよりもそれが小さく感じられたなら、もう大丈夫。

お問い合わせ先

企画政策部
秘書課政策調整担当

長野市大字鶴賀緑町1613番地 第一庁舎5階

ファックス番号:026-227-1302

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