更新日:2025年4月14日
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「健幸(けんこう)増進都市・長野」を目指す荻原健司市長が、日頃考えていることや感じたことなどを市民の皆さんにお伝えする「市長エッセー」を広報ながのに掲載しています。ぜひご愛読ください。
「森林囃子」と書いてこれを何と読むか。また、これは市有施設の名称でもあるが、どのような施設かをご存じであろうか。答えは、戸隠にある「もくもくばやし」と読む交流集会施設である。「ん?交流集会施設?いやいや、そこは日帰り温泉だろう」と森林囃子を利用した人にすればそう思うかもしれない。森林囃子の行政としての施設名は「長野市戸隠交流集会施設」であり、木造平屋建てで屋内には風呂2カ所、トレーニングルーム、休憩室を備え、屋外にはマレットゴルフ場18ホールがある。地域の交流の拠点として設置された施設で、旧戸隠村から引き継いだ。長野市内からは国道406号で鬼無里方面に走った裾花川沿いにある。今はちょうどマレットゴルフ場の芝や周辺の森の緑が美しい時季でもある。そこでこの風呂の泉質であるが・・・と詳細に説明するのも種明かしをしてしまうようでもったいない。ぜひとも足を運んでいただきたい、というのが今回のエッセーの趣旨。平成12年建築の建物は決して最新施設ではないものの、手入れや管理が行き届き、「浴室がきれいで気持ちが良い」といった利用者の声は多い。
実は、課題がある。この施設を知らない人にはそもそも施設名の「森林囃子」が読めないこと。また、日帰り温泉であることが読み取れないことだ。私もその一人だった。ただ、この名称も地元の皆さんにとっては、なじみ深い名称で親しみを感じている、とも聞いている。であればなおさらのこと、何としてもこの施設をもっと知ってほしい。市民の皆さんはもちろんのこと、市外の方々、とりわけ観光で訪れた皆さんも、ふらっと立ち寄ることができるような日帰り温泉にしたい。木のぬくもり、川のせせらぎ、そして癒やしの湯。この魅力を全国へ、そして未来へとつないでいくために。まずは皆さん、この「もくもくばやし」という名前を覚えてもらい、その暖簾(のれん)をくぐってみていただきたい。そこには、きっとまだ知られていない長野市の豊かさが待っていることだろう。
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