SDGs未来都市に選定されました。
国(内閣府)では、SDGsの理念に沿った取組を推進しようとする都市・地域の中から、特に、経済・社会・環境の三側面における新しい価値創出を通して持続可能な開発を実現するポテンシャルが高い都市・地域を、「SDGs未来都市」として選定しています。
長野市は、令和3年5月21日に「SDGs未来都市」に選定されました。
今後は、「長野市SDGs未来都市計画」を策定し、環境共生都市「ながの」の実現に向けて取組を進めていきます。
SDGs未来都市選定証
内閣総理大臣メッセージ
選定証授与式(オンライン)
選定証授与式の様子については、『令和3年度「SDGs未来都市」選定証授与式』(外部サイトへリンク)をご覧ください。
「長野市SDGs未来都市」提案概要
提案タイトル
誰もが自分らしく活躍できる活気に満ちた長野圏域の創造~環境共生都市「ながの」の実現~
2030年のあるべき姿と目標
2030年のあるべき姿(目指す将来像)
『環境共生都市「ながの」の実現』
自然の循環と経済の発展を両立させる、長野らしい、世界に誇る「産業」を、持続可能な形で、創造または再構築する。
目標1循環型社会の実現
木質バイオマス資源の活用や廃棄物の抑制に取り組み、環境負荷の少ない持続可能な循環型社会の形成を目指します。
目標2豊かな自然環境の保全と持続可能な活用
- 森林の公益的機能を維持し、質の高い森林環境を健全な形で保全していきます。
- 森林の基礎データを統合・運用するなど、官民一体の適切な森林管理体制の構築を目指します。
目標3脱炭素社会の構築と地域経済への波及
- 再生可能エネルギーを積極的に導入し、脱炭素社会の実現に貢献します。
- 「木質バイオマス利用地域モデル事業」など市内で先進的に取り組む地区の仕組みを検証、発展させ、他地域にも展開します。
- デジタル化などの新たな視点からの取り組みを進め、地域の林業や周辺産業への好循環を目指します。
目標4連携強化と人づくりの推進
- 令和元年東日本台風の被災から学んだ教訓や、「環境共生都市」のビジョンを市民や関係者と共有し、連携を強化していきます。
- 森林オーナーの森林への理解と関心を高め、長期的な視点で林業の担い手育成を図ります。
- 森林教育等の機会を作り、森林への関心や理解の向上を図ります。
- 連携中枢都市圏を構成する市町村との連携や協働により、目標を達成していきます。
目標5SDGs理解の促進と情報発信
- 環境保全を理念に掲げた1998年の長野冬季オリンピック・パラリンピックなど、国際行事で示した長野の価値観やメッセージを次世代に繋ぎます。
- 都市ブランディングの一環で、戦略的に国内外に向けて情報発信し、理解者や協力者を増やしていきます。