更新日:2023年2月8日
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日時:令和元年6月20日(木曜日)午後4時~午後5時30分
訪問先:長野女子高等学校(三輪九丁目)
参加者:長野女子高等学校インターアクトクラブの皆さんなど12人
長野女子高等学校インターアクトクラブの皆さんと、「地域のための何ができるか」をテーマに、意見交換を行いました。
このクラブは、20年ほど前の1998年にオリンピックを記念して組織し、国際交流の活動、社会福祉やボランティアの奉仕活動を中心に活動しているそうです。
この日は、三輪地区のフリーペーパー「みわたりあん」の創刊や、三輪地域住民の皆さんと一緒に考案したオリジナル弁当「みんなのわ弁当」などの取り組みを聞きながら意見交換をさせてもらいました。
インターアクトクラブの皆さんは、三輪地区での清掃活動やお祭りのボランティア活動などを通して知ることができた地域の魅力を、地区内・外の皆さんに知ってもらいたいと思い、地域の魅力がある場所やお店をはじめ、この地域に住む外国人や保育園の子どもたちなどを取材し、三輪地区のフリーペーパー「みわたりあん」を創刊したとのことでした。これまで第1号・第2号を発行し、現在は3号の編集を行っているそうです。
長野女子高等学校の生徒の皆さんが地域に出掛けていき、取材した内容をフリーペーパーにまとめ、地域内・外の皆さんにお知らせをしていくことは、地域再発見につながる非常に良い取り組みだと感じました。
長野女子高等学校インターアクトクラブが発行したフリーペーパー「みわたりあん」
長野女子高等学校の最寄り駅に当たる長野電鉄本郷駅を活性化させるために、地域の子どもたちや学生、住民の皆さんと一緒に検討を重ね、教育機関が多いこの地域をイメージしながら学校給食風の駅弁を考案したそうです。みんなが輪になって考えたことと、三輪の「わ」をかけてネーミングした「みんなのわ弁当」を、文化祭や鉄道イベント、三輪地区のお祭りで販売したそうです。
インターアクトクラブの皆さんは、この取り組みが地域の活動として新聞で取り上げてもらい、地域からの反響も大きかったことで、この活動をしてよかったと語っていました。今後は、本郷駅でみんなのわ弁当の販売をしたいと考えているようです。
地域の皆さんは、若い皆さんが町に出てみんなのわ弁当を販売する活動をしている姿を見て、本当に喜んでいるようなので、これからも友だちを誘って地域のイベントなどに参加してほしいとお願いしました。
今後、インターアクトクラブの皆さんは、三輪地域に田んぼを残していく取り組み「三輪田んぼ保存プロジェクト」や三輪ソングの制作、国際交流の取り組みなど、さまざまな活動に取り組むそうです。
インターアクトクラブの皆さんにとって、国際交流や地域の魅力を発信する取り組みは学生生活の中で大きな思い出になると思うので、仲間を増やしながら継続して頑張ってもらいたいと激励しました。
また、皆さんの取り組みは、地域の皆さんにも大変喜ばれているようなので、これからも三輪地区を元気するために、取り組みを続けてほしいとお願いしました。
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