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更新日:2024年12月27日
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長野市には、子どもの夢や目標を全力で応援しているソフトテニスクラブのコーチがいます。
今回、小・中学生が所属し、長野市で活動している「長野ジュニアソフトテニスクラブ(以下長野JSTC)」のコーチ、正田武志さんを紹介します。
正田さんは、中学からソフトテニスを始めました。正田さんの娘さんが長野JSTCに所属していた時、当時のコーチから「コーチをやってほしい」とお願いされたことがきっかけで、24年間小学生への指導を続けています。
なぜ、小学生への指導を続けているのかと聞くと、「子どもは才能にあふれている。心も体も技術も成長するだけなので、将来を考えて教えることができる。いつも頑張って練習している子どもの輝いている姿、成長している姿を見ることができるのが魅力。子どもたちの目標や希望、夢にこそ価値があり、そのことを応援できることにやりがいを感じている」と答えてくれました。また、どんなチームにしたいか聞くと、「他県の選手やいろいろな人とソフトテニスを楽しんでほしい。子どもたちにもソフトテニスを通じてさまざまな人と出会い、楽しいと感じてほしいので、一つでも上の大会に出場できるよう“強いチーム”にしたい」と話していました。実際に、正田さんが指導を始めてから、毎年のように選手は全国大会に出場しています。
僕は長野JSTCに小学3年生から所属しています。
正田コーチは、練習ではまず、何のための練習なのか、意識するところはどこか話してくれます。練習中は、子どもたちの動きを見て、直した方がいいところ、意識するところを具体的に指導してくれます。試合中は、「何を考えて試合をしているか」と聞いてくれます。選手の意見を聞いた後、「こうしたらいいよ」ではなく、「これはどう?」と提案して、ペアと「どこを狙うか」など2人で話し合えるようサポートしてくれます。勝っているときも負けているときも明るい声で、基本を1番に教えてくれます。負けていたり、追いつかれたりして焦っているときには、コーチから声をかけてもらえると気持ちが楽になります。僕は緊張や不安でガチガチになってしまうので、コーチの指導があって心強いです。
試合後、選手たちはノートに良かったこと、反省点、次に頑張りたいことなどを書き、コーチに提出します。コーチは大事なところに線を引いたり、これからの練習で意識することをコメントしてくれます。コーチは、こうしたら勝てるという方法を教えるのではなく、「自分たちのプレー」が試合でできるよう、自分で意識したり、考えたりできるように支えてくれています。
しかし、試合ではいつも勝てるわけではありません。勝てない選手に対し、指導が嫌になることはないかと聞くと、正田コーチは「テニスに勝ち負けはある。体の大きさも違う。目先のことだけではなく、大きくなった時に輝いてくれればいい。負けて勉強になることの方が多い。」と答えてくれました。試合で負けてしまったときに、正田コーチから「大丈夫。これから頑張って練習して、もっとうまくなって次は勝てるようにしよう!」と優しく声をかけてもらったことが心に残っています。僕は、正田コーチに教えてもらい、一生懸命頑張っている同じチームの仲間、大会で出会った県内外の仲間とソフトテニスができて楽しいです。
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