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更新日:2026年3月13日
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私はみそ汁が好きなので、長野市にある伝統的なみそ蔵の三原屋さんにお話を伺いました。
お話ししてくださったのは、代表取締役の河原清隆さんです。


三原屋代表取締役の河原清隆さん(右)
建物は明治時代からあるとのこと
信州みそは、関東大震災の時に支援物資として送られた際に好評だったことから、関東へ広まったとのことでした。
しかし、最近よく見かけるみそは、近代化された設備でつくられるようになって、昔のような手づくり感が失われつつあるのだそうです。
ただ、全国でみそを作っている781社のうち86社が長野県に、そのうち11社が長野市にあり、三原屋さんのような伝統的な製法のみそ屋さんが残っているそうです。
効率ではなく、伝統的な食文化を守ろうという長野全体の考え方が私はすごいなぁと感じました。みそ蔵の香りがするような新鮮なみそはスーパーに出回らないとのことですが、学校の給食で三原屋さんのみそを食べていたと知り、うれしく思います。
日露戦争前までは、みそは買うものではなく各家庭で作るものだったそうで、2、3軒で一緒に麹(こうじ)から仕込みみそを作って分けても、それぞれのお家で出来上がるみその味は違ったそうです。各家庭の菌がみそを育てるので、みんな自分の家のみそが一番おいしいと感じるらしく、「手前みそですが…」と言う言葉はそこに由来していると伺い、なるほどな!と思いました。
そのことから身土不二(しんどふじ)の考え方も教えていただき、現代の無菌へと進む世の中に対して、環境とつながり、地元の風土とつながること、菌と共に生きる大切さを強く語られていました。そして、発酵食品として仕込みみそを広めたいという河原さんの思いにも共感しました。

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発酵してアミノ酸の結晶が付いているみそ |
最後にみそ汁の具でオススメを聞いたところ、「旬の食材をなんでも入れればいいんだよ」とおっしゃっていて、河原さんらしいお答えだなと思いました。
いいおみそなら、野菜などの素材を引き立てるし、食材から出汁(だし)が出るので、わざわざ出汁を使わなくてもおいしいみそ汁ができるとのことです。
私も仕込みみそを買い、自宅で熟成させ、私だけのみそを作ってみたい!そして、そのみそと旬の野菜で美味しいみそ汁を作りたい!と思います。
こういう伝統がいつまでも受け継がれてほしいです。
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