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更新日:2024年9月12日
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松代大本営地下壕は、舞鶴山(まいづるやま)(現気象庁松代地震観測所)を中心として、皆神山(みなかみやま)、象山(ぞうざん)に碁盤の目のように掘り抜かれ、その延長は約10キロメートル余りに及んでいます。
ここは地質学的にも堅い岩盤地帯であるばかりでなく、海岸線からも遠く、川中島合戦の古戦場として知られている要害の地です。
第二次世界大戦の末期、軍部が本土決戦の最後の拠点として、極秘のうちに、大本営、政府各省等をこの地に移すという計画のもとに、昭和19年11月11日から翌20年8月15日の終戦の日まで、およそ9箇月の間に建設されたもので、突貫工事をもって、全工程の約8割が完成しました。
この建設には、当時の金額で1億円とも2億円ともいわれる巨費が投じられ、また、労働者として多くの朝鮮や日本の人々が強制的に動員されたと言われています。
なお、このことについては、当時の関係資料が残されていないこともあり、必ずしも全てが強制的ではなかったなど、様々な意見があります。
松代象山地下壕は、平和な世界を後世に語り継ぐ上での貴重な戦争遺跡として、多くの方々にこの存在を知っていただくため、平成元年から一部を公開しています。
パンフレットはこちらをご覧ください。松代象山地下壕パンフレット(PDF:1,048KB)
入壕料は無料となっており、午前9時から午後4時までの間、見学可能です。(午後3時半までに入壕していただくようお願いします。)
予約の連絡は不要です。
毎月第3火曜日及び年末年始(12月29日から1月3日まで)
ただし、第3火曜日が祝日の場合は公開し、その翌日を休壕日とします。
8月15日(終戦記念日)が第3火曜日の場合も公開し、その翌日も公開します。
点検等により臨時休業する場合は、こちらのページでお知らせいたします。
見学の方は次のことを守って入壕して頂くようお願いします。
新型コロナウイルスの感染が拡大しています。地下壕においても、感染拡大を防ぐため、アルコール消毒液の設置や職員のマスクの着用などの対策を実施しています。
ご来場の皆さんにも、マスクをつけての来場やこまめな手洗い、アルコール消毒などにご協力いただくようお願いいたします。
また、風邪のような症状がある場合には、見学を自粛していただきますようお願いいたします。
長野ICから約2.5Km、約5分
JR長野駅善光寺口(のりば3)「松代高校行き」約30分、【松代八十二銀行前下車】徒歩約20分
平成28年4月1日から、松代地震観測所の見学は建物の外からのみとなります。(観測所職員の常駐が終了したため)
天皇御座所予定地は窓越しに見学できます。
気象庁松代地震観測所連絡事務所(長野地方気象台内)026-232-0171
お問い合わせ先
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