更新日:2025年8月15日
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クマは山林に生息しており、市内の山林でも目撃されることがあります。
雑食性で季節によって食べる物が変化し、夏から秋にかけて山で食べ物が不足すると、人里近くに出没し、農作物への被害を与えることがあります。その際、人身被害のリスクも高まるため注意が必要です。
基本的に臆病な性格をしていると考えられていますが、驚いたり危険を感じたりすると身を守るために攻撃的になることがあります。
自分自身の身を守るために、国や県のホームページでクマに関する情報や注意事項を確認してください。
長野県内において、クマの目撃情報が例年より多い地域に「ツキノワグマ出没注意報」が発令されています。
長野市を含む長野地域は、現在、「ツキノワグマ出没注意報」は発令されていませんが、市内でもクマの目撃情報が寄せられているため、特にクマの活動が活発になる早朝や夕方は、クマと遭遇しないよう注意が必要です。
クマが生息している地域では、クマ鈴やラジオなど音の鳴るものを携行し、鳴らしながら行動することが推奨されています。
一般的にクマは人の気配を感じると自ら避ける習性があります。そのため、笛やラジオなど音の鳴るものを活用して、クマに自分の存在を知らせるようにしましょう。
クマが活発に活動する朝夕の時間帯は、山林等に入ることを避けるようにしましょう。
また、万が一の遭遇に備え、複数人で行動することが推奨されています。
キャンプや魚釣りなどで渓流沿いを移動する場合は、川の流れる音で原因で人もクマもお互いに気づかず、危険な距離まで接近してしまうことがあります。
クマの生息域にいることを意識し、常に周囲の状況に注意しながら行動しましょう。
クマの足跡やフン、樹木の爪痕などを見つけた場合は、それ以上進まずに引き返すことが重要です。
クマも驚き、興奮して攻撃的になる可能性があるため、クマから目を離さず、刺激しないようゆっくりとその場から離れてください。
クマは、逃げるものを追う習性がありますので、背を向けて走って逃げることは絶対に避けてください。
逃げることが困難な場合は、うつ伏せになり、頭と首を手で守る姿勢をとることが被害を軽減する方法として推奨されています。
クマ撃退スプレーはホルダーに入れるなど、すぐ取り出せるようにしましょう。
スプレーの照射範囲や消費期限は商品によって異なります。取扱説明書をよく読み使用しましょう。
トウモロコシやプルーン、モモなどを栽培している畑や果樹園等の周囲には、電気柵を設置したり、藪をあらかじめ刈り払うなど、クマを寄せ付けない対策をとりましょう。
また、生ゴミもクマのエサです。一度餌付いてしまうとその場所を執着するようになり、人に見つかることを恐れなくなるなど、人身被害に繋がる可能性が高まります。
空き家や普段出入りしない家屋は、クマなどの野生獣が侵入することがあるため、戸締まりを徹底しましょう。
令和7年8月15日現在の目撃・出没件数は、72件です。
令和7年8月15日現在の目撃・出没件数は、38件です。
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