更新日:2024年6月27日
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⇒健康な状態です。今後も、現状を維持できるように努めましょう。
⇒歯や歯肉を健康に維持するための技術や情報が必要です。市で開催している「歯科相談」を利用して、歯のみがき方や生活習慣を見直しましょう。
⇒治療が必要です。歯科医院を受診し、歯石を取ったりむし歯や歯周疾患の治療をして、口の健康を取り戻しましょう。
正しい歯みがき、規則正しい生活、バランスのとれた食生活で歯周病を予防しましょう。
具体的には、歯科衛生士の実技指導を受けてください。
砂糖の摂りすぎはむし歯や歯周病の原因となります。
砂糖が多く入った菓子類の食べすぎや食べる回数に気をつけましょう。
よく噛むことで唾液が出てむし歯や歯周病を予防します。
また、食物に含まれる繊維が歯の表面をきれいにしてくれます。
バランスのとれた食事をすることで、健康な歯周組織(歯を支えている歯肉や骨)が作られます。
また、むし歯菌や歯周病菌が増殖しにくい環境をつくります。
たばこに含まれるニコチンは、歯周病菌に対する歯肉の抵抗力を低下させ、歯周病の進行を早めます。
また、喫煙者の歯周病は重症になりやすく、治療後の経過もよくありません。
歯の質を強くするためには、「フッ化物」というものがあります。
歯の強化に適した濃度のフッ化物は、歯の質を強くしたり、歯を溶かす酸が作られにくくなるなど、むし歯予防に効果があります。
フッ化物の利用には、次の方法があります。
歯みがき中や、歯みがき後に口に残ったフッ化物がむし歯予防に効果的です。
フッ化物が入った洗口液でブクブクうがいを継続して実施することで、むし歯予防に効果があります。
歯科医院で、直接歯に適正な濃度のフッ化物を塗ることです。まだブクブクうがいができない乳幼児に適していますが、大人の歯の根面のむし歯予防にも効果があります。
歯周病は、口の中だけの問題ではなく、心疾患、糖尿病、誤嚥性肺炎、早産・低体重児出産など、さまざまな全身疾患と関連があるといわれています。全身の健康を守るためにも、歯周病を予防し、口の健康を維持しましょう。
歯肉の炎症部などから歯周病菌が血液中に流れ込み、狭心症や心筋梗塞などの心疾患のリスクを高める。
妊婦さんに歯周病があると、早産や低体重児出産の危険率が歯周疾患でない人よりも高くなる。
歯周病が悪化すると、炎症によって出てくる物質が、インスリンの働きを妨げて、糖尿病の状態を悪くする。
また、糖尿病の人は免疫力が低下しているため、歯周病が発病しやすく悪化しやすいと言われている。
誤嚥性肺炎とは、食物が誤って気管に入ったり、唾液に含まれる歯周病菌などが唾液と一緒に肺に入ったりすることによって引き起こされる肺炎で、飲み込む力や機能が低下した高齢者に多く発症する。
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