ホーム > 子育て・教育 > ながの子育て > 乳幼児健診・子どもの予防接種 > 子どもの予防接種 > 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)キャッチアップ接種の経過措置
更新日:2025年4月2日
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令和6年夏以降の大幅な需要増加により、HPVワクチンの接種を希望しても受けられなかった方がいらっしゃる状況等を踏まえ、一部の対象者は令和7年4月1日以降も合計3回の接種を公費で完了できるよう経過措置が設けられました。
平成9年4月2日~平成21年4月1日生まれの女性で、令和4年4月1日~令和7年3月31日までの3年間にHPVワクチンを1回以上接種した方
令和7年4月1日~令和8年3月31日まで
無料
※令和7年4月1日以降に1回目の接種を行う場合は有料となります。
※県外の大学に在学している等の理由により県外での接種を希望される方は、こちらをご覧ください。
「長野県外の医療機関で定期予防接種を受けられる方へ」へのリンク
使用するワクチンは3種類あります。
※接種スケジュールにおける「1か月後」などの数え方については次のとおりです。
2か月後・・・2か月後の同日(例:4月1日接種→6月1日に接種)
4か月後・・・4か月後の同日(例:6月1日接種→10月1日に接種)
※母子健康手帳等で過去の接種歴を必ずご確認いただき、必要回数以上の接種を行わないようご注意ください。母子健康手帳の紛失等により接種歴の確認ができない場合は、長野市保健所健康課感染症対策担当にお問い合わせください。
接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応のこと。汗がたくさん出る、顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出るほか、吐き気、おう吐、声が出にくい、息が苦しいなどの症状に続きショック状態になるような、はげしい全身反応のことです。
接種後に、注射による痛みや心因性の反応等による失神があらわれることがあります。失神による転倒を避けるため、接種後30分程度は体重を預けることのできる背もたれのあるソファに座るなどして様子を見るようにしてください。
副反応とは、予防接種後、一定の期間内にみられる身体的反応のことで、HPVワクチンの副反応としては、注射部位の疼痛、発赤等の局所症状のほか、全身性の症状として、疲労、筋痛、頭痛、胃腸症状(おう吐、下痢等)、関節痛、発疹、発熱等が報告されており、まれに、ショック、アナフィラキシー様症状等があります。また、痛み、恐怖、興奮などに引き続く血管迷走神経反射(針が刺さることへの恐怖や痛みなどによるストレス)と考えられる失神の報告もあります。
現在報告されている副反応は、他のワクチンよりも報告頻度が高い傾向のものもありますが、その多くは血管迷走神経反射によると思われる一過性の失神によるものです。定期的に開催されている専門家による会議では、これまでの発生状況を踏まえ、接種の中止等の措置は必要ないとの評価を受けています。
予防接種法に基づく定期の予防接種後に、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく給付を受けることができます。
健康被害の程度等に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料が支給されます。
給付申請の必要が生じた場合には、長野市保健所健康課までご相談ください。
子宮頸がんの早期発見のため、20歳を過ぎたら定期的に検診を受診しましょう。
長野市では、20歳以上の方を対象に子宮頸がん検診を実施しています。
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