ホーム > 子育て・教育 > ながの子育て > 乳幼児健診・子どもの予防接種 > 子どもの予防接種 > 子宮頸がん予防ワクチン(HPVワクチン)のキャッチアップ接種について
更新日:2023年5月15日
ここから本文です。
HPVワクチンの定期接種については、平成25年6月から積極的な勧奨が差控えられていましたが、令和3年11月をもって当該差控えが廃止されました。
これに伴い、当該差控えにより定期接種の機会を逃した方に対して公平な接種機会を確保する観点から、時限的に従来の定期接種の対象年齢を超えて接種を行うこと(キャッチアップ接種)について、国の審議会において議論され、決定されました。
令和7年3月31日まで
平成9年4月2日から平成19年4月1日生まれの女性
※実施期間中に定期接種の対象から新たに外れる世代についても、順次キャッチアップ接種の対象となる。
(平成19年度生まれの女性は令和6年度の1年間のみ対象)
※過去に接種歴のある者であってもキャッチアップ接種の対象となり、接種を初回からやり直すことなく、残りの接種を行う。
過去に定期接種の年齢を過ぎてHPVワクチンを任意(自費で)接種された方について、当該任意接種費用の一部又は全部を助成することができます。
平成9年4月2日から平成17年4月1日までに生まれた女性で、次の(1)~(4)の全てに該当する方
2価または4価HPVワクチンの任意接種(3回分まで)
接種1回につき、その接種に実際にかかった費用(文書料等は除く)
※上限16,237円
長野市ヒトパピローマウイルス感染症に係る任意接種費用助成申請書(様式1)に必要事項をご記入いただき、支払った額を証明できる書類(領収書等)と接種記録が確認できる書類(母子健康手帳や接種済証の写し)を添付の上、長野市保健所健康課へご提出ください(郵送可)。
※支払った額を証明できる書類や接種記録が確認できる書類がない場合は、長野市保健所健康課までお問い合わせください。
令和7年3月末日まで
長野市保健所健康課感染症対策担当
住所:〒380-0928長野市若里6丁目6-1
電話:026-226-9964
無料(対象年齢外での接種、規定の回数である3回を超えた接種は有料)
※県外の大学に在学している等の理由により県外での接種を希望される方は、こちらをご覧ください。
「長野県外の医療機関で定期予防接種を受けられる方へ」へのリンク
使用するワクチンは3種類あります。
注1)接種スケジュールにおける「1か月後」などの数え方については次のとおりです。
接種後30分以内に起こるひどいアレルギー反応のこと。汗がたくさん出る、顔が急にはれる、全身にひどいじんましんが出るほか、吐き気、おう吐、声が出にくい、息が苦しいなどの症状に続きショック状態になるような、はげしい全身反応のことです。
接種後に、注射による痛みや心因性の反応等による失神があらわれることがあります。失神による転倒を避けるため、接種後30分程度は体重を預けることのできる背もたれのあるソファに座るなどして様子を見るようにしてください。
副反応とは、予防接種後、一定の期間内にみられる身体的反応のことで、HPVワクチンの副反応としては、注射部位の疼痛、発赤等の局所症状のほか、全身性の症状として、疲労、筋痛、頭痛、胃腸症状(おう吐、下痢等)、関節痛、発疹、発熱等が報告されており、まれに、ショック、アナフィラキシー様症状等があります。また、痛み、恐怖、興奮などに引き続く血管迷走神経反射(針が刺さることへの恐怖や痛みなどによるストレス)と考えられる失神の報告もあります。
現在報告されている副反応は、他のワクチンよりも報告頻度が高い傾向のものもありますが、その多くは血管迷走神経反射によると思われる一過性の失神によるものです。定期的に開催されている専門家による会議では、これまでの発生状況を踏まえ、接種の中止等の措置は必要ないとの評価を受けています。
予防接種法に基づく定期の予防接種後に、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障がでるような障害を残すなどの健康被害が生じた場合、その健康被害が接種を受けたことによるものであると厚生労働大臣が認定したときは、予防接種法に基づく給付を受けることができます。
健康被害の程度等に応じて、医療費、医療手当、障害児養育年金、障害年金、死亡一時金、葬祭料が支給されます。
給付申請の必要が生じた場合には、長野市保健所健康課までご相談ください。
子宮頸がんの早期発見のため、20歳を過ぎたら定期的に検診を受診しましょう。
長野市では、20歳以上の方を対象に子宮頸がん検診を実施しています。
お問い合わせ先