更新日:2025年1月6日
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環境学習会は、長野市内の小・中学生を対象に、体験学習を通じて自然の豊かさや大切さなどを実感し、環境を守り育むために自分に何ができるか考えるきっかけとしていただくことを目的に開催しています。
多くの皆様からのご応募、ご参加ありがとうございました。
日時:令和6年6月15日(土曜日)午前10時から午後零時まで
場所:飯綱高原柳沢池、戸隠古道、大谷地湿原
参加人数:33名(応募152名)
目的:自然環境と人とのつながりを学び、希少な動植物を保護するためにできることを考えるきっかけとすること
今年度最初の環境学習会は、長野県の準絶滅危惧種に指定されているモリアオガエルの卵塊の観察を行いました。
戸隠地質化石博物館の古賀研究員を講師に迎え、植物等の解説を聞きながら戸隠古道を進み、モリアオガエルが生息する柳沢池まで散策しました。柳沢池では、卵塊が20個程度見られ、モリアオガエルも観察することができました。
この学習会を通じて、長野市の素晴らしい生き物や自然を大切にしたいという気持ちが芽生えると嬉しいです。
日時:令和6年6月29日(土曜日)午前10時から午後4時まで
場所:生涯学習センター
参加人数:55名
目的:ポイ捨てごみ防止や脱プラスチックにつながるマイボトルの推進を図ること
※信州環境フェアにブース出展
台紙に色を塗ったり、絵を描いて、オリジナルタンブラーを作りました。タンブラー作りの前には、海洋ごみ問題に関する動画を視聴し、マイボトルを使用するなどの脱プラスチックに向けた取り組みの重要性を学習していただきました。
「会社に持っていって使おう」、「お出かけのときの水筒で使える」など親子で会話している姿も見られました。オリジナルタンブラーづくりを通じて、普段の生活からプラスチックごみについて、関心を高めてもらえたら嬉しいです。
日時:令和6年7月19日(金曜日)午後7時から午後9時
場所:茶臼山自然植物園
参加人数:19名(応募125名)
目的:地すべり地である茶臼山において、自然の中での虫捕り体験を通じて、里山の今と昔の変化を学び、身近な生き物や里山を保護する大切さを考えること
初めてとなる夜の学習会を開催しました。日中に昆虫はあまり見られませんでしたが、学習会開始時刻になると、多くの昆虫が出てきました。講師を務めていただいた戸隠地質化石博物館の古賀研究員と、生物保全団体わかぜん代表の村上様からは、昆虫の生態や自然界における役割、今と昔の里山の変化についてお話しいただきました。
夜の森で昆虫採集を楽しみながら、身の回りの環境について目を向けていただくきっかけになりました。
日時:令和6年8月2日(金曜日)午前10時30分から午後零時、午後1時30分から午後3時まで
場所:戸隠キャンプ場さかさ川
参加人数:午前の部、午後の部合わせて59名(応募341名)
目的:実際に川に入り水生生物の採取をすることで川の状態を知り、魅力を実感し、自然環境を守るために何ができるのか考えること
戸隠地質化石博物館の古賀研究員、生物保全団体わかぜん代表の村上様、長野市環境保全温暖化対策課の矢島主査を講師に迎え、川の生き物の取り方や採取した生き物の分類について、詳しく教えていただきました。
指標生物の他にも、珍しい生き物を観察することもでき、非常に盛り上がりました。
水質検査キットを用いた検査や、採取した指標生物から、さかさ川の水質はきれいな水ということがわかり、きれいな川を守るためにごみのポイ捨てをしないなど、何ができるか考えることができました。
日時:令和6年8月17日(土曜日)午前9時30分から午後零時
場所:Workcation Place 花伝舎
参加人数:11名(応募18名)
目的:体験の機会の場である「Workcation Place 花伝舎」において、園内の散策や希少な動植物の観察を通じて、生き物同士の共生関係について学び、地域固有の生き物を保全するためにどのような取り組みが必要か考えるきっかけづくりとすること
令和5年度に体験の機会の場に認定した「Workcation Place 花伝舎」で、初めて学習会を開催しました。花伝舎を運営するミヤマ株式会社の方々から、園内に生息する植物や飛来する蝶についてご説明いただきながら、園内の散策や、蝶の採取をしました。蝶を採取したあとは、図鑑での種類の判別や、個体の特徴を捉えたスケッチを行いました。蝶の採取ができるのは、今回の学習会限定であり、非常に貴重な機会となりました。
日時:令和6年9月28日(土曜日)午前9時から午後2時まで
場所:長野市体験の森
参加人数:20名(応募101名)
目的:自然の中にあるものを使ってアウトドアを楽しむブッシュクラフトの体験を通じて、森につながる私たちの暮らしを見つめ直し、自然と共生するために何ができるか考えるきっかけとすること
ブッシュクラフトインストラクターの梨本利信様、長野市森林いのしか対策課の倉島係長を講師にお迎えし、日常生活・キャンプで役立つロープワークや、環境に優しい焚き火の方法を教えていただきました。焚き火の片付け方では、焚き火をしたその上からまた自然が始まるように片付けることを教えていただき、未来に向けて、豊かな自然を残す方法を考えることができました。この学習会を通じて、自然の豊かさを守るための取り組みを続けていただけると嬉しいです。
日時:令和6年11月23日(土曜日)午前10時30分から午後零時30分まで
場所:生涯学習センター4階大学習室2、3
参加人数:92名(応募総数211名)
目的:2050ゼロカーボンに向け、「自然エネルギー」をテーマに、学習会とスーパーソーラーカー作りを通じて、私たちの暮らしと自然エネルギーのつながりを、子どもから大人まで一緒に勉強し、学校や家庭で何ができるのかを考えるきっかけとすること
共催:長野市地球温暖化防止活動推進センター
長野市地球温暖化防止活動推進センター政策部長堀池政史様から、自然エネルギーとはどのようなものなのか、地球温暖化の解決にはどんなことが必要なのかお話いただきました。
スーパーソーラーカー作りでは、長野市地球温暖化防止活動推進員の大澤幸造様から、解説いただきながら作製を進めました。配線など難しい工程がありましたが、参加者全員完成させることができ、無事走行させることができました。
この学習会を通じて、普段の生活からCO2削減に向け、できることから取り組みを始めていただけると嬉しいです。
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