更新日:2024年11月15日
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山新田地域は、綿内地区に位置し、標高600mに位置する環境と水資源に恵まれ、良質な果樹を生産している地域です。
草刈り、泥上げ等の農地維持活動に加え、様々な農村環境保全活動に取り組んでいます。
そのうちの取組事例を一部紹介しています。
令和6年5月26日に、地域のみなさんと一緒に、耕作者がいないため組織で保全管理を行っていた農地を活用してさつまいもを植えました。
主催は、山新田地区農地・水・環境保全組合と山新田地区の地域公民館による共同開催です。参加者は、地域住民及び希望者で、14名の参加がありました。作業は、地元の経験豊富な大先輩のおばあちゃんから指導をいただきながら行い、苗の植付け作業(紅はるか20本)には地元の小学生の参加もありました。
さつまいもを植える土作りを行い、雑草対策にマルチを設置したのち、マルチに穴を開け、苗を植え付けました。
このさつまいもは、11月に収穫を行い、地域の公民館で収穫祭を行います。
令和6年7月8日に地区の公民館で事務研修会を行いました。
これは多面的事業に取り組む組織は5年に一度必ず受講しなければならないもので、活動に関連する事務について、多面的機能発揮促進協議会から講師を招き研修するものです。
組織の役員が集まり、改めて書類の作成方法や、申請手続きの方法等を再確認します。
後半は技術研修会を行い、獣害防止対策について講義を受けました。
山新田地区では野生動物が出没するため、山の周辺には防護柵が設置されていますが、サルは防護柵を乗り越えて農地に入ってきてしまうとのことで、今回は特にサルの生態についてDVDを視聴して学びました。
エサとなるものを置かない、ロケット花火を使用して威嚇する、雑草を刈り取り、敵が身を潜める場所を作らないなど、これらの防止策はみな集落全体で取り組むことが被害防止に役立つそうです。
令和6年10月12日に、5月に植えたさつまいもの収穫体験を実施いたしました。
作業は、地元の経験豊富な大先輩のおばあちゃんから指導をいただきながら行い、収穫作業には11名の参加者が集まり、東京から来ていた中学生も参加してくれました。
さつまいもの蔓を刈り取るところから始まり、
掘り始めたら、
後はどんどん収穫していきます。
さつまいも収穫完了です。
収穫したサツマイモは、参加者にお土産として持ち帰っていただき、各家庭の食卓に秋の味覚として並んだことと思います。
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