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更新日:2024年11月1日
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近年の大規模地震では、谷や沢を埋めた造成地で擁壁等が崩れることにより、住宅や公共施設等に被害が発生しました。
このようなことを背景に、国は「宅地耐震化推進事業」として全国の大規模盛土造成地の位置、規模及び種類を調査し、「大規模盛土造成地マップ」として公表しました。
大規模盛土造成地マップは、市民の皆さまに大規模な盛土造成地の存在を知っていただくことにより、地域防災に対する意識を高め、災害の未然防止や被害の軽減につなげることを目的として作成したものです。
盛土造成地には、次の2種類があります。
谷や沢を埋め立てた造成宅地で、盛土の面積が3,000平方メートル以上のもの
国土交通省ホームページより引用
傾斜地に盛土した造成宅地で、盛土する前の地盤面の水平面に対する角度が20度以上かつ盛土の高さが5メートル以上のもの
国土交通省ホームページより引用
長野市では、令和元年度に調査した結果、大規模盛土造成地に該当する箇所が39カ所ありました。
国土交通省・国土地理院のポータルサイト「重ねるハザードマップ」(外部サイトへリンク)において、造成地の位置を検索できます。(全国の情報は令和2年3月中に検索できる予定です。)
URL:https://disaportal.gsi.go.jp/(ハザードマップポータルサイト)(外部サイトへリンク)
(表示の方法:すべての情報から選択→土地の特徴・成り立ち→大規模盛土造成地を選択してください。)
大規模盛土造成地に該当する宅地にお住まいの皆さんには個別にお知らせしています。
大規模盛土造成地の調査は新旧地形図を重ね合わせて抽出したものですので、必ずしも危険ということではありません。
なお、盛土造成地は、概ねの位置と規模を示すものですので、ある程度誤差があることをご了承ください。
Q1.「大規模盛土造成地」は、危険ということですか?
A1.「大規模盛土造成地」は、新旧地形図等を重ね合わせることにより抽出したものであり、必ずしも危険というわけではありません。
Q2.なぜ「大規模盛土造成地」の調査をしたのですか?
A2.市民の皆さんに、宅地が盛土により造成された経緯を知っていただくことにより、地域防災に対する意識を高め、災害の未然防止や被害の軽減につなげることを目的に調査しました。
Q3.「大規模盛土造成地」の地図を閲覧することはできますか?
A3.市内にある「大規模盛土造成地」は建築指導課(第2庁舎7階)窓口においてマップの閲覧が出来ます。また、長野市も含め全国の造成地は、国のポータルサイト「重ねるハザードマップ」(外部サイトへリンク)で検索が出来ます。
Q4.「大規模盛土造成地」と「土砂災害警戒区域等」との違いは何ですか?
A4.大雨等により土砂災害の恐れのある場所は、「土砂災害警戒区域」や「土砂災害特別警戒区域」に指定されています。「土砂災害警戒区域」では市が避難体制を整備し、避難時の注意事項等をお知らせするほか、「特別警戒区域」では建築や開発に対し規制がされています。また、両区域では土地の売買等の際『重要事項説明』として説明が義務付けられています。「大規模盛土造成地」は、盛土として造成された経過をお知らせしているものですので、特別な手続きや、規制はありません。
Q5.ハザードマップを確認するほかに、どのようなことを行えばよいですか?
A5.自宅に被害が及ぶ恐れのある災害を確認し、家族で災害時にどのように行動すればよいかを話し合ってください。また、災害に備えて火災保険や地震保険に加入することもお勧めします。
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