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更新日:2023年2月8日
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平成27年7月4日(土曜日)に犀川浄水場、東部浄化センターにおいて、上下水道局施設見学会「自由研究お助け教室」を開催しました。この見学会は、小学生の夏休みの自由研究の題材として活用できるような内容で、家族で水の大切さ、環境に対する関心を持っていただくことを目的に、毎年開催しています。両施設ともに、午前と午後の2回開催し、40家族114名の方にご参加いただきました。
犀川浄水場は、市内最大の浄水場です。ここでは、急速ろ過方式を採用し、短い時間で大量の水がつくられています。はじめに水道水ができるまでのビデオを見ていただき、その後、犀川浄水場内の各施設を回りながら職員が説明しました。
参加した小学生からは、「浄水場の歴史がよく分かった。」などの感想をいただきました。
まず、水道水の残留塩素を測定することから始まりました。その水に色をつけた後、活性炭を入れてしばらくすると、色や残留塩素の量はどうなるのかという実験や、毛細管現象に関する実験を行いました。
参加した小学生からは、「活性炭吸着実験がこの後どうなるか気になってわくわくした。」などの感想をいただきました。
はじめに、汚水処理の工程を学んでから、施設を見学しました。水処理の際に発生する汚泥の処理設備など、小学校の社会見学では見ることのできない施設も見学しました。
参加した小学生からは、「砂とかを灰にしているところがすごく分かった。」といった感想をいただきました。
まず、水の濁りや汚れを調べ、その後、水道水・水道水に味噌汁を少量加えた水・下水処理水の透視度を比べました。水道水と下水処理水はきれいに澄んでいましたが、味噌汁を少量加えた水は、見た目はあまり汚れていなくても透視度が非常に低くなるという結果に、参加した小学生からは、「味噌汁の汚れの実験で違いが分かってすごいと思った。」といった感想をいただきました。
その後、水をきれいにしてくれる微生物を顕微鏡で観察しました。小学生の皆さんは、とても興味深そうに顕微鏡をのぞいていました。
犀川浄水場、東部浄化センターの見学を通して、水がきれいになるまでには多くの処理や検査が必要であることを学んでいただきました。
参加いただいた保護者の方からは、
「川中島地区と吉田地区では、県営水道と市の水道で違うことをはじめて知りました。びっくりしました。」
「以前お風呂に入っているとき、子供から『お風呂の水はどこへ行くの?』と聞かれたことがあり、今回下水処理場を見学できてよかった。」
「普段、蛇口からの水しか見ていない子供が、その先の管~処理場~川に流すまでを、これからは想像して水を使えるようになると思います。そういう意味で、親も子も意識が変わりとてもよかった。」
などの感想をいただきました。
今回ご参加いただきました皆さん、どうもありがとうございました。
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