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更新日:2024年2月29日
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夏目ケ原浄水場は裾花川の表流水を取水し、薬品沈殿及び急速ろ過による浄水処理を行っています。犀川浄水場からの一部送水を受けながら、市の中心部へ配水しています。また、往生地浄水場、蚊里田浄水場への送水中継施設としても重要な役割を果たしています。
また、平成9年から、水道事業80周年を記念して、浄水場内の一部分を親水公園として開放しています。
夏目ケ原浄水場は、第1期拡張事業として昭和4年に建設され、当初は1日6,800立方メートルのポンプ圧送された犀川水源の伏流水を緩速ろ過処理して配水していました。その後、第2期・第3期拡張事業により、1日最大15,000立方メートルの緩速ろ過処理を行いましたが、犀川の伏流水の水質悪化等により、昭和40年には緩速ろ過池の使用を中止し、犀川浄水場で急速ろ過処理した浄水を受水するようになりました。
昭和38年には第4期拡張事業により、裾花ダムに参画して裾花川に1日22,000立方メートルの水利権を確保し、昭和43年から昭和47年の5ヵ年で導水・浄水施設工事を実施しました。昭和47年6月には、裾花川表流水を取水して、薬品沈殿、急速ろ過処理による運転を開始しました。
昭和47年には第5期拡張事業により奥裾花ダムに参画して、裾花川にさらに1日32,250立方メートルの水利権を確保し、昭和53年から昭和57年にかけて取水・導水施設工事を実施しました。浄水場の拡張工事は用地問題で遅れましたが、昭和62年3月にようやく着手して平成2年12月に処理能力50,000立方メートル/日の浄水場になりました。
裾花川表流水
50,000立方メートル/日
容量356立方メートル×4池
容量2,574立方メートル×4池
面積33.3平方メートル×12池
容量26,500立方メートル
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