更新日:2024年2月26日
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長野市・信濃町・飯綱町・小川村の1市2町1村(人口約40万人、面積約1,117平方メートル)
長野地域の住民の安全・安心な暮らしを災害から守る高機能消防指令情報システム
この度、長野市消防局では、住民の皆さんからの火災・救急・救助等の災害通報の受付、それらの災害発生地点を確定し消防隊や救急隊の出動をより迅速に行い出動部隊の管理や情報収集をより正確に行うことを目指し、最新鋭の「高機能消防指令情報システム」を整備いたしました。
県北部の善光寺平を中心に発展してきたこの中核的地域(長野市・信濃町・飯綱町・小川村)で生活する皆さんが安心して暮らせるよう、生命と財産を「24時間・365日」守り続けます。
正確な情報確認と迅速な指令により、現場到着までの時間短縮を目指します。
高機能消防情報システムの特徴
119番通報の受付をはじめ、指令管制業務に関わる全ての有線・無線を取り扱うとともに、自動出動指定装置、地図等検索装置を収容し、連携して運用を行います。
指令装置は4画面フルタッチパネルディスプレイで構成され、電子ペンや手書き文字認識を採用し、キーボード入力やマウス操作を不要としたことで、操作全般の負荷低減を図り、より迅速・確実に指令管制業務を行います。
大規模災害時など通報が集中する状況下においては、モード切替により指令台を増強。指揮台とあわせ最大12席による運用で、的確かつ迅速に災害事案を処理できる受付体制を確立しています。
通常4画面(自動、地図、支援、補助)のディスプレイを活用して、迅速かつ正確な指令管制業務を行います。
大地震や台風など大規模災害により通報が多発した場合、指令台を2画面に切替えて運用を行います。
長野市総合防災情報システムと連携することで、広域災害時などでも、車両運用端末装置で同様の内容を表示できます。また、市役所の災害対策本部等で指令台の受付事案情報が共有されるなど、迅速・効率的な活動が行えます。
119番通報を受信すると、指令台の画面に通報者の住所情報や発信地付近の地図が表示されます。
通報内容から火災・救急などの災害種別と、住所や付近目標物といった情報から災害地点を特定します。
出向中の車両を含め、災害種別・規模に応じた最適な出動隊を自動で編成します。
音声合成装置により消防署内に出動指令を行うとともに、詳細な指令情報を署所用情報表示盤にて伝達します。
出動隊は、車両運用端末により最短で現場到着が可能なルートを確認し、いち早く災害現場に急行します。
通信指令室と情報共有を行い、的確な現場指揮のもと、現場活動を実施します。
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